防犯カメラの設置価格はいくら?値段を抑えるコツや費用相場・内訳を解説!

防犯カメラの設置価格はいくら?
値段を抑えるコツや費用相場・内訳を解説!

更新日:2025年4月7日

監視カメラや防犯カメラの設置を検討している場合、いくらかかるのか想像できない方が多いと思います。
そんな方へ、設置価格や初期費用の相場や内訳をご紹介します。是非、カメラ選びの際に参考にしてください。

イラスト:様々な種類のカメラ

監視カメラ・防犯カメラの設置価格・初期費用の相場・内訳

カメラを設置する際はどのような項目で費用がかかるのか事前に押さえておくことで、不要な費用の発生を抑えられる可能性があります。ここではカメラ設置価格・初期費用の内訳についてご紹介します。
カメラ設置にかかる費用の内訳は大きく分けると機器の価格と工事費用に分けられます。

1.機器の価格

  • カメラ本体の価格・・・画質や台数、性能(防塵・防水・AIなど)によって変動します。
  • カメラレンズの価格・・・広角や望遠などによって変動します(カメラ本体に含まれている場合もあります)。
  • レコーダーの価格・・・記録期間や接続台数、ネットワーク接続の有無などによって変動します。
  • モニターの価格・・・モニターの大きさや解像度によって変動します。
  • 取付金具の価格・・・カメラを取り付ける際に使用する金具です(金具が不要なカメラもあります)。

機器の価格は、設置するカメラの構成で大きく変化します。また、構成によってはその他の機器が追加で必要になる場合があります。

2.工事費用

  • 設置費用・・・カメラの設置にかかる費用です。
  • 部材費用・・・配線や使用する部材にかかる費用です。
  • 設定費用・・・カメラが正常に録画や再生ができるように設定を行う費用です。
  • 高所費用・・・高所などの危険な作業が発生する場合にかかる費用です。

工事費用は設置するカメラの台数や高所作業の有無などによって変動します。

設置価格・初期費用の設置における違い(屋外・屋内)

  • 屋外カメラと屋内カメラは設置の目的や用途が異なるため、設置価格や初期費用も異なります。
    ここからは、屋外と屋内の設置価格・初期費用の違いについてご紹介します。

  • 屋外

    屋外にカメラを設置することで、広範囲の監視が可能になり侵入者が建物に侵入する前に検知する事ができます。しかし、雨や風、砂、温度など環境の影響を多く受け、防塵・防水などの環境に合ったカメラを選択する費用があるため、比較的高コストになります。また、屋外ですと高い所に設置するケースもあり、その場合は高所作業費用が発生します。

  • 屋内

    屋内にカメラを設置する場合は監視範囲が狭くなるので、侵入者が建物内に侵入した際や窓やガラス扉の付近にいる際など限定的な検知のみになります。屋外に設置するカメラと違い、防塵・防水の性能は不要なため、カメラ本体の価格はある程度抑えることが可能です。高所作業も発生しづらく工事料も抑えらえる傾向にあります。

設置価格・初期費用の用途における違い(家庭用・業務用)

  • 家庭用と業務用のカメラでは設置する台数やカメラの性能などが異なるため、設置価格や初期費用に違いが見られます。

  • 家庭用

    家庭用のカメラは、お住まいの外見を損なわないようなデザインや設置が簡単にできるもの、省スペースなものなど家庭向けにデザインや性能、価格も設定されている傾向にあります。最近では有線ではなくWi-Fiなどの無線で通信するものや、クラウド上に録画データを保存しレコーダーの設置が不要なものなど、各ご家庭に合わせたカメラが多く存在しています。

    セコムのご家庭向け監視カメラシステムはこちら

    セコム品質の家庭用防犯カメラについてご紹介
  • 業務用

    業務用のカメラは、大規模な建物にも対応しているものや複数拠点を監視できるもの、AIを搭載したものなど、防犯のみならず業務効率化や生産性向上などのソリューションとして活用されることがあります。そのため、行動検知可能なAIカメラや超広角の360°カメラなどさまざまな状況に合わせたカメラが多くあります。家庭用に比べて高い性能が費用となるため、設置価格・初期費用は高くなる傾向にあります。

    セコムの監視カメラ・防犯カメラはこちら

    セコムの業務用監視カメラ/防犯カメラについてご紹介

監視カメラ・防犯カメラを選ぶ際に注意するべき点は?

最近の監視カメラ・防犯カメラは多機能かつ種類も多くあるため、カメラ選定に迷ってしまう方が多いのではないでしょうか。ここでは、監視カメラ・防犯カメラの選ぶ際に注意するべき点をご紹介します。

屋外に取り付けるカメラはIP規格の確認をする

屋外に取り付けるカメラは環境の影響を受けるため、防塵・防水に対応しているかを確認しましょう。
防塵・防止の性能として「IP規格」という表記がありますので、選ぶ際の基準にするのがおすすめです。IP規格は国際電気標準会議(IEC)によって定められた粉塵や液体の侵入に対する電子機器の耐性を等級付けする規格で、IP○○といった表記で防塵・防水性能を表しています(〇には数字が入ります)。
左の数字が防塵性能を表し第一特性数字を呼ばれ、X、0~6で等級分けされており、右の数字が防水性能を表し第二特性数字と呼ばれ、X、0~8で等級分けされています。Xは「規定していない」という意味で使用され、数字が上がるにつれ防塵・防止性能が高いことを表しています。一般的に屋外で使用する電子機器は「IP65」以上の性能が必要とされており、内容としては防塵性能が6等級で粉塵が内部に全く侵入せず、防水性能は5等級であらゆる方向から噴流水を受けても有害な影響がでない性能となっています。
十分な性能が無いカメラは雨や砂埃などで故障してしまう可能性があるため、屋外に設置するカメラはIP規格を確認し十分な性能を備えたものを選びましょう。

セコムの屋外カメラは「IP66」に対応しています

カメラ機器一覧はこちらから

レコーダーの記録期間を確認する

カメラ選びの際はカメラの画質や性能に目がいきがちですが、動画を記録するレコーダーの性能も重要になります。特に注意が必要なのが「記録期間の長さ」でいざ動画の確認をした際に確認したい期間が消えていては意味がありません。記録期間はレコーダーの記録容量・カメラの台数・記録する画質・フレームレート※によって決まります。
目安ですが、「セコムIPカメラ」では以下のような記録日数となっています。

  • フレームレート(fps)は1秒間に描写する画像の枚数を示したもので高ければ滑らかな映像になり、低いとカクついた映像になります。一般的に防犯カメラでは5~15fpsほどと言われています。

動画記録日数の目安

画質設定 画質 フレームレート 記録日数の目安(HDD2TBシングル運用の場合) 用途例
カメラ1台 カメラ2台 カメラ4台
高画質 1920×1080 15枚/秒 68.6日 17.1日 8.6日

走り抜ける車や人、不審な挙動を詳細に記録する

デフォルト 1920×1080 5枚/秒 99.4日 24.9日 12.4日

人の動きや特徴を記録する

節約設定 1280×720 1枚/秒 305.9日 76.5日 38.2日

人の出入りの履歴や異常の有無を長期間記録する

  • すべてH.265、音声無しの設定です。

撮影状況に適した機能か確認する

夜間や暗い場所など通常のカメラでは鮮明に記録できない場合は、その状況に合った機能が搭載されているカメラが必要になります。夜間では赤外線を光源とすることで暗い場所でも撮影できるIR機能や、暗い室内から明るい屋外の撮影などで明暗が激しい場合は適切な明るさで映像を記録できるWDR(ワイドダイナミックレンジ)機能など撮影状況に適したカメラを選ぶことが大切です。

監視カメラ・防犯カメラの設置費用を抑える方法

ここまで、カメラの性能や選ぶ際に気を付ける点などをご紹介しましたが、設置には多くの費用が必要になると感じられたかもしれません。ここからは、設置費用を抑える方法についてごご紹介しますので、ご自宅やオフィスのセキュリティ強化のためにご活用ください。

目的・用途に合ったカメラを選択する

目的・用途に合っていないカメラを設置してしまうと余計な費用がかかる可能性があります。例えば屋内に設置するかカメラで防塵・防止性能があるカメラは不要ですし、同じ場所を監視するカメラも不要といえます。監視場所・監視対象を明確にして目的・用途に合ったカメラを選択することで、無駄な機能を付ける必要がなくなり、効果的に費用が抑えられます。

リース契約やレンタル契約を活用する

監視カメラ・防犯カメラの初期費用を抑えたい方はリース契約やレンタル契約がおすすめです。一定の条件を満たすことで契約でき、毎月利用料を払うことでカメラを使用できます。初期費用がかかりませんので、設置費用が抑えられ導入のハードルが下がります。契約によっては、補償が付帯しているものもあり導入後も安心して使用できます。

助成金や補助金を活用する

国や地方公共団体などの助成金や補助金を活用することで費用を抑えられる可能性があります。申請には特定の条件を満たす必要がありますが、うまく活用することで大幅に費用を抑えられることがあります。詳細な内容や各条件などについては対象の組織へお問い合わせください。

一戸建て住宅のモデルプラン

ここでは、「セコム・ホームカメラシステム」の一戸建て住宅モデルプランについてご紹介します。

①ホームモニター 1台(リビングに設置)
②センサーライトカメラ 1台(駐車場を監視)
③スポットライトカメラ 1台(玄関を監視)
工事 一式
合計 361,350円(税込)
  • 上記料金以外に、ホームモニター(屋内)からセンサーライトカメラ/スポットライトカメラ(屋外)への屋外配線部分は、配管を使用する為、配管費用がかかります。
  • 正式な見積金額は、営業員が訪問させていただき、現地調査の上、ご提案いたします。

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