子どもの安全ブログ

  • ツイート
  • facebookでシェア
  • LINEで送る

「知らない人についていってはダメ!」は子どもに通じない?

  • ツイート
  • facebookでシェア
  • LINEで送る

セコムの舟生です。

「知らない人についていってはダメ!」は子どもに通じない?どんな親でも、まず子どもに言うのは「知らない人についていったり、ものをもらったりしてはダメ」ということです。しかし、この「意味」を正確に理解することが子どもにはなかなか難しいようです。たとえば子どもにとって、いつも遊んでいる公園でよく見かけるおじさんは、顔を見たことがあるから「知っている人」という認識なのです。では、「知らない人」を子どもが区別するには、どんな教え方をすればよいのでしょう?。

ただ「知らない人」と教えるのでは、子どもは「どのレベルからが知らない人なのか」、の区別がつきません。子どもに教えるときは、たとえば、「あなたが名前を知らない人」「その人がどんな人なのかよく知らない人」、あるいは「お父さんお母さんが知らない人」などというように、「知らない人」をはっきりと定義してあげましょう。

子どもには子どもだけの世界があり、その中で人間関係ができあがっています。しかし、親としては子どもの人間関係を知っておきたいと思いますし、知っておくべきです。

たとえば「いつも新作ゲームを貸してくれるお兄さん」や「いつも公園にいて、かわいい子犬と遊ばせてくれるおじさん」といった人物が子どもたちには存在しているかもしれません。このような人たちは、子どもにとって常に優しく親切で、何度も会っているので、「知らない人」ではありません。もちろん、ほとんどの「お兄さん」や「おじさん」は、親切で子どもが好きなだけなのかもしれませんが、なかには犯罪者が子どもとの接点を得るために、こういう親切なそぶりをしていることが十分考えられます。

ですから、子どもたちがどのような人間関係を築いているのか、常日頃から子どもとコミュニケーションをとり、その上で親子でしっかりと話し合って、「知らない人」の定義を具体的に示してあげてください。そして「知らない人」に対して決して油断しないことを徹底させましょう。

2006.02.13

「セコム子ども安全教室 教材」無償提供を行っています!★詳細はこちら★ 「セコム子ども安全教室 教材」無償提供を行っています!★詳細はこちら★
お子さまのお留守番を安心して見守る秘訣とは? お子さまのお留守番を安心して見守る秘訣とは?

スペシャルコンテンツ

このブログについて

このブログは、セコムが、子供たちの安全を守るために、情報を提供しています。

防犯ブザー選び方と
使い方(3つのポイント)

アーカイブ

2024年(10)
2023年(52)
2022年(42)
2021年(28)
2020年(29)
2019年(30)
2018年(62)
2017年(111)
2016年(153)
2015年(155)
2014年(138)
2013年(75)
2012年(93)
2011年(89)
2010年(84)
2009年(70)
2008年(69)
2007年(84)
2006年(115)