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狙われる小学生!「盗撮」の危険から子どもを守るには

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セコムの舟生です。

子どもたちが行き交う通学路。
日常にある当たり前の風景です。

先日、登校中の児童を無断で撮影した画像がインターネットに投稿されるという事件がありました。
盗撮事件の報道にふれて思うのは、スマートフォンの普及です。
インターネット上では、無断で撮影されたと思われる幼い子どものわいせつな画像も無数に出回っており、身勝手な犯行に怒りを覚えざるを得ません。

通学路に限らず、商業施設や公園など、さまざまな場所で小学生を狙った「盗撮」が多発しています。
悪質な盗撮事件がいっそう身近になっていることを忘れないでください。
今回は、子どもを盗撮から守るためのポイントをまとめます。


* * * * * * * * *


▼ 子どもがいる場所には盗撮のリスクがある
子どもの盗撮容疑で逮捕された事件では、容疑者のスマートフォンから複数の犯行が発覚するケースが多く、長年にわたって犯行を繰り返していることも珍しくありません。

通学路、公園、家族連れでにぎわう商業施設、子ども向けのイベント会場など、子どもが集まる場所を狙っていることも考えられます。
また、入浴施設や脱衣場、スポーツ施設の更衣室、公共のトイレなど、プライバシーが守られるべき空間で盗撮がおこなわれているケースもあります。

子どもが行く場所には、「盗撮の機会をうかがう不審者が潜んでいるかもしれない」という意識をもち、常に盗撮を警戒する意識が必要です。
特に服装が開放的になる夏場は、子どもの盗撮被害が増える可能性もありますので、いっそう意識を高める必要があります。

未就学、低学年の幼い子どもや、男の子も例外ではありません
保護者が一緒に外出する年齢であれば、保護者が注意し、子どもだけで外出する年齢になってからは、子ども自身が注意することが大切です。


▼ 子どもを狙う盗撮から身を守る方法は?
盗撮から身を守るために、保護者ができること、子どもができることをそれぞれまとめます。

■ 保護者の対策
・地域の警察署の不審者情報や防犯メールで、盗撮をはじめとするわいせつ事案が、いつ、どの地域で発生したかを把握しておく
・過度に可愛らしい服装や露出の多い服装はさせない(男の子も注意!)
・スカートのときはスパッツなどをはかせるようにする
・公共の場では子どもの姿勢や座り方などにも注意を払う
・公園など不特定多数が出入りする場所で無防備に着替えをさせない
・子どもの身辺を警戒し、不審な動きをする人が周囲にいないか常に注意する

■ 子どもの対策
・写真を撮らせてほしいと言われても決して応じない
・見知らぬ人がスマートフォンを向けるなどしたら、すぐにその場を離れる
・足を広げて座ったり、ところかまわず座り込んだりしない
・階段をのぼるときは、後ろに注意する
・遊びに夢中になりすぎず、ときどき後ろを振り返る
・自分の近くに不審な動きをする人や、近寄ってくる人がいないか注意する


* * * * * * * * *


子どもは、自分が狙われるという意識が低く、無防備になりがちです。
盗撮事件が頻繁に起きていることをしっかり教え、「無防備なときほど狙われやすい」ということを子ども自身に理解させましょう。
すきをつくらないこと、身辺の異変にいち早く気づくことが、盗撮から身を守ることにつながります。

2021.06.17

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