子どもの安全ブログ

雪の日の通学路の安全を考える

セコムの舟生です。

平年より気温が低い日が続いている今シーズンの冬。
寒冬をもたらすラニーニャ現象の影響で、降雪が多くなることも心配されています。

特に普段あまり雪が降らない地域では、雪が降ると子どもたちは大喜びすると思います。
しかし、通学時には転倒や交通事故など、いつもとは違うリスクが高まります。
降雪地域にお住まいの皆さんはもちろん、雪に慣れていない地域ならなおのこと、安全対策を考えておきたいですね。

今回は、雪の日の通学路の安全についてまとめます。
雪があまり降らない地域の方も、お子さんがけがをすることがないよう、雪の日対策を準備しておいてくださいね。


* * * * * * * * *


▼ 雪の日はなぜ危ない?
雪が降った翌朝は通学路にも危険がいっぱいです。

しかし、子どもは雪を見ただけで、いつも以上にはしゃいでしまいます。
登校中に友達と雪を投げ合ったり、立ち止まって雪遊びをしたりして、注意力が散漫になってしまうこともあるのではないでしょうか。

雪の日の危険について教え、お子さんには登校前にしっかり心構えをさせましょう。
雪に慣れているお子さんも油断は禁物です。
あらためて、雪が降ったときはなにが危険なのか、具体的に確認してください。

□足元が悪くなる
雪が積もると、いつも通りに歩けなくなります。
雪に足を取られたり、夜の間に凍った雪で滑りやすくなったりしているため、ゆっくり慎重に足を進めなくてはなりません。

□道幅が狭くなる
降り積もった雪が道路脇に寄せられると、通れる道幅が狭くなります。
車と接触する危険性が高まりますので、いつも以上に注意が必要です。

□死角が増える
ガードレールや垣根、ミラーなど、通学路の途中にあるものに雪が積もると、いつもは見通せる場所が遮られてしまうことがあります。
通いなれた通学路でも、十分に注意を払いましょう。

□音が聞こえにくくなる
雪は音を吸収するので、周囲の音が普段とは違って聞こえます。
車の音が聞こえづらいことも考えられますので、道路が交わる場所などでは、立ち止まってしっかり安全確認をしないと危険です。

□雪の落下の危険
屋根や街路樹から雪の塊が落ちてくることもあります。
雪があると足元ばかり気にして視野が狭くなる傾向があります。頭上にも注意が必要であることを教えておきましょう。

□思わぬ事故に巻き込まれる可能性
雪が降ったあとは、車や自動車がスリップする可能性があります。
近くを歩いていると巻き込まれるかもしれません。車や自転車が見えたら、安全な場所に避けるようにしましょう。


▼ 雪道や凍った道を歩くときのコツ
降ったばかりの雪はフカフカですが、車や歩行者に踏み固められたり、日中溶けた雪が夜の間に凍ったりして、非常に滑りやすくなります。

人間は歩行するとき、かかとから地面について、つま先に体重移動するのが通常ですが、普段どおりにかかとから歩くとツルッと足を取られてしまいます。

足裏全体をついて、接地面を広くすると滑りにくくなるそうです。
歩幅を狭くして、まっすぐ足を地面に降ろすイメージですね。
慌てず一歩一歩、確実に地面をとらえて歩くようにすると、転びにくくなりますよ。
雪が降っていないときに、お子さんに歩き方を練習させてみましょう。
また、歩くときは滑りやすい場所はなるべく避けて歩くようにします。

<雪のあと、滑りやすい場所、危ない場所は?>
・日かげ
・横断歩道などの白線
・わだち
・バスの停留所やタクシーの乗降場所
・タイル張りの場所
・橋の上

車の往来がある道路は雪がなくなるのが早いですが、朝は溶けた雪で路面が凍結していることがあります。いきなり飛び出したり、走ったりせず、道路の様子をよく観察してから歩き出しましょう。

横断歩道の白線など、路面に書かれた道路表示は特に滑りやすいようです。
道路を横断するときは、慌てて飛び出したりせず、よく安全を確かめるよう言い聞かせてくださいね。


▼ 雪の日の登下校は服装や持ち物にも注意
雪が降った日は、寒いので厚着をさせてしまいがちですが、動きにくくなると、かえって転倒の危険が増します。
なるべく身軽に動ける服装を心がけましょう。

□動きやすいものを選ぶ
厚手の服を重ね着するよりも、薄くてもあたたかい肌着など中に着るほうが、動きやすくて保温性も保てます。
上着はクッション性の高い中綿やダウンなどで、防水性のあるものが適しています。
転んだときの衝撃を和らげるため、お尻を覆うくらいの長さがおすすめです。

□防寒小物を利用する
帽子や手袋などは、防寒にもなりますし、転んだときの衝撃を緩和する役割も果たしてくれます。
また、首元をあたためると保温効果が期待できます。ほどけたり、引っかかったりしやすいマフラーより、ネックウォーマーのほうが邪魔になりずらいですね。

□両手をあける
歩行中のバランスや転倒時に身体をかばうため、両手はあけておきましょう。
荷物は手に持ったり肩にかけたりするのではなく、なるべくランドセルやリュックにまとめるようにしてください。

□滑りにくい靴を選ぶ
靴底に大きな溝がある滑りにくい素材の靴を選びましょう。ゴム底の長靴などがおすすめです。
履き慣れたスニーカーは、靴底がすり減って滑りやすくなっていることもあります。

□目立つ色の服を着る
雪の日は視界が悪く、薄暗いため、はっきりした色の服のほうが安全です。
雪に同化しやすい白やグレーっぽい色の服はなるべく避けるようにしましょう。
目立つ色の帽子やジャンパーなど、ひとつだけでも取り入れるといいですね。
また、リフレクターを必ず身につけておきましょう。


* * * * * * * * *


雪はいつ降るかわからないからこそ、普段からの備えが肝心です。
雪が降りそうな日は、前の日から準備を整え、お子さんにも安全対策を言い聞かせておきたいですね。

いつもより時間の余裕を持って送り出すことも忘れないでください。

2018.01.11

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