「どうする?」子どもの留守番中に訪問者
-
セコムの舟生です。
子どもの留守番中、予期せぬ訪問があった場合、どのように対応させていますか?
・誰が来ても「居留守」
・相手に応じ対応する
お子さんの対応力や家庭環境で対象方法は異なります。
家庭の事情にあわせたルールを決めておきましょう。▼ 子どもの留守番中に訪問者が来たときの対応ルール
留守番中は「ドアを開けない」が基本です。
必ずインターホンやドアガード越しに対応するようにしてください。
「今、お母さんは手が離せないので、またお願いします」と相手に伝えるなど、子どもだけで留守番していることが相手に伝わらないように注意が必要です。
言葉巧みにドアを開けさせ押し入る事案も発生しています。
「誰が来ても一切対応しない」という方法も選択肢のひとつです。
宅配などの訪問がありそうなら、事前に準備をしておきましょう。
・時間指定配達を利用する:大人が受け取れる時間を指定する
・置き配サービスを活用する:玄関先や宅配ボックスに置いてもらう
宅配の再配達を依頼するなら、子どもに任せるのではなく大人が受け取れる時間帯を指定しましょう。
子どもにとって約束通りの再配達なのか、不意の訪問者なのか見極めるのは困難。
悪意のある訪問者と対峙してしまう可能性は、極力避けたいものです。
▼ 留守番を安心にする最新の見守りツール
家庭向けのセキュリティ機器や見守りサービスが身近になってきました。
ツールを活用して、子どもの留守番をサポートする方法もあります。
・モニター付きインターホン
来訪者の顔を確認でき、録画機能で親もあとからチェックできる
・スマホ連携型インターホン
外出先で親が来訪者を確認し、必要に応じて子どもへ指示できる
・家庭用見守りカメラ
留守番中の様子をアプリで確認でき、子どもが困ったときに話しかけられる
・スマートロックや宅配ボックス
荷物受け取りや施錠管理を子どもに任せずに済む
「親がいなくても、外から見守っている」という実感があれば、子どもも安心して留守番ができるはずです。
▼ 「留守番シミュレーション」を練習しておく
留守番中の訪問者に対応するなら、事前のシミュレーションが大切です。
ルールを伝えるだけでは、いざというときに子どもが行動できないこともあります。
「返答」のための例文を具体的に用意しておくといいでしょう。
まず実際にチャイムを鳴らして、子どもに応対してもらうところからはじめましょう。
宅配便、近所の人など、いろいろな人を装ってみてください。
決めたルールのとおりに対応できるかチェックしてみましょう。
「今お母さんは、手が離せないので、あとでお願いします」
「●時以降に来てください」
子どもだけで留守番していることが伝わらないように「返答」できているか確認しましょう。
また、見守りツールの操作も練習しておくとより安心です。
子どもから連絡を取る方法、インターホンの録画を確認する方法など練習してみてください。* * * * * * * * *
訪問者対応は、ちょっとしたことで子どもの不安やトラブルにつながります。
事前のシミュレーションで少しでも安心できるように備えましょう。
【あわせて読みたい!関連テーマ】
不審者訪問が相次ぎ発生!?留守中の子どもの対応は
留守番デビューと「鍵の持たせ方」
セコムのモニター付きインターホン* * * * * * * * *
<お知らせ>
幼稚園や小学校、児童館、放課後クラブ、地域の子ども会など、さまざまな場面で
活用いただける「セコム子ども安全教室 教材」を無償で提供しています!
★詳しくはこちら★2025.10.02