年末年始のお出かけで気を付けたい子どもの安全対策
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セコムの舟生です。
年末年始は、買い出しや初詣など、家族でお出かけする機会が多くなるとき。
街が賑やかになる一方で、混雑した場所では子どもが迷子になったり、連れ去られたりするリスクが高まります。
子どもを守るため、事前に対策をしっかりと考えておきましょう。
今回は、年末年始のお出かけで注意したいポイントとすぐに実践できる安全対策をまとめます。▼ 子どもが迷子にならないための基本的な安全対策
年末年始はどこも混雑します。
混雑した場所では、ほんの一瞬の油断が大きなトラブルにつながりかねません。
子どもが迷子にならないための基本的なルールを確認しておきましょう。
(1)見つけやすい服装を
パッと目にとまる色の服を着せたり、帽子やリュックなど目印になるアイテムを身につけさせたりしましょう。
万が一迷子になった際、スタッフや警察に伝えやすくなります。
外出前に子どもの写真を撮っておくと、よりスムーズ。子どもの発見にも役立ちます。
(2)混雑した場所では手をつなぐ
人混みで子どもが親から離れるのは一瞬です。
特に年始の初詣などでは、大人の視線より下にいる子どもが人の波に紛れてしまうことがあります。
親がしっかりと手を握り、子どもから離れないようにしてください。
手をつなぐのを嫌がる場合は、すぐ横か少し前など視界に入る位置で歩かせ、絶対に目を離さないようにしましょう。
(3)迷子になったときのルールを決めておく
迷子になったときに備えて、集合場所を事前に決めておきましょう。
目立つお店や看板など「ここで待つ」と決めておけば、慌てずに対応できます。
また、困ったときに助けを求める人を教えておくことも大切。
その場所のスタッフや駅員などが適切です。
子どもには、「あの服を着た人に言うんだよ」と教えておくといいでしょう。
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▼ 子どもが「ひとりになる瞬間」をつくらない
子どもが狙われやすいのは、親の目が離れた「ほんの少しの時間」。
特にトイレや駐車場など、大人が目を離しがちな場面では注意が必要です。
混雑した場所でこそ、わずかな時間も子どもをひとりにしないことを意識してください。
(1)トイレは必ず付き添いを
不審者は親が少し離れる瞬間を狙っています。
特に商業施設や公園などの公共トイレは、子どもの連れ去りや性犯罪が多発しています。
小学生でも、トイレまで親が付き添い、待つようにしましょう。
(2)子どもだけで待たせない
会計中や列に並んでいるときなどに、子どもだけ離れた場所で待たせるのも避けてください。
不審者に「何をしているの?」と話しかけるすきを与えてしまいます。
待ち時間も、大人が付き添うことを徹底しましょう。
(3)駐車場でも気を抜かない
駐車場は人目が少なく、不審者にとって好都合な場所です。
車の乗り降りの際も、子どもをひとりにしないよう注意してください。
買い出しの荷物の積み下ろしをしているときなどは、特に目が離れやすい瞬間。
駐車場は事故のリスクも高い場所なので、常に視界に入る場所にいるか確認してください。
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▼ 子ども自身に防犯意識を持たせる
できるだけ子どもから離れない、目を離さないことが大切ですが、それでもはぐれてしまう可能性もゼロではありません。
親の目が届かない場所では、子ども自身の防犯意識が大切なポイントです。
子どもが自分で危険を察知し、行動できるよう、年末までにおさらいしておきましょう。
(1)「知らない人についていかない」を徹底する
たとえ知らない人でも、優しく声をかけられると子どもはつい信用してしまいます。
子どもを狙う不審者は、「見せたいものがあるから一緒に来て」「あっちでお母さんが呼んでいるよ」などと非常に言葉巧み。
親が具体例をあげて危険を伝えることで、子どもは不審者の手口を理解しやすくなります。
(2)外出するときは防犯ブザーを身につける
防犯ブザーは声を出せない状況でも危険に周囲を知らせてくれる強い味方。
ランドセルにつけるだけではなく、外出時にも必ず身につける習慣をつけさせてください。
保護者が一緒にいる年末年始のお出かけでも、子どもに防犯ブザーを持たせ、使い方を確認・練習しておきましょう。
身につけているだけで警戒心をアピールする効果もあります。
(3)子どもに声を出す練習をさせる
万が一、不審者が近づいてきたり連れ去られそうになったりしたときは、大きな声で助けを呼べるよう教えましょう。
悲鳴を上げるだけではふざけていると勘違いされる恐れもあります。
「助けて!」と声を上げることが大切です。
緊迫した場面ではこの一言が声にならないこともあるので、自宅で日ごろから練習させてください。
不審者への対応は、言葉で教えるだけでは不十分。
実際の状況を予測して対応を体験する「防犯シミュレーション」が効果的です。
防犯ブザーの使い方や大声で助けを求める練習もかねて、親子でぜひやってみましょう。
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年末年始はなにかと忙しく油断が生じがち。
それを狙って、空き巣狙いも増えるといわれています。
家族でお出かけするときは、最後に戸締りをもういちど確認してください。
ベランダ、お風呂やトイレの窓なども必ず施錠し、玄関ドアがダブルロックなら両方施錠すること。
「閉まっているはず」ではなく、必ず目視で確認することがポイントです。
外出前に子どもと一緒に指差し点検をすると、子どもの安全意識も高まります。* * * * * * * * *
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