新学期に見直そう!防犯ブザーの付け方・使い方
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              セコムの舟生です。  8月もそろそろ終わり。 8月もそろそろ終わり。
 夏休み中さまざまな経験をつんで、子どもたちは、心も体もひとまわり大きく成長していることでしょう。新学期を元気に過ごせるよう、子どもの防犯のポイントをしっかりおさらいしておきましょう。 そこで今回は、「防犯ブザー」をテーマにお話したいと思います。 
 いざというときにスムーズに手が届く取り付け位置や、鳴らすべきタイミング、点検や練習のしかたなどについてお伝えします。* * * * * * * * * 
 ▼ 新学期には「防犯ブザー」の取り付け位置の見直しを
 防犯ブザーを持つうえで大切なのは、「ただ身に付けていること」ではなく「"いざ"というときにすぐ使えること」。ランドセルの側面のフックに装着しているお子さんが多いですが、手を伸ばしやすい場所は、個人差がありますし、体の大きさや体型にも左右されます。 育ち盛りのお子さんは夏休み中に大きくなって、もしかすると夏休み前に取り付けていた場所よりも、もっと操作しやすい場所があるかもしれません。 新学期にあわせ、実際にランドセルを背負って「いまこの瞬間に防犯ブザーを使用するとしたら、どこが使いやすいか?」という前提でチェックしてみましょう。 
 必要があれば、取り付け位置を"更新"してください。<防犯ブザーの取り付け位置チェック項目> 
 □ 左右どちらに付けたほうが手を伸ばしやすいか
 □ すぐにヒモ(ボタン)に手が届く高さはどこか
 □ ランドセルを背負うとき、邪魔にならないか
 □ ぶら下がったり、ズリ落ちたりせず、きちんと固定できているか
 □ ランドセルに付けるより鳴らしやすい場所はないかとっさのとき、さっと手を伸ばした先に防犯ブザーがあることが大事。 
 これまでは左側に付けていたけれど、実は右側のほうが鳴らしやすかった、ということもあるかもしれません。
 いままで装着していた位置にこだわらず、いろいろな場所を試してみてくださいね。
 ▼ アレ、鳴らない?防犯ブザーは月に一度は点検を!
 国民生活センターの調査によれば、小学生が使用していた防犯ブザーの半数以上に、電池切れや回路の断線などによって、音が鳴らないなどの異常があったということです。また、優良防犯ブザーに認定された防犯ブザーでも、落下などの衝撃でブザーが鳴らなくなるなど、故障が認められるケースがありました。ちょっとぶつけたり、ランドセルを放り投げてしまったり...ということは、よくあることですよね。そういうときは、防犯ブザーが壊れていないか気にかけるクセをつけておきたいものです。 また、電池は使っていなくても消耗するものなので、電池点検と交換も定期的におこなう必要があります。1カ月に一度は動作確認をすることがおすすめです。 「毎月○日は防犯ブザーチェックの日」といったように日にちを決めて、お子さんと一緒に防犯ブザーを鳴らしてみましょう。 
 ▼ 防犯ブザーを鳴らすときはためらわない!練習で慣れておこう
 定期的な「防犯ブザーチェック」は、お子さんにとってはちょうど良い練習にもなります。先にも言いましたが、防犯ブザーは付けていることより、いざというとき使えることが大事です。けれどもいざとなると恐怖で体が動かなくなることもありますし、「もし悪い人じゃなかったら...?」という思いがよぎって、防犯ブザーを作動させるタイミングが遅れることも考えられます。 
 とっさに安全のための行動ができるようになるには、繰り返しの練習が必要です。
 ちょっとでも「あぶない」と思ったら、ためらわず防犯ブザーを鳴らすこと。
 このことは、日ごろからお子さんによく伝えていただきたいと思います。親御さんが不審者役になる「防犯シミュレーション」なども取り入れ、実践的な練習をすれば、「いまだ!」というタイミングもだんだんわかってくると思います。 
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 セコム公式チャンネル「SECOMTV」では、防犯ブザーの取り付け位置や練習方法などの「防犯ブザーの選び方と使い方 3つのポイント」を動画でご紹介しています。親子で楽しく見ることができるわかりやすい内容で、防犯ブザーを扱ううえで大切なことを再確認できます。 
 ぜひご覧ください!2014.08.28 

















 
 
 
  
  
				













