新学期スタート! 安全の注意ポイントをおさらいしましょう
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セコムの舟生です。
長い夏休みが終わり、新学期がスタートしましたね! お子さんは元気に登校していますか? この時期はまだまだ夏休み気分が抜けきれず、親も子供も気が緩みがちです。さらに夏の疲れも出てきて体調を崩すお子さんも少なくありませんね。そこで今回は、新学期を迎えたこの時期に注意したいことについてお話します。
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■ 新型インフルエンザについて 連日、新聞やテレビで報道されていますように、新型インフルエンザが流行しています。新学期を迎えるのが早い地域では、すでに集団感染が発生して休校や学年閉鎖となっている小学校もあるようです。新型インフルエンザの感染拡大を防ぐには、身近な予防策が重要といわれています。学校や、外出先から帰ったら、必ず手洗いとうがいを行ないましょう。
人ごみのある場所には必要以上に出かけない方がよいですが、外出するときは感染を防ぐためにマスクを着用しましょう。ご自宅にマスクはありますか?せきが出始めたときに「マスクが手に入らない」では困りますね。早めの準備を心がけたいものです。
夏休み中の習慣が続き、まだ夜更かしを続けているお子さんはいませんか?十分な睡眠と栄養補給は体の免疫力を高め、ウイルスに対する抵抗力をつけるために大切だといわれています。
まずは冷静に対応するとともに、あらかじめお子さんにも、新型インフルエンザの特徴と予防方法を分かりやすく教えて、正しい対策がとれるように備えておきましょう。
■ 帰宅時間が遅くなっていませんか?
お子さんが出かける前に、「だれと」「どこで」「何をして」遊び、「何時に帰ってくるか」を必ず保護者に伝える習慣をつけることで、本人に自覚を持たせることが必要です。9月初旬の日没は午後6時ごろ。外はまだうす明るいですね。遊びに夢中になり、約束した帰宅時間を過ぎてしまうこともあるでしょう。しかし、暗くなるまで遊んでいると、犯罪に巻き込まれる危険性がグッと高まりますし、交通事故に遭遇する危険も増えます。
地域で夕方5時や6時にチャイムを鳴らす自治体もあるので、それを目安に帰宅するよう言い聞かせるなど工夫をして、だらだらと暗くなるまで遊ばせないようにしましょう。
「子供の帰りがいつもよりも遅い...」「子供を塾へ通わせたいけれど夜道が心配...」こうした不安には、位置情報提供システム「ココセコム」を利用するのも方法です。高度な位置検索機能で、お子さんの居場所を知りたい時には、いつでも専用ホームページで確認することができます。
また、万が一お子さんが道に迷って不安を感じたときや、危険を感じたときには、「ココセコム」の中央にある大きな「通報ボタン」を押すだけで、緊急事態をセコムに通報。ご家族の要請に基づいて、緊急対処員が迅速にお子さんの元へと駆けつけます。
■ 性犯罪対策についても親子で話し合いましょう
まだまだ薄着で遊びに出かけることも多いですね。肌の露出はわいせつ犯を刺激することが考えられます。子供でも肌や下着の露出が多くなってしまう服装や、あまりにかわいらしい服装で外遊びをさせることは、性犯罪に巻き込まれるリスクを高めます。子供がひとりで出かけるときには特に注意が必要です。塾や習いごとの行き帰りにも十分注意をしましょう。また、日頃から子供の臨機応変な対応力を育んであげることも大切です。お子さんの緊急事態に対応できる防犯グッズを持たせておくのも安心ですね。
夏休みモードから切り替えて新たな気持ちで新学期をスタートするために、いま一度、4月に特集した新学期の注意ポイントをおさらいしてみてはいかがでしょうか?通学路を一緒にお散歩して"危険な場所"や"安全な場所"を親子で再確認するのもおすすめします。
2009.09.04