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洪水、土砂災害...子どもを水害から守るための防災対策

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セコムの舟生です。

例年10月にかけて、日本に接近・上陸する台風が多くなります。
川の氾濫や土石流、崖崩れや地すべりなど、発生する災害は地域によって異なりますので、お住まいの地域にあった備えや心得が必要です。

今回は、台風や大雨、集中豪雨などの水害から子どもを守るためのポイントや、知識などをまとめます
水害の怖さや対策を子どもと一緒に学ぶことで、家族全員の安全につながります。
ぜひ、ご家族の防災対策を強化してください。


* * * * * * * * *


▼ 台風や大雨でどのような災害が起こるのか?
台風や大雨でもたらされる「水害」には、いろいろな種類があります。

(1)洪水
・外水氾濫
「外水氾濫」とは、川の水が堤防を超えて流れ出す災害。
大量の泥水が一気に周辺に流れ込み、短時間で住宅浸水などの被害が発生します。
河川の近くに住んでいる方は注意が必要です。

・内水氾濫
「内水氾濫」とは、市街地に降った大量の雨が地表にあふれ出て起こる災害。
下水管や排水路が処理能力を超えて排水できず、建物や地下街などで浸水が起こります。
都市部など河川のそばではない地域でも発生するので注意が必要です。
低地ほど被害が大きくなる傾向があります。

(2)土砂災害
・土石流災害
土石流災害とは、山の斜面などで土砂が大雨によって一気に流れ出して起こる災害。
速いスピードと強い力で住宅などを飲み込み、道路や線路など交通網にも被害を及ぼすことがあります。

・地すべり災害
地すべり災害とは、傾斜がゆるやかな斜面で、滑りやすい地層が地下水などの影響でゆっくり動き出す現象。
大雨で地盤がゆるむと、広範囲にわたって一気に大災害をもたらすことがあります。

・崖崩れ災害
崖崩れ災害とは、急な斜面において弱くなった地面が一気に突然崩れ落ちる現象。
大雨の影響で突発的に発生することがあり、強い破壊力で住宅などを押しつぶしてしまうことがあります。

(3)高潮
高潮とは、台風など強い低気圧により海面が上昇し、波が高くなる現象。
海の水位があがるため、沿岸部一帯に浸水被害が広がることもあります。


▼ 子どもと一緒にチェック!ハザードマップで水害のリスクを知る
住んでいる地域にある水害リスクを知るには、「ハザードマップ」を確認しましょう。

国土交通省のハザードマップポータルサイトでは、洪水、土砂災害、高潮など、災害別のハザードマップを地域ごとにチェックすることができます。

より詳細な地域の情報を確認するなら、市区町村が作成しているハザードマップもおすすめ。
避難所の場所や特に注意が必要な場所なども詳細に記されており、いざという時の避難ルートがイメージしやすいはずです。
市区町村のホームページからダウンロードするか、役所に出向いて入手する方法もあります。

住宅地や都市部に住んでいると、浸水や土砂災害の被害はイメージしにくいかもしれません。
しかし、内水氾濫のように川がそばになくても起こる水害があることも忘れないでください。
お子さんと一緒にハザードマップをチェックして、ご自宅の近くや通学路などの災害リスクを確かめてみましょう。
家のそばや通学路にあるマンホールや側溝、水はけが悪い場所などをハザードマップに記入してオリジナルのマップをつくるのも良いかもしれません。
より具体的にお子さんに危険な箇所を教えることができます。

▼ 台風、大雨のとき、いつ避難をすればよい?
令和3年5月から、災害対策基本法が改正になったのをご存じでしょうか。
台風や豪雨で深刻な被害が繰り返されている状況を踏まえて、これまでの「避難勧告等に関するガイドライン」を改定し、「避難情報に関するガイドライン」として見直されました。
これにより「避難勧告」が廃止になり、警戒レベル4は「避難指示」に変更されています。

<避難情報に関するガイドライン>
警戒レベル1...心構えを高める(気象庁が発表)
警戒レベル2...避難行動の確認(気象庁が発表)
警戒レベル3...高齢者等は危険な場所から避難(市町村が発令)
警戒レベル4...避難指示。危険な場所から全員避難(市区町村が発令)
警戒レベル5...すでに災害が発生し、切迫している状況

浸水や土砂災害は、発生してから被害が広がるまでの時間が短いので、早めの避難行動が大切。
子どもがいるご家庭では、ご年配の方と同様に、警戒レベル4の発令を待たずに避難する必要があるかもしれません。

夜間の避難は足元がよく見えず、蓋が外れたマンホールや側溝に転落する危険があります。
明るい時間帯で、安全に避難できるうちに速やかに避難行動ができるようにしておきたいですね。
ご家族でよく話しあって意識をあわせ、避難のタイミングや避難ルートを決めておきましょう。


* * * * * * * * *


台風のときや、すでに災害が発生して安全な避難が困難なときは、無理に指定避難場所に向かうより、自宅の2階や近隣の高くて丈夫な建物に避難するほうが適切なこともあります。
土砂災害の危険がある区域では、山や崖と反対側の部屋のほうが、被害が少ないといわれています。
どんな状況になったらどこに避難するかも、お子さんを交えてよく話しあってみてください。

9月の防災月間は、ご家族で話しあう機会をたくさんつくって、防災意識を高めましょう。


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2021.08.16

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