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性被害から子どもを守るためにできること

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セコムの舟生です。

子どもの性被害があとを絶ちません。
警察庁の統計を見てみると令和4年、12歳以下の強制わいせつ被害の認知件数は769件にのぼり、うち65件は5歳以下の幼児です。

「まだ小さいから」
「男の子だから」

性被害にあわないとは、言い切れません。
無警戒は危険です。

年齢や性別にかかわらず性被害にあう可能性があることを認識しておきましょう。
相手が誰であろうと自分の身を守ること、自分の身を自分で守れるよう「自分を守る方法」を教えておくことが重要です。

ただ性被害対策は、デリケートな問題でもあります。
教え方には工夫が必要です。

今回は、性被害や、伝えるときの注意点などをまとめます

▼ 「プライベートゾーン」は自分だけもの
自分の身に何が起きているのかわからないまま性被害にあってしまうケースが少なくありません。
とはいえ、幼少期から性的な接触の意味を詳しく教えることは適切でないでしょう。

性被害から身を守るため、まずは「プライベートゾーン」という言葉の理解からスタートです。
「プライベートゾーン」とは、自分以外の誰にも触らせてはいけない、誰にも見せてはいけない、「自分の体の自分だけの大切な場所」。

水着で隠す場所、水着になるときに隠したいと思う場所、それと口のことです。
ほかにも自分が触られたり、じっと見られたらイヤだと思うところも「プライベートゾーン」に追加してかまいません。
「プライベートゾーン」を広くとってもかまいません。
それが自分の体を守るということです。

「プライベートゾーン」を触れようとしたり、見ようとしたりする人には、はっきりと「イヤ」を伝えるよう教えてください。

なかにはスキンシップのつもりで子どもに触れる人もいるのかもしれませんが、「プライベートゾーン」に関しては許容できません。はっきりと「イヤ」を伝えるよう教えてください。

子どもに「プライベートゾーン=守らなくてはいけない大切な場所」という意識を持たせるためには、保護者が伝え続けることが大切です。

お風呂あがりに裸でうろうろしていたり、足を開いてだらしなく座っていたりしたら、ひと声かけてください。
家でくつろぐのは悪いことではありませんが、それが恥ずかしいことだという自覚は必要。
立ち居振る舞いをきちんとすることは、外に出たときも大切なことですし、自分の身を守ることにもつながります。

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▼ 知り合いからの「性暴力」を防ぐために保護者は何をすべきか
知っている大人からの性暴力が少なくありません。
子どもの警戒心を解いたうえで犯行に及ぶようです。

相手が誰であろうとプライベートゾーンに触れようとしたり、見ようとしたりするのは悪いこと。
プライベートゾーンに触れさせようとしたり、見せようとしたりするのも悪いこと。
知り合いでも、顔見知りでも、誰であっても、拒絶しなくてはいけません。

知り合いや顔見知りからの性暴力では、相手のことを知っているだけに発覚が遅れたり、性加害が繰り返されたりするケースがあります。

普段から子どもの話をなるべく聞くようにしてください。
保護者が少しでも「おかしいな」と思うことがあれば、正しく状況を把握しましょう。
うまく説明できないかもしれませんが、丁寧に耳を傾けてあげてください。

早く異変に気付くことが、被害の連鎖を防ぎます。

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子どもを「性暴力」から守るために保護者ができること


▼ 子どもの性被害を防ぐための防犯対策
性被害のリスクは、日常のなかに潜んでいます。
被害にあわないためには、具体的にどのように行動すればいいかを教えておくことが肝心です。

・ひとりにならない
子どもの性被害の多くは、ひとりでいるときに発生しています。
登下校、遊びに行くときや帰り道は、なるべくひとりにならないよう、友達と2人以上で行動する習慣をつけましょう。
習いごとなどの帰り道で暗くなってから帰宅するときは、なるべく保護者が迎えに行くことをおすすめします。
駅やコンビニなど、人の目が多い安全な場所を待ち合わせ場所にしてください。

・「死角」には近づかない・遊び場にしない
公園のトイレ、駐車場や駐輪場など、周囲からの目が届きにくい場所で子どもの性被害が頻発しています。
近所にある危険な「死角」を把握し、子どもだけでは近づかないように教えましょう。
遊び場にしたり、通り道にしたりするのも避けてください。

・保護者の許可なく「ついていかない」
子どもへの性加害は、人の目につかない場所に移動しておこなわれるケースが少なくありません。
誰からどんな理由を告げられても、移動を促されたときは、警戒することが必要。
親の許可なく子どもを連れだすのは不自然です。
言葉巧みな誘い言葉にだまされないよう、「声かけのパターン」を教えましょう。

・防犯ブザーを携帯する
わいせつ犯罪の加害者は、事件の発覚を恐れているはずです。
防犯ブザーを鳴らしたり、大声を出したりすると、ひるみ、あきらめることが多いと言われています。
防犯ブザーを目立つ場所に携帯すると、犯罪抑制効果も期待できます。
外出時は常に携帯する習慣をつけてください。
「助けてー!」と大声を出す練習も、いざというときに役立ちます。

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* * * * * * * * *

「性の話は、家庭でしにくい」という保護者の方も少なくありません。
いつ、どんなタイミングで、どこまで教えるかは、子どもの成長に合わせて保護者が見極めていくしかありませんが、プライベートゾーンの話は小さなお子さんにも伝えやすいと思います。

子どもを守るために、折に触れて繰り返し伝えることを心がけてくださいね。

* * * * * * * * *

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