子どもの安全ブログ

小学1、2年生は特に要注意!小学生に多い交通事故のパターン

セコムの舟生です。

新入学、進級からおよそ1カ月。
学校での新しい環境にも慣れて、気のゆるみも出やすい時期です。
5月は小学生の交通死傷事故が最も多いという統計データもあり、気を引き締めなくてはならない月といえます。

今回は、警察庁の統計をもとに、小学生に多い交通事故のパターンや事故状況の傾向などについてまとめます。

登下校の安全のため、あらためて親子で気を付けるべきポイントをおさらいしましょう。


* * * * * * * * *


▼ 小学1、2年生に多い「歩行中の交通事故」
2019年3月に警察庁交通局が発表した「歩行中児童の交通事故の特徴等について」によると、平成26年~平成30年に起きた小学生の歩行中の事故による死者、重傷者数は3,276人。低学年ほど死者・重傷者数が多く、小学1、2年生だけでほぼ半数を占めています。
歩行中の事故による死者・重傷者数で最も多いのは小学1年生。小学6年生と比較すると約3.6倍となっています。

月別に見ると、小学生の歩行中の事故による死者・重傷者数が最も多いのは5月で349人
そのうち小学1年生だけで全体のおよそ30%を占める105人となっています。

低学年の小学生は、まだ視野がせまく、危険に気づくことができないこともあります。
また、体が小さいため周囲から認識されにくいという特徴もあります。
一方で、入学・進級で交友関係が変わるなどすれば、行動範囲は大きく広がります。

小学1、2年生は、行動範囲が広がる一方で、交通ルールの理解や、道路状況の把握、危険回避の判断・行動などが不十分であり、心身の未熟さもあいまって交通事故にあいやすいと考えられます。


▼歩行中の交通ルールの違反による事故が多発
小学生の歩行中の事故を時間帯別に見ると、下校時間にあたる午後3時台~5時台までが突出しており、次いで登校の時間帯となる午前7時台が多くなっています。

また、安全を確認しないで路上に飛び出す「飛出し」と、横断歩道外や走行車両の直前直後の横断をする「横断違反」による事故は、法令違反別死者・重傷者数の半数以上を占めており、特に小学1、2年生は多くなっています。

【注意ポイント】
・交差点をわたるとき
・信号機のある横断歩道をわたるとき
・信号機のない横断歩道をわたるとき
・信号機や横断歩道のない交差路を横切るとき

お子さんの通学路や行動範囲の道路をイメージしてみてください。
「道路をわたる」「横切る」シチュエーションがどれくらいあるでしょうか。

前後左右の安全を十分確認せずに歩き出したり、飛び出したりするのは、絶対にやめるようあらためて言い聞かせてください。
子どもは車のスピードや距離感を見誤り、無理に横断することがあるので、遠くに車が見えたら止まって待つ慎重さが必要です。


▼ どうしたら子どもの交通事故を防げるのか
青信号をわたっていた小学生の列に乗用車が突っ込む事故なども頻繁に起きています。
道路横断のときは、たとえ交通ルールを守っていても、事故に巻き込まれる可能性があるのです。
事故から身を守るためには、「車は怖いもの」「常に注意しなくてはいけないもの」という意識をしっかりと持たせることが重要だと思います。

道路横断では、安全確認を落ち着いて、正しく行うことが大切です。
道路をわたる際の安全確認の動作を、お子さんとあらためておさらいしてください。
たとえ歩行者信号が青でも、車が停止していても、すぐにはわたってはいけません。運転手と目を合わせて、自分が認識されていることを確認する必要があります。

丁寧な安全確認が交通事故防止にはかかせません。
慣れた道では、注意がおろそかになりがちです。近所やよく通る道の危険箇所を再確認しましょう。

また、運転者から見落とされるリスクを軽減するためには、衣類や持ち物にリフレクター(反射材)をつけることがおすすめです。
リフレクターは、曇りの日や日の傾きかけた時間帯にも、光を反射してドライバーに存在を知らせます。さらに、ひとつではなく、複数身に着けるとより効果的です。
さまざまタイプのリフレクターが販売されているので、この機会に取り入れてみてください。


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通学路を親子で一緒に歩いて、交通ルールや道路の歩き方をおさらいするなどして、気を引き締めましょう。
保護者の真剣さが伝われば、子どもはきっと理解してくれます。
ぜひ交通安全について親子で考える時間を持ってみてくださいね。

<お知らせ>

「第13回 キッズデザイン賞」応募締切間近

2019年5月10日(金)まで

「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」「子どもを産み育てやすいデザイン」を顕彰する「キッズデザイン賞」の応募の締切まであとわずかとなりました!

デザインといっても、「意匠」だけではありません。
子どもや子どもの生み育てに配慮したすべての製品、空間、サービス、活動、研究が評価の対象です。「制度」や「取り組み」など広義のデザインのほか、子ども向けのものはもちろん、子ども目線を取り入れて開発されたものであれば、一般・大人向けのものであってもご応募いただけます。

たくさんのご応募をお待ちしています!

第13回キッズデザイン賞の詳細はこちらをご覧ください。

2019.05.09

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