冬休み前に親子で確認! 防犯対策の基本
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セコムの舟生です。
もうすぐ冬休み。冬休みにはクリスマスやお正月など、楽しいイベントがたくさん待っていますね。例年、この時期は風邪やインフルエンザが流行しますが、幼稚園や学校から帰ったら、まずは手を洗ってうがいをしましょう。せっかくの冬休みに風邪をひいて寝込んでしまったら、もったいないですよ b(⌒o⌒)
さて、今回は冬休みの注意ポイントをお話しします。
冬休みだといって、特別な防犯対策が必要なわけではありませんが、冬だからこそ注意をしなければならないこともあります。これまでにお話ししてきた注意ポイントについて、親子でもう一度確認してみましょう。
確認 [1]
「留守番中にだれか来たら、どうする?」
○ 小さなお子さんなら...
本来なら、小さな子供をひとりでお留守番させるのは避けるべきです。しかし、ゴミを出しに行く、回覧板をご近所に届ける、近所のお店までちょっと買い物を...など、子供にほんの少しだけお留守番をお願いしたいときもあるでしょう。小さな子供の場合、「だれが来ても出なくていいよ」と言い聞かせてもいいでしょう。しかし、訪問者が泥棒だった場合には、ドアや窓をこじ開けて入ってくる危険も生じます。できる限りの防犯対策をして、おうちの方は、なるべく早く帰宅するように心がけてください。
○ 中高学年以上のお子さんなら...
ある程度の判断力がついてきたお子さんなら、インターホン越しに対応させてもよいですが、その場合でも、絶対にドアは開けないことを約束させましょう。以前ご紹介した「子供の留守番中に訪問者が来たら、どう対応させる?」をもう一度、参考にしてみてください。
確認 [2]
犯罪に遭わないための5つのお約束、覚えているかな?
○ 「いかのおすし」は、防犯の基本中の基本だよ!
犯罪にあわないための5つのお約束とは、警視庁が子供を守るために作った標語「いかのおすし」のことです。小学校の掲示板などにもポスターが貼られているので、お父さんお母さんより子供たちのほうがよく知っているかも知れません。《いか》
知らない人についていかない...
知らない人とはどんな人か、もう一度、親子で確認してみましょう。《の》
他人の車にのらない...
知らない人の車には絶対に乗らないように徹底しましょう。知人による略取誘拐事件も発生しています。知っている人の車でも事前に家族と確認していない限り乗らないなど、家族でルールをつくっておくほうが安全です。《お》《す》
おおごえ(大声)を出す、すぐ逃げる...
いざというときには大声を出して助けを求めて逃げることです。とっさのときに迷わず行動ができるよう、防犯シミュレーションをしておきましょう。《し》
しらせる...
まず逃げて身の安全を確保したあとは、何があったのか親や先生に知らせるよう、約束をしておきます。子供からの報告はどんなに些細なことであっても、しっかりと聞いてあげることが大切です。
確認 [3]
わが家のルールを再確認する
子供の年齢やその子の性格に応じてルールも変わってきます。おうちで決めたルールを、もう一度確認をしましょう。○ ガスコンロ、ストーブの取り扱い
万が一、家族が留守中に火災が起きたらどうすればよいかなど、具体例を挙げて確認してみましょう。冬は空気が乾燥して火事が増える時期ですから、特に注意が必要です。○ 子供たちだけで遠出をする際の約束事は
子供だけでのお出かけを許すか否かは、各家族で決めることだと思います。子供だけで出かけるとどのような危険があるのか、話し合ってみましょう。家族でルールをつくり、守らせるようにします。
家族で旅行へ行ったり、帰省して正月を迎えたりする方も多いことでしょう。ご自宅で家族団らんを楽しむのもいいですね。親子のコミュニケーションが深まるこの時期、防犯についても話題にしてみてください。2007.12.18