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自転車で出かける子どもを事故から守るには

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セコムの舟生です。

放課後や休日も、「遊ぶときにマスクをする」「大勢で友だちの家に行かない」など、感染症に気を付けて過ごしているお子さんが多いと思います。
感染対策をしながらも、友だちと楽しい時間をたくさんつくって、元気に成長してほしいですね。

さて、小学生も中学年くらいになると、自転車に乗って出かけることが増えてきます。
子どもだけで自転車で遊びに行ったり、習い事や塾に行く際に利用したりすることもあるでしょう。
そのため、小学3年生の児童を対象に自転車教室を実施している小学校が多いようです。

しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で実施を見送った学校もあるのではないでしょうか。
正しい交通ルールや安全な乗り方があいまいなまま、自転車に乗る機会が増えていることに、不安を感じている保護者の方もいらっしゃると思います。

そこで、今回は小学生に多い自転車事故のパターンから、子どもに教えておきたい自転車の安全な乗り方のポイントをまとめます。


* * * * * * * * *


▼ 小学生の自転車事故、半数以上が「出会い頭」に発生
警視庁が発表した「小学生の交通人身事故発生状況(令和2年 上半期)」によると、学年が上がるほど自転車乗車中の事故の割合が多くなることがわかります。

そして、自転車乗車中に発生した事故の52.5%が「出会い頭」に起きたもの。
「出会い頭」とは、進行方向が異なる二者が出会った瞬間に起きる事故です。
交差点で多く発生しますが、公園や図書館など道路沿いの施設敷地から出てきたときなども、出会い頭の事故が起きる可能性があります。

本人に違反がないのに事故に巻き込まれたケースもありますが、約6割は何らかの違反がみられました。
「安全不確認」「一時不停止」「交差点安全進行違反」が自転車事故の三大要因
自転車に乗っている者の義務としておこなうべき安全確認と安全行動が不十分だったことが原因で、事故が起きてしまったということです。

自転車での外出に慣れてくると、必要な安全確認を忘れてしまうこともあるかもしれません。
しかし、自転車はスピードが出る乗り物なので、人の命を奪ってしまう可能性もあるのです。

交差点で前後左右をよく確認しなかったり、スピードをゆるめるべき場所でブレーキを怠ったりすれば、たちまち事故に直結します。
交通ルールを正しく理解して、慎重に、注意しながら自転車に乗ること。
当たり前のことですが、自転車に乗るうえで何よりも大切なことですので、あらためて徹底させましょう。


▼ 事故が起きやすい場所を知り、安全確認の徹底を
小学生の自転車事故に多い「出会い頭」の状況は、以下のような場所が考えられます。
子どもの行動範囲で該当するところがあれば、具体的に教えておくと、通過するときに慎重になるはずです。

<自転車運転中に特に注意が必要なポイント>
・信号や横断歩道がない交差路
・「一時停止」や「止まれ」の標識がある場所
・カーブミラーが設置されている場所
・建物や塀、街路樹などで見通しが悪い場所
・スピードが出やすい直線道路や坂道

このような場所では、一時停止をして前後左右をよく確認するか、いつでも止まれるくらいスピードに落とすなど、より慎重に走行することが必要です。
「もしかしたら人が歩いてくるかもしれない」「車が走っているかもしれない」と先の状況を想像できることも、自転車に乗るうえで高めていきたいスキルのひとつ。
また、道路上の安全は、皆が交通安全のためのルールを守ることによって保たれています。
法律上は車両と同じ扱いである自転車が、歩行者に迷惑をかけたり、危険な運転をしたりすれば、法的な責任を問われることがあるということを、子どもにきちんと教えてください。
その重みをしっかりと受け止めさせ、正しいルールと安全な乗り方を身につけさせましょう。

<自転車安全利用五則>
(1) 自転車は車道が原則、歩道は例外
13歳未満の子どもは「例外」にあたり、歩道を走行することができますが、歩行者に対しての配慮が必要です。安全に歩道を走行するルールを守りましょう。

(2) 車道は左側を通行する
車道を走行するときは、道路の左側に寄って通行しなくてはいけません。

(3) 歩道は歩行者優先、車道寄りを徐行
・歩道ではすぐに停止できる速度で走行
・歩行者の通行を妨げる場合は一時停止する
・歩道を走る場合は、車道に近い側をゆっくりと通行する
・歩行者が多いときは、自転車を降りて押して歩くなどの配慮をする

(4) 安全ルールを守る
・2人乗りをしない
・並走しない
・暗くなりはじめたら早めにライトをつける
・信号を守る
・交差点では一時停止と安全確認

(5) 子どもはヘルメットを着用
子ども自身が自転車に乗るときはもちろん、保護者が小さな子を乗せて運転するときもヘルメットをかぶらせてください。


▼ 保護者がおこなうべき「自転車の安全点検」と「自転車保険加入」
子どもは自転車の扱い方も元気いっぱい。
スタンドやカゴなどが破損したり、タイヤがすり減ったり、ブレーキの利きが悪くなったりすることも、珍しくありません。頻繁に乗っているなら、タイヤの空気もまめに補填する必要があります。
子どもの自転車の状態は、保護者の方がまめにチェックしてあげてください。

自転車販売店での定期点検も忘れないようにしましょう。
成長に合わせて、サドルの高さやブレーキレバーの握り幅などがあっているかなども、見てもらった方が安心です。

自転車保険の加入を義務化する自治体が増えています。
子どもの自転車事故による賠償金が高額になるケースもあるので、保護者の方だけではなく子どもの保険加入も検討してください。保護者の加入で家族分も保障する自転車保険、自転車事故に限らず幅広く保障する損害保険など、いろいろなタイプの保険が登場しています。

自転車で事故を起こさないために、そして万が一に備えておくために、保護者の方ができることをおこなっておきましょう。


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これからの時期は、日没時間がどんどん早くなります。
周囲がまだ明るくても、日が傾きはじめると交通事故のリスクが高まりますので、早めにライトを点灯することを習慣づけさせましょう。
自転車のライトは、相手に自分の存在を知らせるもの。
自転車の接近を歩行者に知らせることにもなり、早めに危険を回避することにつながります。
帰りが夕方になるときは、特に丁寧な運転と安全確認を心がけるよう、よく伝えてくださいね。

2020.11.05

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