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夏の旅行や帰省は子どもの迷子対策を

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セコムの舟生です。

夏休みの旅行や帰省は、子どもが楽しみにしていることのひとつ。
けれども、交通機関も観光地も、非常に混雑していることが多いですね。
わが子を見失わないようにするだけでも、ひと苦労...というのが親御さんの本音ではないでしょうか。

夏休みのお出かけは、迷子対策を万全にしておくことが大切です。
楽しい思い出にするためにも、お子さんの安全に十分な"備え"をしておきましょう。

今回は、夏休みの混雑時期の迷子対策についてまとめます。


* * * * * * * * *


▼ 服装・持ち物で迷子対策
夏休みはどこも混み合っていますから、「見失うかもしれない」という前提で、迷子対策を考えておくことをおすすめします。

普段なら、ちょっと離れたくらいならすぐに見つけられるかもしれませんが、混雑時期は少しでも離れるとあっという間に見失ってしまうことも考えられます。

なるべく見つけやすいことを念頭において、お子さんの準備を整えましょう。
迷子になる前に発見しやすい工夫として、以下のようなことがあげられます。

・目立つ色の服を着せる
・髪型を工夫する
・目印になる帽子や髪飾りをつける
・兄弟、姉妹おそろいのリュックを身につける

特徴的な服装や持ち物を身につけさせると、遠くからでも見つけやすくなります。
また印象に残りやすいので、万が一、迷子になったときも係の人などに見つけてもらいやすくなるでしょう。

それだけではありません。
不審者は人目につくことを嫌うので、目立ちやすい子どもを狙うのは避ける傾向があり、ある程度の防犯効果も期待できるのです。ただし、あまりに華美な服装をしてしまうと、やはり狙われやすくなってしまうことにも注意が必要です。


▼ お出かけ先での迷子対策
お出かけ先では、「お父さん、お母さんから絶対に離れないでね」とお子さんに言い聞かせると思いますが、それだけではぐれるのを防ぐことはできません。
お子さんを迷子にしないためには、保護者の方が油断しないことが何よりの対策です。
以下のようなことを意識しておきましょう。

<お子さんを迷子にしないための対策>
・移動中はなるべく手をつなぐ
混雑した場所では、手をつなぐなどしてお子さんから離れないようにしてください。
手をつなぐのを嫌がるお子さんもいるかもしれませんが、その場合も絶対に目を離さないようにしましょう。
「ついてきているだろう」「近くにいるはず」と思い込まないようにしてください。
小さなお子さんなら、人混みを抜けるまでは抱っこしたり、ベビーカーに乗せたりしたほうが安心です。

・お子さんだけで待たせない
チケットを買いに行く間など、短い時間でもお子さんだけで待たせておくのは危険です。
不安になって探しているうちに迷子になることもよくありますので、常に一緒に行動しましょう。
また、親がそばにいない子どもが犯罪被害にあう事件が近年多くなっていますので、キッズスペースなど子どもが集まる場所でも目を離さないようにしてください。

・はぐれたときの集合場所を決めておく
万が一迷子になってしまったときにどうするかを話し合って決めておきましょう。
テーマパークなどでしたら、園内の地図を親子で一緒によく見て全体を把握し、もしもはぐれたときにどこへ行けばいいかを決めておくと安心です。

・困ったとき助けを求められる「人」を教える
迷子になったとき、誰に言えばいいかを教えましょう。
施設のスタッフや駅員など、その場の職員に伝えるのが適切です。
小さなお子さんですと言葉では伝わらないことがあるので、「あの服を着た人に言うんだよ」と教えておくといいでしょう。


▼ 「もしも」に備えておくと安心
子どもは好奇心が旺盛ですから、気になるものを見つけて立ち止まったり、何かに気を取られて歩いたりしているうちに、はぐれてしまうことがあります。

並んでいるうちに退屈して別の場所に行ってしまったり、ついてきていると思ったら途中で座り込んでいたり。
いろいろな事態を想定して、お出かけ前から準備を整えておくと安心です。

・保護者の連絡先を持たせる
親の携帯電話番号をお子さんに持たせておきましょう。
小さなお子さんの場合は、リュックの内側やポケットなど、人目につかないところに迷子カードをつけて、「迷子になったら係の人にこれを見せて」と教えておくようにしてください。

・防犯グッズを身につける
大勢の人で混み合う場所では、親がそばにいない子どもを狙った性犯罪や連れ去り事件なども発生しています。
万が一に備え、防犯ブザーなどを身につけさせておきましょう。
すぐに作動できる位置につけなければ意味がないので、お出かけ前に取り付け位置を確認してください。

・お子さんの「退屈対策」を考える
子どもは退屈するとじっとしていることができません。
好きなおもちゃや本、お菓子や飲みものなどを準備しておくなど、お子さんの性格を考慮して、その場から離れないための工夫を考えておきましょう。


* * * * * * * * *


迷子対策が必要なのは、小さなお子さんに限ったことではありません。
混み合った観光地や交通機関では、高学年のお子さんでもはぐれてしまうことは考えられますし、子どもだけでいるところを狙われる可能性があることを忘れてはいけません。

事前によく話し合っておくと、お出かけ先での迷子や犯罪のリスクを減らせるはずです。

2017.08.10

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