セコムグループの歩み
1962年
7月
飯田 亮と戸田寿一が、わが国初の警備保障会社である日本警備保障株式会社(現セコム株式会社)を創業。巡回警備と常駐警備でサービスを開始。社名の“警備保障”は、警備に安全保障の“保障”と“補償”の意味を込めた造語である。
1964年
10月
東京オリンピックで東京・代々木の選手村をはじめ、競技施設の警備を担当。この東京オリンピックで、社会から高い評価と信頼を得て、事業飛躍のきっかけとなる。
1965年
4月
セコムをモデルとしたテレビドラマ「ザ・ガードマン」が放映される。このテレビドラマはその後大ヒットし、当社の知名度が一躍高まることになる。
1966年
5月
わが国初のオンライン・セキュリティシステム「SPアラーム」を開発。管制室(現コントロールセンター)でご契約先を遠隔監視し、異常発生時には、緊急発進拠点から緊急対処を行うシステム。
1969年
4月
「SPアラーム」が108号連続射殺魔事件の犯人逮捕のきっかけをつくる。
1973年
8月
アメリカのハンティントン・ナショナル銀行と、無人銀行システム(ハンディバンクシス テム)による安全システムで提携。これにより、翌年「CDセキュリティパック」を発売。CD(現金自動支払機)の安全管理の先駆けとなる。
1974年
6月
東京証券取引所市場第二部上場。
1975年
3月
世界初のCSS(コンピュータ・セキュリティ・システム)によるセキュリティシステムを確立。異常発生と同時に信号がコントロールセンターに送信、自動的にモニターに情報が表示されるようになる。これにより安全性の向上と業務の効率化が飛躍的に進展する。
1977年
7月
セコムと東京電力株式会社、関西電力株式会社、中部電力株式会社の合弁で、日本原子力防護システム株式会社を設立。原子力発電所および電力関連施設への防護設備の企画・設計・施工・保守をはじめ、常駐警備など、防護業務全般を幅広くサポートする。
10月
自社のセキュリティ機器を生産するセコム工業株式会社を設立。(1989年8月からは植物工場を開始し、無農薬・有機栽培によるハーブの生産も行う。)
1978年
1月
台湾の中興保全股份有限公司(現・中興保全科技股份有限公司)と業務提携。台湾で初のオンライン・セキュリティシステムを提供し、本格的な海外進出を開始する。
5月
東京証券取引所市場第一部指定。
11月
安全のモデルビル、セコムSDセンターが竣工。東京中央コントロールセンターなどが入る。
1979年
3月
安全を中心とする科学技術の研究開発助成、普及啓発などを目的とした財団法人セコム科学技術振興財団を設立。
7月
自社のセキュリティシステム・機器の技術開発を行うセコムEDセンター(現セコム開発センター)を開設。