子どもの安全ブログ

夏休みの留守番、子どもに教えておくべきことは?

セコムの舟生です。

夏休みはもう目前。
自由に使える時間が増えますので、スケジュールをしっかりつくって、規則正しい生活を心がけたいですね。

夏休み中は、学期中よりも家で過ごす時間が多くなりますので、留守番をするお子さんもいると思います。
共働きのご家庭では特に留守番中の安全確保が心配でしょう。

今回は、「夏休みの留守番」をテーマに保護者不在の家庭で子どもが安全に過ごすための対策をご紹介します。


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▼ 夏休み中の留守番にあわせた「ルール」づくりを!
普段から留守番の経験があるお子さんでも、朝から夕方までといった長時間の留守番には慣れていない場合もあると思います。
「いつものように」とあいまいに留守を頼むのではなく、夏休みという事情にあわせた「留守番のルールづくり」が欠かせません

ポイントは、留守番中に起こるかもしれない、いろいろなできごとを想像すること。
起こりうるリスクやお子さんが対応を迫られるかもしれない事態をイメージして、対応方法を明確にしておくことが必要です。
子どもの年齢や性格、生活環境などもよく見極め、いざというとき留守番をするお子さんが困らないようにしてあげてください。

<学齢別ルールづくりのポイント>
【中・高学年の子どもの場合】
夏休みなど長期休みに留守番している子どもを狙った犯罪が繰り返されています。
ガスの点検、放射能の検査、水道管の破裂など、さまざまな理由ですぐにドアを開けるよう子どもに迫り、押し入るなどという手口もあります。
大人から強く迫られてもきっぱりと断れる子は、ほとんどいないと言ってよいでしょう。
このことを念頭において、「訪問者にどう対応するか」をルールとしてしっかり決めましょう。

・訪問者への対応
「誰が来ても、玄関のドアは開けない」ということを徹底してください。
たとえ顔見知りでも、ドアを開けずにインターホン越し、またはドアのチェーンをつけたままで対応させるようにルールを統一しましょう。
どのような用事であっても、「お母さんは手が離せないので○時に来てください」などと断るというのが、留守番の基本と言われていますが、きちんと対応することが難しいお子さんなら、「インターホンにも出ない」と決めたほうがいいと思います。

・電話への対応
大人の不在を確かめる電話である可能性もあるので、「家に大人がいるかもしれない」と思わせる工夫をするといいでしょう。
「お母さんは手が離せないので、あとで電話をかけなおすと言っています。名前と電話番号を教えてください」「今、お母さんは出られないので、あとで電話をかけなおしてください」など、具体的な応対の仕方をルール化してみてください。
これも、電話対応に不安がある場合は、保護者の方の携帯電話に転送するなど、お子さんが電話に出なくていい工夫をしておいたほうが安心でしょう。

【低学年の子どもの場合】
留守番中の対応に不安がある小さなお子さんの場合、できる限り留守番をさせないのが一番です。
学童保育などをうまく活用して、保護者不在の時間を埋められるといいですね。
やむをえず留守番をお願いするなら、訪問者や電話には一切対応しないと決めてしまったほうが、お子さんが困らないでしょう。
また、子ども任せにするのではなく、信頼できる隣人や親戚、同級生の保護者などに声をかけ、ときどき様子見をしてもらうなど、留守番中の安全をできるだけ万全にしたいものです。


▼ 夏休みの留守番に備えて家の防犯・火災対策を見直しましょう!
チャイムを鳴らしても誰も対応しなければ留守宅だと思われてしまい、もしそれが空き巣狙いや強盗だった場合には、子どもが危険にさらされることも考えられます。
また、夏の間は、家人が在宅していても空いている窓から侵入する「居空き」という窃盗犯罪の手口も増えます。

お子さんに留守を頼むときは、保護者が家中の窓(小窓も)の施錠を行い、絶対に開けないように教えてください。
熱中症にならないよう、エアコンや扇風機の安全な使い方や、水分をこまめに取ることなども「留守番中のルール」に入れたほうがいいでしょう

家の周りの防犯対策も重要です。
敷地内の見通しが悪いと、犯罪者が隠れて忍び込みやすいなど、防犯上の危険性が高まります。
植裁の手入れをしたり、足場になりそうな物を置かないようにしたりしてください。
表通りから見えにくい場所には、防犯砂利を敷いたり、センサーライトを設置したりするのもいいでしょう。

また、火災対策も夏休みに備えてぜひ見直してください。
「火は使わない」と約束させているご家庭が多いと思いますが、子どもは火への興味が強いので、留守番中にライターなどで火遊びをして火災になったケースも報告されています。
長時間の留守番では、子どもはどんなことを思いつくか、何をするかわかりません。
保護者は、いっそう危機感をもって火気の管理をしましょう。

ガスの元栓はしめる、ライターやマッチを適切に管理してお子さんの目に触れない場所で保管するなど、火を使えないように徹底してください。
ライターやマッチは見落としがないよう、家中を再チェックすることをおすすめします。


▼ 外出するときのルールも決めておきましょう
夏休みは補習や学校のプール講習、友達と遊びに行くなど、留守番中に外出する機会もあると思います。
鍵の扱いについてもあらためておさらいし、ルール化しておくことをおすすめします。

・鍵を持ち歩く方法
保護者の留守中に鍵を紛失すると、ひとりで帰宅を待たなければいけなくなる、大変なことになります。
服やバッグのポケットにしまうなら、チェーンなどでしっかり固定して絶対に落とさないようにしなければいけません。
鍵をどこにしまうのかを決めておくと、しまったり取り出したりするときもスムーズです。
玄関先でもたついていると、押し込み強盗などの被害も考えられます。
人に見られず、出し入れしやすく、紛失しにくい方法を検討しましょう。

・鍵をかけることを忘れない
小学生くらいのお子さんですと、鍵をかけ忘れて遊びに行ってしまうこともあるそうです。
必ず施錠して、確実に鍵がかかったか確かめることを約束させ、普段から習慣づけさせましょう。
また、帰宅したときも、鍵のかけ忘れには注意が必要。
ドアを閉めたらすぐ、鍵をかけ、チェーンもすること。夏休みを迎えるこの機会に、あらためてルールとして徹底させましょう。


予定されていたお出かけ以外でも、急に友達が誘いにくることも考えられますよね。
どこまでを許容するのか、事前にしっかり話し合っておくことをおすすめします。

小学生のうちは電車やバスを使うようなお出かけの場合は、事前の行動計画や特別な安全対策が欠かせませんので、遠方への急な誘いは断るようにしたほうがいいでしょう。
普段の行動範囲で遊ぶときも、黙って行かずに必ず保護者に連絡して確認をとったほうが安心です。


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帰宅したら1日のできごとをよく聞いてみてください。
うまくできたこと、できなかったこと、いろいろなことが聞けると思います。

実際に夏休みが始まってみると、親子で決めた「留守番のルール」どおりにはいかないこともあるかもしれませんが、叱るより、次からどうするかを一緒に考えることが大事です。

子どもが留守番をしながら1日を無事に過ごせるということは、決して当たり前のことではなく、子どもなりにがんばった結果です。
多少の失敗があっても、帰宅後に元気な姿を見せてくれたことをほめて、翌日につなげてあげたいですね。
ぜひ「留守番してくれてありがとう!」と言葉をかけてあげてください。

2018.07.12

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