子どもが気をつけたい初夏の感染症

セコムの舟生です。

「風邪」というと冬に多い病気のようですが、実は夏にも流行することがあります。
このところ、夏の三大風邪の一種である「手足口病」や「プール熱」の感染拡大が続いていて、今夏の流行が心配されています。

ほかにも、これからの季節に気をつけたい感染症があります。
最新の感染症発生動向とともに、初夏から夏にかけて子どもがかかりやすい感染症について、気をつけたいポイントなどをまとめます。


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▼ 子どもが注意したい夏に多い感染症
いわゆる「夏風邪」と言われる感染症は、ウイルスや細菌などの病原体が感染の原因になっています。
初夏から夏に流行しやすい代表的な感染症として、「手足口病」「ヘルパンギーナ」「咽頭結膜熱(プール熱)」があげられます。

国立感染症研究所が発表した5月8日~14日までの定点あたりの患者報告数によると、「手足口病」が前週よりも約65%増のほか、「咽頭結膜炎(プール熱)」も前週とほぼ同数で、この時期としては過去10年で最多になっているそうです。

「風邪かな?」と思ったときは、早めに受診しましょう。


▼ 三大夏風邪の症状と予防対策
これからの季節に流行しやすい夏風邪の症状と予防対策について、知識を深めておきましょう。

・手足口病
手のひら、足の裏、口の中などに発疹ができ、発熱します。幼児がかかりやすい感染症ですが、小学校でも流行することがあるようです。口の中の発疹で水分が取りにくくなるので、特に脱水症状には注意が必要です。

・ヘルパンギーナ
突然高熱を出し、口の奥に水ぶくれや口内炎ができます。手足口病と同じく、幼児がかかりやすい感染症です。高熱が数日続くほか、喉の炎症や口内炎のせいで、水を飲むのも痛がり、食事が取りにくくなるようです。

・咽頭結膜炎(プール熱)
喉が腫れて高熱が出るほか、目が充血して結膜炎になるなどの症状があらわれます。プールで感染することが知られていますが、感染経路は、咳やくしゃみなどによる飛沫感染です。プールに限らず、日常生活でも感染します。


いずれも基本的な感染症予防対策が有効です。
帰宅時の手洗いとうがいを習慣にしましょう

<三大夏風邪の予防対策>
(1) こまめに手を洗う。石けんと流水でしっかりと洗う
(2) ハンカチやタオルの貸し借りを避ける
(3) 咳エチケットに注意する(マスク、人に向けて咳をしないなど)


▼ 子どもがかかると怖い、夏の「感染性胃腸炎」
「感染性胃腸炎」は、ウイルスや細菌が原因の胃腸炎。
冬場に流行しやすいのは「ノロウイルス」や「ロタウイルス」などですが、夏場は「サルモネラ」「カンピロバクター」「病原性大腸菌」など細菌によるものが多いそうです。
いわゆる「食中毒」の症状で、腹痛や下痢、嘔吐などを引き起こし、高熱が出る場合もあります。

夏場は食品が痛みやすい季節ですし、感染性胃腸炎を引き起こす細菌が繁殖しやすくなります。

下痢や嘔吐が続くと脱水症状を引き起こすこともあり、合併症も起こしやすいそうです。
お子さんの食事の調理過程や保存状態には、特に注意を払いたいですね。

<感染性胃腸炎の予防対策>
(1) 調理前や食事前には石けんで手をよく洗う
(2) 食材を流水でよく洗う
(3) まな板や包丁は使った後、よく洗って乾かす
(4) 食材は中までしっかり火を通す。温めなおしのときも十分に加熱する
(5) 生鮮食品は保存状態に気を配る(常温で放置しない)

これからの季節は、なるべく火を通した食材を食べさせるほうが安心です。
夏休みになると学童保育やクラブ活動などでお弁当を持参するお子さんも多いと思います。
生野菜はなるべく避け、ハムやかまぼこなどの加工食品も一度加熱し、しっかり冷ましてからフタをしめるようにしましょう。
保冷剤も使って、細菌が繁殖しにくい環境を保ってお弁当を持たせてあげてくださいね。


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「夏風邪」「食中毒」だけではなく、「流行性耳下腺炎(おたふく風邪)」や「水痘(みずぼうそう)」の患者数もこのところ増加しています。
「流行性耳下腺炎(おたふく風邪)」や「水痘(みずぼうそう)」の予防には、予防接種が有効といわれますので、まだ受けていないお子さんは接種を検討したほうがいいかもしれません。

暑さで体調が優れなかったり、体が疲れていたりすると、感染症にもかかりやすくなります。
早寝早起き、バランスの取れた食生活を心がけて、お子さんが元気に夏を乗り切れるようサポートをしてあげてくださいね!

2017.06.08

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