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小学生の交通事故が増える季節!?子どもの交通事故を防ぐポイント

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セコムの舟生です。

入学・進級から1カ月以上が経過し、子どもたちの日常も落ち着いてきた頃かと思います。
新しい教室、先生やクラスメイトにもなじみ、緊張感が少し緩んでくるタイミングではないでしょうか。

沖縄地方を皮切りに、これから本格的に梅雨入りを迎えます。
梅雨入りすれば、傘で視界が狭まるとともに、雨音で周囲の状況が察知しにくくなるなど交通事故の危険が増します。

警察庁の統計からも6月は、歩行中の小学生の交通事故が多い月といえます。

梅雨入りを迎える今こそ、あらためて子どもに交通事故の怖さを伝え、交通事故防止のための安全行動を徹底させましょう。

今回は、小学生に多い交通事故の特徴や、交通事故防止対策をまとめます。


▼ 小学生の交通事故の特徴
小学生の交通事故についての報道や、警察庁の統計、内閣府の資料などを分析すると傾向が見えてきます。

<小学生の交通事故の特徴>
(1)15時~17時台に多く発生している
小学生の交通事故は、14時台から急増し、15時台、16時台が特に突出。
17時台まで多い傾向が続きます。下校や、遊び先などからの帰宅時間にあたる時間帯です。

日が傾きはじめると視認性低下による事故が発生しやすくなります。
西日が反射してドライバーが信号や歩行者を見落とすこともあり、青信号でも注意が必要です。

(2)「横断時」に多く発生している
道路を横断するのは、歩行者信号や横断歩道がある場所だけではありません。
十字路や丁字路を通るとき、道の右側から左側に移動するときなども「横断」になります。

住宅街の通りは塀や庭木などで見通しが悪い場所も多く、横断するときは特に注意が必要です。
通学路や子どもの行動範囲のどこに、「横断」が必要な場所があるのかを具体的に把握しておきましょう。

(3)「飛び出し」による交通死傷事故が多い
小学生の歩行中の事故では、死者・重傷者の約4割は「飛び出し」が原因です。
歩き慣れた道では、交差点などでの安全確認がおろそかになりがち。
飛び出しによる事故では、車が減速するのが間に合わず、命に関わる大事故になる可能性があります。
子どもにもそのことをよく教え、安全確認を徹底させましょう。

(4)右折、左折車に巻き込まれる事故が多い
子どもは体が小さいので、運転者からの死角に入ってしまうことがあり、車の右左折時に巻き込み事故が起きる危険があります。
目の前の歩行者信号がたとえ青でも、後ろから左折してくる車、前から右折してくる車がいないか確認することが大切です。


▼ 交通事故防止のための「安全確認」を徹底させる
小学生の交通事故に多い「横断時の事故」や「右・左折車による巻き込み事故」。
これらの交通事故を防ぐには、安全確認を徹底させることが何よりも重要です。

小学生なら基本的な交通安全ルールは理解していると思いますが、それだけでは不十分。
「どこで」「どのように」安全確認をすればいいか、できるだけ具体的に教え、習慣づけましょう。

<安全確認を子どもに教えるポイント>
(1)横断歩道
歩行者信号が青でも、すぐに渡らず、前後左右を確認すること。
車が完全に停止したことを確認してから歩き出すよう教えましょう。
車の姿が見えたときは、無理に渡ろうとしないこと。
歩行者信号のない横断歩道では、ドライバーの顔を見て目を合わせたり、手を上げて渡ったりするとより安全です。

(2)交差点
進行方向の歩行者信号が青でも、右折や左折をしてくる車があります。
歩行者に気づいていない可能性を考えてなくてはなりません。
トラックなどの大型車や車高が高い車は死角が広いため、たとえ停止していてもすぐ前を横切らないように言い聞かせましょう。
曲がってくる車からなるべく遠くに位置取りすると、ドライバーの死角を回避しやすくなります。
実際に交差点で曲がってくる車の動きを見ながら教えると、子どもも理解しやすいはずです。

(3)見通しの悪い十字路や丁字路
飛び出し事故を防ぐためには、車や自転車が走行してくる可能性がある場所を、具体的に教えることが大切です。
必ず一時停止と、左右・前後を確認することを、具体的な動作とともに教えてください。
低学年の子どもはまだ視野が狭いので、しっかり顔を向けることが重要です。
見通しが悪い場所では、足を踏み出す前に少し顔を出して安全確認することを教えましょう。

(4)「止まれ」の標識やカーブミラーがある場所
「止まれ」や「一時停止」の標識がある場所やカーブミラーが設置されている場所は、見通しが悪くて事故の危険性が高いということ。
よく通る道では見落としがちなので、子どもの行動範囲や通学路を一緒に歩いて、あらためてしっかり把握し、安全確認を徹底させてください。

大人の視野と、子どもの視野は違います。
子どもに安全確認をする場所や具体的な方法を教えるときは、必ず子どもの目線に合わせて「見え方」を確認してみてください。
近づいてくる車や自転車がどのように見えるかがわかると、どのようなタイミングで渡ればいいかも伝えやすくなります。


▼ドライバーに子どもを「認識」させる工夫を
「子どもが見えていない」状況が、交通事故の要因のひとつです。
遠くからでも子どもの姿を認識してもらうことが交通安全につながります。

リフレクター(反射板)は、光を反射して歩行者の存在を知らせる交通安全のアイテムです。
視認性が低下する夕方や夜間、雨の日などにも効果を発揮します。

ランドセルにつけるキーホルダーや、ランドセルカバー、テープ式で好きな場所に貼り付けられるものなど、いろいろなタイプのものがあります。
体の向きや角度によって見えないことも考えられますので、複数のリフレクターを身につけることも検討してください。

リフレクターが手にはいらない場合は、目立つ色の服を身につけましょう。
蛍光カラーなど、発色がいい色は、遠目にも目立ちます。
上着やスニーカーなど、何かひとつでもいいので、パッと目につく色のものを身につけてください。

これから梅雨に入ると、雨の日が多くなります。
雨の日は特にドライバーの視認性が低下しますので、傘や長靴などに目立つ色を取り入れるのもおすすめです。
リフレクター付きの雨具なども市販されています。

交通事故を回避するための方法のひとつとして、ぜひ検討してみてください。


* * * * * * * * *


今回は子どもの「歩行中」の交通事故を中心にまとめましたが、中高学年になると、歩行中の交通事故よりも、自転車乗車中の交通事故が多くなります。

家から一歩出たら、どうしても交通事故のリスクが伴うもの。
昨日は安全に移動した道が、今日も安全であることは保障できません。
移動手段が「足」であれ「自転車」であれ、「もしかしたら車が来るかもしれない」という意識を常に持って、慎重に安全確認を重ねることが何よりも重要です。


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