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被害者が過去最多に。SNSを利用する子どもをどうしたら守れるのか?

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セコムの舟生です。

新型コロナウイルス感染症拡大防止にむけた休校措置が、いまだ一部の地域で続いています。
長い時間を家で過ごす子どもたち。
生活リズムの乱れや、スマートフォン・ゲームなどへの依存を心配している保護者の方も多いでしょう。

学校に行くことができない今、友達と交流できるSNSは貴重なツールです。
しかし、SNSをきっかけとした子どもの犯罪被害は年々増加しており、長期休校中は被害拡大も懸念されています。

休校や外出自粛が続いて、あらたに子ども向けのスマートフォンやタブレットを購入したご家庭もあるかもしれません。

SNSに潜む危険や、安全に使うためのルールなどについて、子どもときちんと向き合うことが必要です。この機会にぜひお子さんと、SNSを安全に安心して使える方法を話し合ってみてください。


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▼ SNS被害児童が過去最多に。 「自画撮り」も増加
2020年3月に警察庁が発表した統計によると、2019年にSNSを通じて事件に巻き込まれた18才未満の子どもは2082人で、前年2018年を271人(15.0%増)上回り、過去最多となりました。
このうち小学生の被害者は72人で前年2018年より17人増加し、こちらも過去最多

また、昨年2019年に摘発された児童ポルノ事件の被害にあった子どものうち、子どもが自ら撮影した画像にともなう被害、いわゆる「自画撮り」は584人で約4割を占めています。
「自画撮り」の被害にあった小学生は41人でした。
SNSをきっかけとする「自画撮り」被害が報じられるたび、不安を募らせる保護者の方も多いのではないでしょうか。

警察庁の統計から、子どもがSNSで被害にあっている実態がわかりました。
誰にも相談できず、ひとりで悩んでいる子どももいるそうです。
また、被害届を出さないために事件が表面化していないケースも多いと考えられています。

▼ ゲームを楽しんでいただけなのに、いつの間にか被害者に?
「うちの子にはまだSNSを使わせていない」というご家庭でも安心はできません。
過去には、オンラインゲーム上で接点を持った人と、ダイレクトメッセージなどを使って連絡を取り合っていたケースがありました。

子どもが使用するゲーム機でも、オンライン対戦ができるゲーム、音声チャットやフレンド機能などが組み込まれたゲームがたくさんあります。
スマートフォンに限らず、インターネット環境があれば、見知らぬ第三者とつながる可能性はあるということ。

相手に悪意があれば、無防備な子どもをだますのは簡単です。
プロフィールを偽って言葉巧みに子どもに近づき、裸の画像を送らせたり、連れ去りや性犯罪に及んだりと、悪質な犯罪があとを絶ちません。
男の子女の子問わず、誰でも被害者になりうるのです。
この事実を、まずは知ることが大切です。

▼ SNSを利用するならフィルタリングと機能制限は不可欠
警察庁の統計では、SNSで被害にあった児童の約9割がフィルタリングを利用していなかったことがわかっています。
インターネットの知識を学びはじめたばかりの小学生にとって、フィルタリングは必須です。

スマートフォンを使う場合、携帯キャリア各社が提供するフィルタリングサービスのほか、Wi-Fi通信にも対応したブラウザのフィルタリングもあります。
最近のものは、細かくいろいろと設定することができ、フィルタリングをしながら特定のアプリを使うなどのカスタマイズも可能です。
お子さんの使い方や成長にあわせて、安全に使えるように設定しましょう。

SNSを利用するなら、保護者がお子さんにあった設定や機能制限を行うことが必要です。
情報公開の範囲、プライバシーの設定などは、特にしっかり見ておく必要があります。
オンライン機能があるゲームについても同様です。
ゲーム機やスマートフォンにダウンロードしている場合も、公開範囲や交流制限などインターネット通信の設定を確認してから利用させるようにしてくださいね。


▼ 子どものSNS利用に保護者が関心を持ちましょう
フィルタリングはとても大切ですが、それだけでは不十分。
まずは子どもとSNSの利用方法について話し合い、利用時間や利用場所などルールを決めましょう。
以下のようなこと伝えると、具体的にどんなルールを決めるべきか見えてくると思います。

(1)SNSやオンラインゲームには子どもをだまそうとする人もいる。
(2)ネット上で知り合った人を安易に信頼したり、やり取りしたりするのは危険。
(3)ネット上に一度出回った情報は消すことができない。
(4)自分の写真や個人情報を投稿したり、相手に送ったりすると、悪用されるかもしれない。
(5)文字のコミュニケーションは誤解を生みやすく、トラブルになることもある。

小学生のうちは、インターネットへの理解度や物ごとの考え方も未熟な部分があります。
本来なら、SNSをはじめとするオンラインでのコミュニケーションは少し早いのかもしれません。
利用するならば、今は練習期間だと考えましょう。

フィルタリングだけ設定してあとは子ども任せにするのではなく、定期的に利用状況を確認してください。
子どもが使用しているアカウントを開き、誰とつながっているのか、どんなコミュニケーションをとっているのかなど、実際に目で確認しましょう。

子どものプライバシーに踏み入ることを心配する方もいますが、安全に使えるようになるまでは保護者のフォローが欠かせません。
小学校での交友関係を把握するのと同様に、子どものSNS利用に関心を持ってかかわることが大切です。


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SNSでの深刻なトラブルを防ぐには、危険を感じたらすぐに遠ざかること。
しかし、相手に嫌われたくない、怖いといった感情から、言いなりになってしまう子も少なくありません。
被害を未然に防ぐためにも、少しでも困ったことや怖いことがあったらすぐに親に伝えるよう約束させましょう。

友達と会えない。SNSでしかつながれない。
そんな今だからこそ、どんなに小さなことでも話せる親子の関係性を築くことが求められているのかもしれません。

2020.05.21

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