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子どもに異変?進級後に保護者が気をつけたいこと

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セコムの舟生です。

子どもの変化に気づけるよう、親子のコミュニケーションを密に取りましょう。いよいよ新しい学年のはじまりですね。
入学を迎えた新1年生のみなさん、おめでとうございます!

新しい教室、新しい先生、新しい友だち。
進学・進級直後は、これまでと環境が異なることもあり、子どもにとっては戸惑いの多いときです。
新しい環境に早くなじもうと、精神的に疲れてしまった経験は、大人でもあるのではないでしょうか。
子どもも知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまうことが考えられます。

お子さんとコミュニケーションが取れていますか?
お子さんのちょっとした変化を見逃していませんか?

この時期は、特に親御さんのフォローがお子さんの大きな助けになります
大きなトラブルに発展する前に対処するためにも、気をつけて見守るようにしたいものですね。

今回は、進学・進級で戸惑うことが多いこの時期だからこそ、特に注意したい子どもの変化や、コミュニケーションの取り方ついて考えてみましょう。

 

* * * * * * * * *


▼ 小さな変化を見逃さない!子どもからのSOSサイン
お子さんがうまく学校になじめているかどうかを知るためには、日常のちょっとした変化がヒントになります。どのようなところを見たらいいか、ポイントをまとめてみました。

<子どもからのサインを見極めるポイント>
□ 夜はよく眠り、朝はきちんと起きられますか?
□ 食事の量はいつもと変わりありませんか?
□ 学校やクラスの話を楽しそうにしてくれますか?
□ 表情は明るく、目が輝いていますか?
□ ひとりになりたがることはありませんか?
□ イライラしたり、投げやりになったりすることが増えていませんか?
□ 極端に口数が多くなったり、少なくなったりすることはありませんか?
□ 上の空で話を聞いていないと感じることはありませんか?

日常の何気ない行動や会話の中に、お子さんからのSOSのサインが含まれているかもしれません。いつもと違う反応、いつもと違う態度が見受けられたら、お子さんを観察する時間を増やしてみましょう。


▼ 親子のコミュニケーションが子どもを救う
子どもがストレスを溜め込まないよう、日ごろから「話せる・話しやすい」環境をつくってあげることが大事だと思います。すべてを話せなくても、本当に困ったとき、大人の助けが必要なときは、迷わず相談できる相手として、子どもとの信頼関係をつくっておきたいものです。

深刻な状態に陥らないためにも、日ごろから子どもの気持ちをケアするコミュニケーションを工夫しましょう。

~子どもの心をケアするコミュニケーション~
(1) 子どもの話を最後まで「聞く」
「聞く」姿勢に徹することが大事です。
途中で話を遮らず、子どもの話を引き出してあげてください。体をお子さんに向けて「それから!?」「うんうん!」と肯定的なあいづちをはさむと、話しやすくなると思います。
意見するのではなく、「大丈夫だよ」「よくあることだよ」と言ってあげるだけでも、子どもの気持ちも軽くなるはずです。

(2) 無理強いしない
気持ちが沈んでいるときなどは、「どうしたの?」と聞いたところで、すぐに教えてはくれないかもしれません。
子どもが「別に」「ほっといて」と言ったとしても、とがめたり、詰め寄ったりしては逆効果。
子どもが話す気持ちになるまで待ち、いつでも聞ける環境を整えてあげましょう。

(3) スキンシップを増やす
子どもの気持ちを安定させるには、親子の触れ合いはとても効果的です。
学年が上がってくると、手を繋いだり、抱きしめたりといったスキンシップはなかなか難しいかもしれませんが、一緒にゲームをしたり、家事の手伝いをさせたりするだけでも、子どもとの距離が縮まり、心が近づきます。

(4) 規則正しい生活を送る
変化やストレスに負けない健やかな心と体をはぐくむためには、やはり規則正しい生活習慣を身につけることが大切。
きちんと1日3食を摂り、毎日決まった時刻に寝起きする習慣づくりをしましょう。
大人も夜型生活を避け、子どもが早寝しやすい環境をつくるようにしてあげてください。


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うまく聞き出せないときは、スポーツなどで一緒に体を動かすのも効果的です。
コミュニケーションの一環として、休みの日や放課後に、マラソンやキャッチボールなど親子でできるスポーツをしてみてはいかがでしょう。

汗を流せばストレスを発散できますし、何より気分がリフレッシュします。
家の中では言えない話も、環境を変えると話しやすくなることもありますよ。

2015.04.06

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