子どもの安全ブログ

入学準備特集2019 新1年生が知っておきたい防犯の知識

セコムの舟生です。

来春小学校入学をひかえたお子さんがいるご家庭では、少しずつ入学準備が進んでいるころだと思います。
春はまだまだ先のようですが、就学時健康診断で小学校に足を運んだり、学童保育の申し込みがはじまったりしますので、「小学生になる」という実感が迫ってくるのではないでしょうか。

さて、新1年生の保護者の方が心配されることのひとつに、「登下校の安全」があげられます。
保育園や幼稚園では保護者が送り迎えするのが基本ですが、小学校では子どもだけで登下校するので、犯罪や事故に巻き込まれないか気がかりなご家庭が多いようです。

そこで、「入学準備特集2019」と題して、入学までに身につけておきたい防犯や交通安全の基礎知識を何回かに分けてご紹介します。
初回の今回は、子どもの防犯 入門編として、「知らない人」についての考え方や、「知らない人」から話しかけられたときの対処方法などを取り上げます。


* * * * * * * * *


▼ 「知らない人」を「知っている」と思い込む子どもの心理
「知らない人についていってはダメよ」「知らない人からモノをもらってはいけないよ」といった言葉をお子さんに伝えたことがあるご家庭は多いと思います。

子どもの考える「知らない人」はとてもあいまいです。
ときどき見かける、どこかで顔を合わせたことがある...といった程度の人でも、「見たことがあるから、知っている」と考えてしまうことがあります。
人懐っこいお子さんですと、親しげに話しかけてきた大人とすぐに打ち解け、まるで友達のような気分になってしまうこともあるようです。

防犯においての考え方では、たとえ顔なじみでも、名前を知らず、どこの誰なのか素性がわからなければ、それは「知らない人」。
お子さんに「知らない人」を理解させるには、具体的に例を出して教えてあげるとわかりやすいと思います。

<こんな人は「知らない人」>
□ 初めて見る人
□ 名前を知らない人
□ 住んでいるところを知らない人
□ お父さん・お母さんの知り合いではない人

<さらにこんな人も「知らない人」>
□ ときどきあいさつを交わすが、名前や住んでいるところを知らない人
□ 近所でよく犬の散歩をしているが、名前を知らない人
□ よく行く公園で見かけるが、名前や住んでいるところを知らない人
□ よく行くお店で働いているが、お母さん・お父さんの友達ではない人


▼ もしも「知らない人」に話しかけられたら?
では、「知らない人」に話しかけられたり、何か聞かれたりしたら、どうしたらいいのでしょう。

「おはよう!」「気をつけてね」などと声をかけるだけなら、子どもを見守ってくれている人の可能性が高いと思います。
元気にあいさつを返すことは、悪いことではありません。

しかし、それ以上に「○○小の1年生?」「おうちはどこ?」など、しつこく返事を求める問いかけをしてくる人には、警戒が必要。
また「お菓子をあげるよ」「一緒に遊ばない?」など、子どもを誘ったり、行動を促したりする言葉も同様です。

対応の応用力が不足しているうち、特に小学1年生なら、「何か聞かれても答えなくていいよ」と教えておきましょう。
「いい人かな?悪い人かな?」と考えて行動が遅れるよりも、警戒していることが伝わる反応を示したほうが身の安全につながります。
幼い子どもが回答に窮するような質問を繰り返したり、行動を促したりすること自体、警戒に値します。
「間違っていたらどうしよう」と躊躇するのではなく、「何か聞かれても答えなくていいよ」と教えておきましょう。

また「知らない人」に話しかけられて、迷ったとき、困ったときは、相手と距離を置くこと。
すぐにその場を離れて、大人に助けを求めるように教えてください。

子どもが自分で状況を判断して、臨機応変な対応ができるまで成長するには、ある程度時間がかかります。
最初のうちは、なるべくシンプルに大切なことだけを伝えましょう


▼ 「知っている人」を増やして子どもの安全性を高める
世の中の危険や、警戒することばかり伝えていると、小学校に通うことが怖くなってしまうかもしれません。
本来子どもは、安心して登下校できる環境のなかで、のびのびと育つことが理想ですよね。
少しでもそのような環境に近づけるためにも、わが子のことを知ってくれていて、親の目が届かないときも気にかけて、見守ってくれる「知っている人」を少しでも増やす努力も必要です。

自宅から少し離れた保育園や幼稚園に通っていると、お友達と学区が違ったり、近隣に親しい知り合いがあまりいなかったりすることもあるかと思います。
小学校の学校公開日など、地域に開放されている学校行事に足を運んだり、餅つき大会や清掃ボランティアなどの地域イベントに参加したりすると、ご近所に住む同年代の子どもを持つ保護者と知り合いになる機会が増やせるはずです。

地域の安全のため、子どもの見守りに積極的に関わってくださっている方もいます。
地元に根付いたお店の方や、交通安全や防犯活動をする町内会のボランティアの方などがそうです。
お子さんと一緒に近隣を歩き、地域のために活動している方や通学路にあるお店の方などともコミュニケーションを取り、知り合いになっておくと心強い味方になってくれるでしょう。

「今度1年生になるので、よろしくお願いします」とあいさつしておくと、お子さんをきっと気にかけてくれるはずですよ。


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子どもに防犯や安全について教えるときは、一方的に押し付けるのではなく、お子さんにも考えさせることが大切。
シンプルに基本的な知識を伝え、あとは色々な例をあげながら「こういうときはどうしたらいいと思う?」と聞いてみてください。

間違っていても、「本当にそれでいい?」「他には?」などと問いかけて、思考を深めるサポートをしてあげると効果的です。
最初から答えを教えたり、子どもの意見を否定したりせず、気長につきあうこと。
これから入学までの間、親子のコミュニケーションを楽しむような気持ちで、お子さんの安全力を伸ばしてあげられるといいですね。

2018.10.11

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