ホームセキュリティの選び方

※この記事は2026年6月に内容の一部を更新しています。
▼ ホームセキュリティとは?防犯対策の重要性
ホームセキュリティとは、住まいに設置した各種センサーが24時間365日体制で見守り、住宅への侵入や火災などの異常を検知した際に、迅速に対応して安全を確保するためのシステムです。
具体的には、不審者の侵入や火災をセンサーが感知したり、利用者が非常通報ボタンを押したりすると、即座にセキュリティ会社のコントロールセンターへ異常信号が送信されます。
これを受けて、全国各地の緊急発進拠点から緊急対処員を自宅へ急行させ、適切に対処します。必要に応じて110番や119番への通報も行うため、外出中はもちろん、就寝中や在宅時の安心感も大きく高まります。
昨今、犯罪の手口も多様化しており、匿名・流動型犯罪(トクリュウ)をはじめとする凶悪な犯罪が報じられています。こうした背景から、従来の「鍵をかける」といった個人による対策に加え、より確実な備えを求めてホームセキュリティを導入する家庭が増えています。大切な家族の命や財産を守るための防犯対策は、現代社会において欠かせない重要な備えとなっています。
▼ ホームセキュリティ導入の4大ポイント
ホームセキュリティの導入を検討する際は、万が一の事態に備え、自身のライフスタイルや住環境に適したシステムを見極めることが重要です。防犯の質は、機器の性能だけでなく、異常発生時の対応力や日々の使い勝手によっても大きく左右されます。
ホームセキュリティの導入を考える際、チェックしておきたいポイントをまとめました。
実績のある会社選びから、サービス内容、費用面や補償制度まで、各項目を比較検討する際の判断材料としてご活用ください。
納得のいくセキュリティ体制を整えることで、家族全員が長期にわたって安心して暮らせる住まいの実現につながります。
(1)実績と信頼性
防犯対策としてホームセキュリティシステムを選ぶ際に、特に重視したいのが、セキュリティ会社の実績と信頼性です。契約件数や、迅速な対応を支える「緊急発進拠点」の多さは、その会社の実績や信頼性を見極めるうえで、ひとつの目安になります。
【ココがポイント】
セキュリティ会社を選ぶ際は、契約件数や緊急発進拠点の数を確認しましょう。
(2)料金
ホームセキュリティの導入には、月額料金、工事費、機器の買い取り費用(レンタルの場合は保証金)などの費用がかかります。自宅の防犯対策に適したプランを選ぶには、ホームページに記載されたモデル料金を比較するだけでは不十分。
モデル料金に含まれるサービスだけでは、それぞれの住まいにおける防犯上の弱点を十分にカバーしきれない場合があります。どのようなサービスが含まれているかを詳しく確認したうえで、料金を比較することが大切です。
【ココがポイント】
自宅の間取りや家族構成、ライフスタイルに合ったセキュリティを見極めることが大切。必要なセキュリティを明確にしたうえで、見積もりを取りましょう。
(3)サービス内容と対応範囲
ホームセキュリティのシステムには、防犯以外にも対応できる機能が備わっている場合があります。たとえば「セコム・ホームセキュリティ」では、基本サービスとして火災監視や非常通報に対応しています。さらに、オプションとしてガス漏れ監視や救急通報、安否みまもり(高齢者見守りサービス)などもあります。
ホームセキュリティシステムを選ぶ際は、このような総合的なサービス内容を確認することが大切です。
【ココがポイント】
機能やサービスが充実したホームセキュリティシステムを選ぶことで、さまざまなリスクに備えやすくなります。
(4)保守対応・補償制度
ホームセキュリティを導入するなら、メンテナンス対応や補償制度にも注目しましょう。ホームセキュリティシステムにはさまざまな機器を使用しており、しかも長期にわたって使うため、機器の保守対応がしっかりしているかを確認しておくとよいでしょう。
また、補償を重視しているセキュリティ会社なら、万が一、泥棒に入られた場合の盗難保険や見舞金も完備している場合があります。たとえば「セコム・ホームセキュリティ」は、盗難保険として現金・貴金属・美術品は最大50万円、家財で最大200万円、建物の損害には修復費用見舞金として最大100万円まで補償します。
【ココがポイント】
保守対応や補償制度が充実しているシステムを選ぶと、長期的に安心して利用することができます。
(5)操作のしやすさ・利便性
ホームセキュリティを導入する際、意外と見落とされがちなのが、日々の操作性や利便性です。どれほど高性能なセンサーを備えていても、操作が複雑でセットを忘れたり、誤作動を心配して使わなくなったりしては意味がありません。家族全員が無理なく使い続けられる仕組みが整っているかを確認することが重要です。
最新の「セコム・ホームセキュリティ NEO」では、直感的に操作できるタッチパネル式の液晶モニターや、ご年配の方でも迷わず使いやすいボタンタイプのコントローラーなど、使う人に合わせて端末を選べます。さらに、顔認証機能を搭載した高機能コントローラーも用意されており、画面に顔を向けるだけで警戒モードを変更できます(オプション)。
また、スマートフォンアプリを使えば、外出先から警戒設定の状況を確認したり、セットし忘れた場合に遠隔で警備を開始したりすることができ、さらに利便性が高まります。子どもの帰宅時にプッシュ通知を受け取れる機能や、Apple Watchと連携して手元で操作できるサービスなど、現代のライフスタイルに合った利便性も備わっています。
▼ ホームセキュリティを最大限活用するための防犯対策の基本
ホームセキュリティを効果的に運用するためには、日ごろからの防犯意識が大切です。
【防犯対策の基本】
・窓やドアの施錠を徹底する
・防犯性能の高い鍵、窓ガラスを選ぶ
・敷地内の死角を減らす
・防犯カメラやセンサーライトを設置する
・定期的にホームセキュリティシステムの操作確認をおこなう
防犯対策の基本を実施してホームセキュリティの効果を最大化しましょう。
(1)窓やドアの施錠を徹底する
住宅への侵入犯罪において、もっとも多い侵入経路は窓や出入口であり、その手口の約半数が無締まり、つまり鍵のかかっていない場所からの侵入です。
防犯対策の第一歩として窓やドアの施錠を徹底することは、セキュリティの効果を最大化させるために極めて重要です。
特に注意すべきなのは、ゴミ出しや近所への買い物といったわずか数分の外出時。泥棒は常に隙を狙っており、短時間の油断が被害に直結します。たとえ2階以上の窓であっても、ベランダや雨どいをつたって侵入されるケースが少なくありません。
ホームセキュリティをセットしていても、窓の閉め忘れがあるとセンサーが正しく作動しない場合があります。外出前には家中を点検し、全ての鍵が閉まっていることを確認する習慣が大切です。万全な施錠とプロの見守りを組み合わせることで、初めて住まいの安全性が確かなものになります。施錠という基本動作こそが、家族の命と財産を守るための最も効果的な防御策です。
(2)防犯性能の高い鍵、窓ガラスを選ぶ
侵入犯罪は窓やドアが破壊する行為が多いですが、泥棒は時間がかかることを嫌がります。そのため、防犯性能の高い鍵や窓ガラスの導入は、犯行を断念させる極めて重要な対策となります。
鍵の対策としては、ピッキングに強いディンプルキーへの交換や、一つのドアに二つの鍵を設置する「ワンドアツーロック」の徹底が有効です。
また、窓ガラスについては、強じんな特殊フィルムを中間膜として挟んだ「SECOMあんしんガラス」のような防犯ガラスの採用が推奨されます。一般的なガラスは数秒で破壊されますが、防犯ガラスは貫通が困難なため、侵入を未然に防ぐ確率が飛躍的に高まります。
泥棒は「侵入に5分以上かかると約7割があきらめる」と言われています。「セコム・ホームセキュリティ」のセンサーによる24時間の監視に加え、こうした物理的な強化を組み合わせることで、警備員が駆けつけるまでの時間を稼ぎ、被害を最小限に抑えることが可能になります。
(3)敷地内の死角を減らす
泥棒は、下見することが多いといわれています。そのため、家の周囲や庭を整理整頓し、見通しを良くして死角を減らすことは、重要な防犯対策です。
庭木が伸び放題になっていたり、高い塀に囲まれていたりする住まいは、一度敷地内に侵入されると周囲の道路や隣家から犯行の様子が見えにくくなるため、泥棒にとって好都合な環境です。死角が多い場所では誰にも邪魔されずに解錠作業を続けられてしまうリスクが高まります。
また、家の周りに置かれた脚立や空のコンテナなどは、2階の窓やバルコニーへ登るための足場として悪用される恐れがあり、不用意な物品の放置は非常に危険です。
庭や玄関周りを常に美しく整えておくことは、住人の防犯意識の高さを示す視覚的なサインとなり、犯罪者に「隙がない家」という強い心理的圧力を与え、犯行を未然に防ぐことにつながります。
(4)防犯カメラやセンサーライトを設置する
住宅の防犯性能を高める上で、敷地内の死角となる場所に防犯カメラやセンサーライトを設置することも効果的です。
泥棒は、人目につきにくく、かつ侵入作業がしやすい場所を探します。特に建物の裏手、植栽に隠れた窓、夜間に暗がりとなる通用口などは、周囲の視線を遮る絶好の死角となり得ます。
こうした場所にセンサーライトを設置すると、人の動きを検知して不審者を強い光で照らし出すため、視覚的な威嚇効果を発揮します。また、防犯カメラを併用することで、死角における活動を24時間監視・記録し、犯罪の抑止力を一層強めることが可能です。
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