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幼い子どもを狙う性犯罪に保護者が知っておくべき防犯対策

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セコムの舟生です。

1月も終わりにさしかかってきましたね。
例年、インフルエンザの流行はこれからがピーク。
受験シーズンでもあり、お子さんの体調管理にいっそう気を遣うときですね。

さて、子どもを狙った許しがたい性犯罪がたびたびニュースになっています。
なかでも昨年の後半から年末にかけては、就学前の幼児や小学校低学年の児童が被害者となる性犯罪が目立っていたように思います。

保護者と一緒に外出した先でも、目を離したわずかなすきに狙われることもあり、保護者も性犯罪対策を意識することが欠かせません。

今回は、実際に起きた事件を振り返りながら、幼い子どもを性犯罪から守るために保護者が知っておくべき防犯対策をまとめます。


* * * * * * * * *


▼ ひとりになった瞬間の幼い子を狙う性犯罪の実態
まずは2019年10月~12月にかけてニュースになった事件を振り返ってみましょう。

・低学年女児へのわいせつ目的誘拐などの容疑で30代男を逮捕。下校中の女児に「こっちにおいでよ」と声をかけ、車に乗せて誘拐し、近くのコインパーキングに車を止め、下半身に触らせるなどなどわいせつな行為をした疑い(東京都)

・小2女児に対する強制わいせつ容疑で30代男を逮捕。女児の自宅マンションのエントランスで「ここはオートロック?」などと女児に声をかけて近づき、身体を触るなどわいせつな行為をした疑い(神奈川県)

・低学年女児への強制わいせつ等の容疑で30代男を逮捕。旅行先で駐車場にいた女児に声をかけてレンタカーに誘い込み、身体を触らせてスマートフォンで撮影するなどした疑い。容疑者のパソコンからは被害女児を含む複数の動画が見つかっている(沖縄県)

・5歳女児へのわいせつ容疑で20代男を逮捕。ショッピングモールの室内遊園地で遊んでいた女児を近くの倉庫に連れていき、わいせつな行為をした疑い(京都府)

・6歳女児に対する強制わいせつ未遂で40代男を逮捕。公園の女子トイレの洗面所で手を洗っていた女児の背後から首や服をつかみ、わいせつ行為をしようとした疑い(滋賀県)

・小学男児への強制わいせつ容疑で20代男を逮捕。ショッピングセンターの男子トイレにいた男児の身体に触った疑い。トイレから出た男児が母親に伝えて事件が発覚(石川県)

下校中、自宅マンション、旅行先、公園や商業施設など、あらゆる場所で"ひとりでいる子"が狙われていることがわかります。被害者のなかには男の子も含まれています。


▼ 自分を守るために子どもに教えておきたい3つの防犯対策
これらの事件を振り返ると、いくつかの類似点があることに気が付きます。

・子どもがひとりでいるときに狙われている
・声をかけて子どもに近づく
・人目につかない場所で犯行に及ぶ/人目につかない場所に連れていく

これらを踏まえて、3つのことをこどもに約束させましょう。

(1)ひとりにならない
歩き慣れた通学路や家の近所でも、人目につかない「死角」は存在します。
無防備にひとりで歩くことは、危険だということを子どもに教えてください。
見通しが悪い公園のトイレ、駐車場や集合住宅の通路など、人目につきにくい場所は、不審者が潜んでいる可能性があります。人目につかない場所は「遊んではいけない場所」、「行ってはいけない場所」として約束させましょう。

(2)声をかけられてもついていかない/車には乗らない
声かけの内容はさまざまですが、幼い子ほど警戒心が薄く、相手の言いなりになってしまいがち。どんなに優しそうな人でも、ついていかないよう繰り返し教えてください。特に、知らない人の車に乗ることは、大変に危険なことだと理解させましょう。
声掛けのパターンについて詳しく紹介していますので、お子さんに教える際の参考にしてください。

【関連記事】
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(3)「怖い」と思ったらすぐ逃げる/大声を出す
小さなお子さんに細かく防犯対策を教えても、あまり効果的とは言えません。
シンプルに「逃げる」「大声を出す」の2つを徹底させた方が、いざというとき役に立つはずです。
「なんだか怖い」「いやだ」と感じた時は、その場からすぐに離れることが大事。
同時に、「助けて!」と大声で周囲に危険を知らせることができれば、逃げられない状況でも助けてもらえる確率が高まります。
間違っていてもいいので、「怖い」と思ったら躊躇せず行動を起こすことを教えましょう。


▼ 大人と一緒でも油断禁物!保護者が意識したい防犯対策
保護者と出かけた先で、幼い子どもが性犯罪被害にあう事件は、過去に何度も発生していて、子どもと保護者が離れるわずかなすきが狙われています。
ショッピングモールやテーマパークなど家族連れで賑わう場所でも、少し目を離したすきに小さな子どもが狙われるケースがありますので、常に意識してください。

・子どもの身辺に目を配る
子どもを狙う者は、物色しながら商業施設などをうろついていることがあります。
挙動が不審な人、子どもをじっと見ている人などがいないか、周辺に目を配ることが大事です。
盗撮などの被害もあとを絶ちませんので、スマートフォンなどを持って不自然に近づいてくる人などにも要注意です。

・子どもをひとりで待たせない
キッズスペースやゲームコーナーなどで「ここは子どもばかりだから」としばらく目を離してしまうことはありませんか。子どもが集まる場所が狙われることがありますので、小さなお子さんを遊ばせるときは必ず大人がそばに付き添いましょう。やむを得ず離れるときは、その場のスタッフにお願いするなどして、安全を確保してください。

・子どもだけでトイレに入らせない
どのような場所でも、公共のトイレに行くときは保護者の同伴が鉄則。
高学年のお子さんが、トイレで襲われる事件も過去には何度かも起きています。
少し大きくなると性別が違うトイレを嫌がるようになりますので、その場合はトイレの入り口で保護者が待ち、外から常に声をかけるか、多機能トイレを利用するのがいいでしょう。

幼い子どもを狙う不審者は、保護者が目を離す瞬間を狙っています。
子どもをひとりにしないこと、そばにいても目を離さないことが肝心です。


* * * * * * * * *


小さなお子さんは、自分の体が狙われるかもしれないという意識がなく、無防備になってしまいがちです。

卑劣な性犯罪の被害者にならないためには、小さなお子さんにも、「自分を守る」ということを理解させなくてはいけません。

「プライベートゾーン」を子ども自身に理解させることも、防犯対策として有効です。
プライベートゾーンとは、水着を着たら隠れる場所のこと。プライベートゾーンを見たがったり、触りたがったりする人、またプライベートゾーンを無理やり見せたり、触らせようとしたりする人がいたら、たとえ知っている人であっても、すぐに逃げるよう教えてください。

女の子だけではなく、男の子も同じです。
「自分を守る」という意識を持たせることが、性犯罪から守ることにつながります。

2020.01.23

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