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進級時こそ要チェック!子どもの防犯・安全対策

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セコムの舟生です。

各地で桜の花がほころび、いよいよ新学年がスタートしました。
新しい教室で出会い、学び、成長するこの1年が、お子さんにとって素晴らしいものであるよう、私も応援しています。

進級するとクラス替えなどでお子さんの交友関係が変わることがありますね。
友達が変わると行動範囲や遊び方も変わるもの。進級直後はお子さんを取り巻く環境に何かと変化がある時期です。

この時期、お子さんの成長にあわせて、防犯対策や安全対策の見直しとアップデートが欠かせません。
今回は、子どもの安全のために、進級直後の今だからこそ、確認しておきたいこと、子どもに教えておくべきことなど、保護者の方ができる対策をまとめます。


* * * * * * * * *


▼ お子さんの交友関係を把握しましょう
「誰と同じクラスになるか」は進級直後のお子さんにとってとても大きな関心事ですね。
新学期がスタートしたら、どんなクラスメートがいるのか、お子さんの話をたくさん聞いてあげましょう。
子どもの交友関係は、親御さんも関心を持って知ることが大切です。
交友関係は、わが子の居場所や行動パターンを知るうえで、非常に重要な情報源
新しい友達の名前を聞いたら、家の場所も聞いておくと安心です。
できれば保護者同士でも交流の機会を持って、気軽に連絡しあえる関係を築いておけると良いと思います。

学校に行っている間や、遊びに行っているときなど、家庭の目が届かないときの出来事を、友達やその保護者から教えてもらえることがあるはずです。
保護者同士の情報交換で、何かあったときにいち早くフォローできることもあります。

進級直後はまだクラスに慣れないこともあると思いますが、お子さんの話を丁寧に聞いていれば、よく出てくる友達の名前に気づくはずです。
学校では誰とよく話しているのか、休み時間は誰と何をして遊んでいるのか、席が近い子は誰か...など、いろいろ聞いておくと良いですね。

子ども同士の流行や興味の対象は、次々と変わっていくものです。
そのときによって、仲の良い友達が変わることもあります。
学年のはじめだけではなく、これから先も継続してお子さんの話を聞き、交友関係を常に把握しておきましょう。


▼ 遊びに行くときの「約束」もアップデートしましょう
小学校の中~高学年になると、自転車に乗って出掛けることが増え、これまでは行けなかった場所にもどんどん足を向けるようになります。
今まで遊んでいた公園よりも遠くの遊び場に行くようになったり、新しい友達の家で遊んだりすることもあるでしょう。

お子さんとは「わが家のルール」をつくって遊びに行くときに守ることを決めているご家庭が多いと思いますが、交友関係が変わり、行動範囲が広まれば、それまでのルールではフォローしきれないことも出てくる可能性があります。
「わが家のルール」もアップデートすることをおすすめします。

「どこで、誰と遊ぶのか」「何をして遊ぶのか」「何時に帰ってくるのか」を明確に保護者に伝えることが遊びに行くときのルールの基本
たとえ高学年のお子さんでも、なるべく細かく、きちんと伝えることを続けさせてください。
何かあったとき、どこにいるのかわからないようでは困ります。

成長期の子どもの行動範囲は、日を追ってどんどん広がっていくので、保護者としては、できる限りそれを追いかけ、把握しておく必要があります。
進級にあわせて、あらためて大切なルールを守ることをきちんと約束させましょう。
初めての場所に行くときは必ず保護者に「行ってもいい?」と聞くことも、約束させるほうがいいと思います。


▼ 子どもの成長にあわせて...進級の機会に話しあっておきたいこと
お子さんと話しあって、以下のルールについても見直しておきましょう。

【行ってもいい場所、行ってはいけない場所】
新たに遊びに行くようになった場所があれば、そこに子どもにとっての危険がないかを確認しておく必要があります。
池や川などの水辺、繁華街の近く、人目に付きにくい空き家や空き地など、犯罪や事故のリスクが高い場所は「行ってはいけない場所」としたほうが安心です。近隣の治安や立地環境なども考慮し、お子さんとよく話し合って安全に行動するための約束事を決めておきましょう。

【門限を過ぎるなど、突発的な事情が起きたときの対応】
遊びに行ったときに考えられる不測の事態について話し合っておきましょう。
たとえば、帰り道にひとりになってしまったらどうするか。門限を過ぎてしまいそうなときはどうするか...など。
「門限を10分以上過ぎそうなときは必ず事前に連絡する」「帰り道はこの道を通る」など決めておくと、探しに行って行き違ったり、心配を募らせたりする負担を減らせますね。
お子さんに携帯電話を持たせているご家庭では、「いつでも連絡を取れる」と気を抜かず、きちんとルール化しておくことが大切です。

【ゲーム機やスマートフォンの使い方】
学年が上がるとゲーム機の使い方がより高度になり、スマホをはじめデジタル端末を使用している子が増えることなどもあります。
子どもが今、どんな遊び方をしているのかを聞き、保護者としてどこまで許可するのかを判断しなくてはなりません。
最近は無料でダウンロードできるゲームでの課金問題や子どもへの悪影響などがたびたび話題になっています。
保護者も新しい情報に耳を傾けることが大切。
子どもが節度を持って使用できるよう、遊んでいい場所や時間なども含めて、ルールをアップデートしていきましょう


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桜が終われば、新緑の季節。
新年度は街にも変化があるときですので、親子で一緒にお子さんの行動範囲を巡ってみてはいかがでしょうか。

もしかしたら植栽が伸びて見通しが悪くなっていたり、先日まで工事をしていた場所に新しい建物が建っていたりすることもあるかもしれません。新しくお店ができて人の流れが変わることも新年度にはよくあることですね。
お子さんの行動範囲や帰宅ルートの安全を確かめることも、進級時にやっておきたい防犯・安全対策のひとつです。

<お知らせ>

「第13回 キッズデザイン賞」募集開始!

2019年5月10日(金)まで

「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」「子どもを産み育てやすいデザイン」を顕彰する「キッズデザイン賞」の募集が今年もスタートしました!

デザインといっても、「意匠」だけではありません。
子どもや子どもの生み育てに配慮したすべての製品、空間、サービス、活動、研究が評価の対象です。「制度」や「取り組み」など広義のデザインのほか、子ども向けのものはもちろん、子ども目線を取り入れて開発されたものであれば、一般・大人向けのものであってもご応募いただけます。

たくさんのご応募をお待ちしています!

第13回キッズデザイン賞の詳細はこちらをご覧ください。

2019.04.04

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