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通学路でも注意!子どもを狙うわいせつ犯罪

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セコムの舟生です。

小学生を狙ったわいせつ事犯がたびたび発生しています。
通学路であとをつけられたり、体を触られたりする被害も発生しており、通いなれた道でも安心できません。

卑劣なわいせつ犯罪から身を守るためには、男児女児問わず、「自分も狙われるかもしれない」という意識を持つことが欠かせません。

今回は、子どもを狙ったわいせつ犯罪の実態や、被害にあわないための対策をまとめます。

▼ 通学路で発生しやすいわいせつ犯罪のパターン
小学生が被害者となったわいせつ事犯を分析すると、被害が発生する状況にはいくつかのパターンがあることがわかります。

【パターン1:すれ違いざま】
自転車などで子どもに近づき、すれ違った瞬間に体に触れるなどする

【パターン2:声をかけて誘い出す】
「お菓子をあげる」などと声をかけ、ひと気がない場所に誘い出して体に触れるなどする

【パターン3:子どものあとをつける】
通学路であとをつけ、人通りが途絶えた瞬間に体を触ったり、自宅玄関を開けた瞬間に強引に押し入ったりする

わいせつ犯罪を回避するためには、早めに危険を察知することが重要です。
妙な視線や気配を感じたり、知らない人が近づいてきたりしたときは、「もしかしたら危ないかもしれない」と意識することが危険回避につながります。

通学路で狙いやすい小学生を探している者もいることをよく言い聞かせてください。
毎日のように通う、歩き慣れた通学路では、子どもも油断していて警戒心を忘れがち。
そんなすきが狙われると心得ましょう。

【あわせて読みたい!関連テーマ】
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▼ 通学路にある「わいせつ犯罪が発生しやすい場所」を知る
通学路は安全性が高いルートが選ばれているはずですが、「死角」は街のどこにでも存在します。
不審者が行動を起こしやすいのは、人の目が届きにくい場所。
通学路や子どもの行動範囲に該当する場所がある場合、様子をうかがいながら十分に警戒する、なるべく離れて歩くなどの対応が必要です。

<不審者が身を潜めやすい/わいせつ犯罪が起こりやすい場所>
・駐車場や駐輪場
・集合住宅
・路上駐車、路上停車している車両
・電柱や自動販売機などの影
・空き家
・シートなどで覆われた工事現場
・樹木が多く、表通りから見渡せない公園
・雑草が生い茂った空き地や河川敷など
・塀や庭木などで見通しが悪い道

上記のような場所がどこにあるのかを具体的に把握しましょう。
そのうえで、どのように行動すれば安全かをお子さんと話し合ってみてください。


▼ 自分で自分の身を守るための防犯行動
わいせつ犯罪から身を守るためには、日頃から防犯を意識した行動を心がけることが大切。
通学路を歩いているときはもちろん、公園で遊んでいるときも、塾・習い事に向かうときや帰ってくるときなども同様です。
保護者の目が届かないときも、子どもが自分で身を守ることができるよう、基本的な防犯対策を徹底させてください。

<わいせつ犯罪にあわないための防犯対策>
(1)なるべくひとりにならない(忘れ物を取りに行くときなども友達についてきてもらう)
(2)「不審者が身を潜めやすい/わいせつ犯罪が起こりやすい」場所には近づかない・なるべく離れて歩く
(3)知らない人から声をかけられても、ついて行かない
(4)ときどき後ろを振り返って、知らない人や車がついてきていないかを確認する
(5)助けを求められる場所(交番やコンビニ、子ども110番の家)がどこにあるか、覚えておく
(6)いつでも防犯ブザーを鳴らせる状態で携帯する


* * * * * * * * *


男児や、未就学・低学年の幼い子どもも、わいせつ犯罪の被害にあうことがあるのが現実です。
性別や年齢は関係ありません。防犯対策を忘れないように子どもに言い聞かせましょう。

「わいせつ犯罪への警戒は、子どもに説明がしにくい」という保護者もいますが、そのようなときは「プライベートゾーン」という言葉を使うと伝わるはずです。

【あわせて読みたい!関連テーマ】
男の子を狙う性犯罪とは?「プライベートゾーン」を教えましょう


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