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今のままで大丈夫?インターネット端末の利用ルールをチェック!

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セコムの舟生です。

新型コロナウイルス感染拡大にともなう外出自粛などの影響で、子どもがインターネットを利用する時間が増えていると言われています。
子どもたちにとって、インターネットが以前にも増して身近な存在になっているのではないでしょうか。
しかし、インターネット利用にともなうリスクは依然として存在し、子どもたちが利用する際には十分に注意が必要です。

休み期間中、スマートフォンやゲーム機の利用ルールがルーズになってはいないでしょうか。
夏休みがあけ、学校が再開するまでにインターネット端末を使うためのルールを再徹底しておきましょう。


* * * * * * * * *


▼インターネット利用のスキルを見極める
インターネットの利用には危険がともないます。
特にインターネット上でのコミュニケーションにはリスクが多く、注意が必要です。
安全にインターネットを利用するための知識やモラルが備わるまでは、安易にSNSや掲示板、ゲームのチャット機能などを利用させるべきではないでしょう。

まだ小学生のうちは、安全にインターネットを利用するためのさまざまなスキルを育んでいく段階です。
のめり込みや誘惑に負けない「自制心」や、情報の善悪を見分ける「判断力」が求められます。
これらは、インターネットを通じて学ぶことではなく、日常のなかで身につけていくべきものです。

普段の様子から、どの程度インターネット利用のスキルがあるかを見極めることができます。
お子さんの性格や生活態度を思い浮かべてみてください。

<こんなことに当てはまりませんか?>
□ ゲームやテレビなどに夢中になり、決めた時間をオーバーしがち
□ 宿題中に漫画や本などに興味が向いてしまうことがある
□ うわさ話や人から聞いた話を鵜呑みにしがち
□ 「みんな持っている」という理由で物を欲しがることがある
□ 思い込みが強く、聞く耳を持たないことがある
□ 流行っているものに過敏に反応する

誰でもいくつかは当てはまると思いますが、当てはまる項目が多い、または当てはまるものは少なくてもその傾向が強い場合、インターネット利用を子ども任せにするのは、やや不安です。
夏休みの間にインターネット利用のルールを親子で話し合う機会を持ちましょう。


▼ シンプルで守りやすいルールを決める
スマートフォンだけでなく、ネット接続機能のついたゲーム機もインターネット端末であることには変わりありません。
小学生のうちは、保護者による適切なコントロールが必要です。

利用時間や利用場所など、ルーズになっていないでしょうか。
「インターネット利用のわが家のルール」を見直す良い機会かもしれません。
状況にあった使い方を考慮して、シンプルで、守りやすいルールを考えてみてください。

<インターネットを使うときの「わが家のルール」例>
・スマートフォンを使うのは〇時まで。夜間はリビングに置いて自室に持ち込まない
・オンラインを使用するアプリやゲームは保護者がいるときだけにする
・何に使うのか、何時まで使うのか、利用する前に決めておく
・勝手にソフトやファイル、アプリのダウンロードをしない
・ログインや個人情報の登録はしない。どうしても必要な場合は保護者に相談する

子ども自身に「これなら守れそう」と思えるルールを考えさせてみましょう。
ルールが守れなかったときの対応まで自分で考えさせると、自主性や自律心を育むことにもつながります。

また、子どもがスマートフォンやゲーム機を安全に使うためには、保護者も子どもがどのように利用しているのか、関心を持って関わることが必要です。

<小学生の保護者のための「インターネット安全対策」>
・ログインパスワードを必ず設定し、子どもには教えない
・アカウントが必要なサービスのログインは保護者が行う
・子ども用のアカウントには、保護者による利用制限を設定する
・セキュリティソフトやツールによるフィルタリングを設定する
・使い終わったら、インターネットやアプリの利用履歴をチェックする

フィルタリングやペアレンタルコントロール機能を設定するだけではなく、子どもがどのようにインターネットを使ったか把握することが非常に重要です。
履歴のチェックも、約束ごとのひとつにしておくことをおすすめします。


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スマートフォンやゲーム機は、子どもに買い与えたものであっても、子どもが自由に使っていいものではありません。

「これはあなたに貸しているだけだよ」
「使いたいときは、使っていいかどうかお父さん・お母さんに確認するのがルールだよ」

このような自覚を持たせると、子どもがインターネットを利用するときの意識も変わります。

なんとなく、時間つぶしのように手にするのが当たり前になるのを見過ごしてはいけません。
子どもがインターネット利用のスキルを高めていけるよう、折に触れて話し合う機会を持ってください。

2020.08.20

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