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【特集/夏休みの防犯[3]】レジャースポットに潜む危険。迷子や連れ去りの対策は?

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セコムの舟生です。

お子さんたちは夏休みを満喫していますか?
親御さんの方も、そろそろ短いながらも夏休みをとって、家族で旅行に出かけるという方も多いのではないでしょうか。
「子どもと一緒にどこに行こうかな?」とあれこれ計画を立てるのは、楽しいものですよね(^^)

夏休みのお出かけは、どこもたくさんの人で賑わいます。
元気いっぱいの子どもたち。ちょっと目を離した隙に「あれ、いない!?」なんていう経験をした方も多いと思います。

そこで今回は、【特集/夏休みの防犯】として、「レジャースポットに潜む危険」を取りあげます。
ぜひ、行楽地での迷子や防犯の対策を確認してからお出かけくださいね。

* * * * * * * * *

▼ 「手を離さない」「目を離さない」がポイント
親にとって、子どもがいないと気付いた瞬間ほど背筋が寒くなることはありません。「事故に巻き込まれていないか...」「だれかに連れて行かれたら...」と考えながら子どもを捜し回った経験は、どなたも覚えがあるのではないでしょうか。

いつも以上に人出が多い夏休みの行楽地では、なるべく手をつなぎ、親の体から離さないほうが安心です。動き回りたがるかもしれませんが、子どもは体が小さいので、物陰に隠れてしまったり、人ごみに紛れてしまったりするとあっという間に見えなくなってしまいます。小さなお子さんでしたら、人ごみを抜けるまで抱っこやおんぶをしてあげたほうがいいと思います。一時的に親の体から離れることがあっても、絶対に目を離さないようにしましょう

意外なことですが、保護者が複数いるのに、子どもが迷子になってしまうことがあります。「誰かが見ていてくれるだろう」という安心感から、子どもへの目配りを怠ってしまうようです。夏休みは、おじいちゃんやおばあちゃんも一緒にお出かけする機会があるかもしれませんが、保護者が多いときほど、いま誰が子どもを見ているかを口に出して確認し合うことをおすすめします


▼ 子どもに「ここで待っていて」は通じない?
夏休みに限ったことではありませんが、外出先で大人がちょっと用事を済ませたいとき、子どもに「ここにいてね」と安全だと思われる場所で待たせてしまうことがあると思います。デパートやショッピングモールなどでは子どもが遊べるスペースが用意されていることもあり、「夢中で遊んでいるし、少しくらい離れても大丈夫かな?」と思うこともありますよね。

たしかに、おもちゃや遊具などに夢中になっている間はいいのですが、ふっと我に返ると、子どもは親を探そうとします。「すぐに戻ってくるからここにいてね」と約束していても、待っている時間は長く感じるもの。約束を忘れ、その場を離れて迷子になっても、子どもを責められません。

子どもが狙われやすいのは、ひとりでいるときです。仮に安全な場所で待たせたとしても、親を探して歩き出してしまえば、親切な顔をして近づいてくる不審者があらわれることも考えられます。

以前に誘拐や連れ去りの手口についてご紹介していますので、あわせてご確認ください。

夏休みのお出かけは親御さんも大変だと思いますが、子どもには「待っていて」が通じないと心得て、なるべく子どもにあわせて行動してあげましょう


▼ 迷子になったときどうするかを教えておく
万が一、迷子になってしまったときにどうするか、あらかじめ対処方法を子どもに言い聞かせておくのも大切です。

困ったときは、店員さんや施設のスタッフの人に助けを求めること。目的地に到着したとき、「もしも迷子になったら、あの制服を着ている人に言ってね」と教えておけば、小さなお子さんでも理解できるでしょう。少し大きくなったら、はぐれてしまったときの集合場所や連絡方法をあらかじめ決めておけば、子どもも親も速やかに次の行動に移ることができます。

迷子対策として、名前や電話番号を書いたものを子どもの衣服やかばんにぶら下げさせている親御さんがいらっしゃいますが、防犯上はあまりおすすめできません。名前を見て「○○ちゃん、お母さんがこっちで待っているよ」と声をかけ、子どもを連れ去る事例もあるからです。名前を目につく場所に書くのは避けましょう。

外からはわからない場所に書く、もしくはメモを持たせるなどして、「もし迷子になったら、お店の人にこれを見せなさい」というふうに教えたほうがいいと思います

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子どもはじっとしているのが苦手なので、レジで並んでいるときやアトラクションの待ち時間などにはぐれてしまうこともあります。子どもが飽きたときに備えて、おやつや飲み物、子どもが好きなおもちゃや絵本などを用意しておくといった対策も必要です。

行楽地へお出かけの際には、あらかじめ「迷子にしないためには」と「もしも迷子になったら」の両方から対策を考えてみてくださいね。

もちろん熱中症対策も忘れずに。


【特集/夏休みの防犯】テーマ一覧
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2012.08.06

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