RSウイルス急増!秋から増える感染症の症状や予防法

セコムの舟生です。

感染症予防の基本は「手洗い」です。手洗いを習慣づけるとともに「マスク」による予防と感染拡大の予防もあわせて行いましょう。秋が深まり、肌寒さを感じるようになってきました。
今年は9月から秋雨前線の影響で晴れ間が少なく、10月に入ってからも雨や曇りが多い不安定な天気が続きましたね。

例年、朝晩の寒暖差が大きくなるこの時期は、体調を崩したり、風邪をひいたりしやすいときです。

今年は特にRSウイルス感染症の患者数が非常に多くなっています
RSウイルスは、毎年冬季に流行するよくある感染症ではありますが、乳幼児は症状が重くなることがあるため注意が必要です。

ほかにも秋口から患者数が増える感染症があります。
今回は、これからのシーズンに気をつけるべき、感染症の流行状況をお伝えするとともに、症状の特徴や予防対策をご紹介します。


* * * * * * * * *


▼ 過去10年で最多!「RSウイルス感染症」
9月ごろからRSウイルスの感染者数が増加しているという報道が目立つようになりました。
国立感染症研究所の速報によれば、10月2日までの1週間の報告数は5,463人。
昨年同時期は1997人でしたので、約2.7倍になっています。
過去10年と比較しても最多です。

RSウイルスは、1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%が感染し、その後も再感染を繰り返す、"よくある風邪"のひとつと言えます。
はじめてかかる乳幼児の場合、重症化するリスクが高く、肺炎や気管支炎で入院するケースもあるそうです。免疫のある子どもや大人は、軽い風邪症状のみの場合が多く、気づかずに乳幼児にうつしてしまうことがあるようなので注意してください。

<RSウイルス感染症の症状>
・鼻水や咳が出る
・呼吸が「ゼーゼー」している

<RSウイルス感染症の予防と対処のポイント>
感染経路は飛沫感染と接触感染。
こまめにせっけんで手洗いをするほか、おもちゃや手すりなどのアルコール消毒が有効です。
鼻水や咳などの症状があるご家族は、乳幼児との接触をなるべく避けたほうが安心。
手指の衛生を心がけ、症状があるときはマスクを着用するようにしましょう。
また、小さなお子さんに症状が見られたときは、様子見せずに早めに受診してください。


▼ 流行が心配される「マイコプラズマ肺炎」
マイコプラズマ肺炎は、小学生以上の子どもに多い感染症で、患者の約9割が14歳以下です。
今年は初夏から患者数が多い状態で推移していて、秋冬にかけて流行が懸念されています。
これからの時期、注意したい感染症のひとつです。

国立感染症研究所の速報によれば、10月2日までの1週間での患者報告数は、一医療機関あたり1.18人。過去10年で最も多かった年に並ぶ数値です。

マイコプラズマ肺炎は、最初は乾いた咳をしていて、だんだん痰がからんだ重たい咳になることが多いそう。高熱を伴わないこともあり、比較的元気に見える場合もあるようですが、解熱後も長く(3~4週間)咳が続きます。
人にうつしてしまうことがあるので、咳が続くときは放置せず、病院にかかりましょう。

<マイコプラズマ肺炎の症状>
・乾いた咳
・発熱
・倦怠感

<マイコプラズマ肺炎の予防と対処のポイント>
主な感染経路して考えられるのは飛沫感染。
くしゃみや咳などによって、集団生活をしている小学校で感染が広がることが多いです。
予防するには、手洗いとうがいをすることや、マスクをすることなど、一般的な感染症予防対策が役立ちます。
地域の流行状況に注意して、予防対策を心がけましょう。


▼ のどの痛みがつらい「溶連菌感染症」
溶連菌(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)感染症は、子どもによく見られる、のどの感染症です。
毎年秋口から患者数が増える感染症のひとつで、珍しい病気ではありません。
今年はまだ流行していませんが、例年11月頃から患者数が増加するので、今後の動向に注意しておきたいところです。

溶連菌感染症は、咳や鼻水はなく、のどの痛みが強いのが特徴。
水や食事が飲み込みにくくなり、小さなお子さんがかかると大変なことが多いようです。
また、大人も感染するので、子どもから保護者にうつってしまい、子どもより重い症状に苦しんだ...という話も聞きます。
予防対策と、かかった場合の対処を覚えておきたいですね。

<溶連菌感染症の予防と対処のポイント>
・のどの痛み
・発熱
・体に赤い発疹が出たり、舌にブツブツができる「イチゴ舌」になったりすることもある

<溶連菌感染症を予防するには>
溶連菌は、くしゃみや咳などの飛沫感染によって感染するので、手洗いやうがい、マスクの着用が予防に役立ちます。
かかってしまったときは、早めの治療で家族間の感染を防ぐのがポイント。
「のどが痛い」「つばを飲み込むと痛い」などというときは、すぐに病院で見てもらいましょう。
また、発症した場合、抗生物質でしっかりと菌を退治する治療をおこなうのですが、お薬を最後までしっかり飲み切るのが大切です。
自己判断でやめないようにしましょう。


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これからの季節は、インフルエンザの流行も気になりますね。
多くの感染症は、正しい手洗いによって感染のリスクを減らすことができます。

帰宅したときや食事の前など、しっかり手洗いができるようお子さんに習慣づけましょう

2016.10.24

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