子どもの安全ブログ

子どもの水難事故が多発!夏休みの海・川遊びの注意点

セコムの舟生です。

梅雨の晴れ間にのぞく太陽の光ががまばゆい季節をむかえました。
晴天で気温がぐんと上がると、熱中症になることがあります。

熱中症予防には、こまめな水分補給が基本です。
また首元の締め付けが少なく通気性がいい服を着せてあげてくださいね。
お出かけのときは、帽子もお忘れなく!

さて、夏休みにレジャーや旅行の予定を立てているご家庭も多いと思います。
海や川などで、水や自然に親しむのにいい季節ですね。

水遊びは楽しいものですが、毎年夏には、海や川で子どもが命を落とす事故が発生しています。
子どもの水難事故は、どうすれば防げるのでしょうか。

実際に起きた子どもの水難事故を取り上げながら、保護者の方に注意していただきたいポイントやお子さんに教えておきたいことなどをまとめます。


* * * * * * * * *


▼ 子どもの水難事故はこんなとき・こんな場所で起きる
今年6月に警察庁から発表された「平成30年における水難の概況」によると、昨年は1356件の水難事故が発生しています。
水難による死者・行方不明者は692人で、このうち22人は中学生以下の子どもでした。

子どもの水難による死者・行方不明者が発生した場所で、最も多かったのは「河川」(45.5%)。
次いで、「用水路」(18.2%)、「海」(13.6%)、「湖沼池」(13.6%)が続きました。

また、子どもの水難事故発生時の行為を見ると、最も多かったのは「水遊び」(50.0%)で、「水泳」(27.3%)を上回っています。
水際で遊んでいるときほど、注意が必要だということです。

子どもの重大な水難事故は、わずか十数センチの水深でも起こります。
本格的に泳ぐわけではない、足を少し濡らすくらいだからという油断が、子どもの水難事故を招く可能性もあるのです。


▼ 実際に起きた子どもの水難事故
子どもの水難事故は、具体的にどのようなときに起きているのでしょうか。
昨年の夏に起きた水難事故からいくつか実例を見てみましょう。


・10歳男児が川でおぼれ、意識不明の重体。母親と2人で川を訪れ、ひとりで岩の上に座って川遊びをしていたところ、足を取られて流されたとみられる(滋賀県 2018年7月)

・7歳男児がレジャー施設近くの川で行方がわからなくなり、意識不明の状態で発見。搬送先の病院で死亡が確認される。男児は保護者を含めて25人ほどで遊びに来ており、川遊びをしていた(静岡県 2018年8月)

・小学生男児2人が川に流され、約60m下流で発見される。病院に運ばれたが、ひとりが意識不明の重体、ひとりが軽傷。男児らは家族と遊びに来ており、遊んでいる際に流されたとみられる(秋田県 2018年8月)

・小1男児が川でおぼれて心肺停止の状態で発見されたが、母親の心肺蘇生で救命される。男児は家族でキャンプに来ており、兄と魚を取るために川に入ったところ、深みにはまっておぼれた(岐阜県 2018年8月)

・7歳女児が川遊び中におぼれ、死亡。 女児は中学生の姉や小6の友人と水深50cmほどの浅瀬で遊んでいた際に流されたとみられる(福岡県 2018年8月)


全国で夏休み期間中に多くの水難事故が発生していることがわかります。
子どもだけで遊んでいる際におぼれるケースや、大勢で遊びに来て姿が見えなくなるケースが多いようです。


▼ 海や川での水難事故を防ぐために
海や川など自然の水辺は、穏やかに見えても流れや波があり、水底も平らではありません。
浅瀬でも足を取られて流されたり、波にさらわれたりすることがあります。
子どもだけでは絶対に水に入らないよう言い聞かせましょう。

水辺では大人が一緒にいても、目を離した一瞬で事故が起きてもおかしくありません。
いつもと違う状況でお子さんが興奮しているようなときは要注意。
「こういうときが危ない」と意識して見守るようにしていただきたいと思います。

グループで遊びに来たときなどは「誰かが見ているだろう」という油断から、目が離れがちです。
事前に保護者同士で話し合って、子どもの見守りを交代で確実に行いましょう。

<海や川での安全対策>
・子どもが水遊びする場合は、必ず大人がそばに付き添う
・子どもだけで水のそばに行かないよう、よく言い聞かせる
・水辺を訪れるときは泳ぐ予定がなくても、必ずライフジャケットを身につけさせる
・掲示板や標識で危険が示された場所では水に入らない
・保護者が先に危険箇所を確認し、安全な場所で子どもを遊ばせる
・いざというときすぐに使える救難用具を用意しておく


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夏は、突然の集中豪雨や台風、大雨による増水など、不安定な天候になりやすい季節です。
当日晴れたとしても、前日までの雨の影響などにより川が増水して流れが速くなっていたり、海の波が高くなっていたりすることもあるので、現地の状況をこまめに確認することが大切です。
事故に気をつけて、楽しい夏をお過ごしくださいね!

2019.07.19

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