映画で親子のコミュニケーションを!「26th キネコ国際映画祭」訪問レポート
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セコムの舟生です。
私が毎年、楽しみにしているイベントのひとつ「キネコ国際映画祭」。
日本最大規模の子どものための映画祭で、今年で26回目を迎える歴史ある文化イベントです。
セコムでは2006年から協賛しています。
今年は11月22日~26日までの5日間にわたって東京・二子玉川で実施されました。
小さなお子さんもたくさん来場していて、会場は元気いっぱい。
今回は「キネコ国際映画祭」の様子をレポートするとともに、私も世界中から集められた子ども向けの素晴らしい作品をいくつか鑑賞してきたので、映画をご紹介します。
映画祭に出展したセコムブースの模様もあわせてご紹介しますので、ぜひ最後までお楽しみください!
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▼ 「赤ちゃんから楽しめる映画祭」で大人も特別な時間を
今年の「キネコ国際映画祭」は、昨年に引き続き、東京・二子玉川の街で実施されました。
映画上映はいくつかの会場にわかれ、野外イベントやワークショップなどもりだくさん。
私が映画祭を訪問したのは平日でしたが、大勢の親子連れでにぎわっていました!
さっそくプログラムを上映する会場へ。
通常の映画館のような座席はなく、ソファやクッションが並べられており、思い思いに座ったり寝転んだりしながら、リラックスして鑑賞できるようになっています。
上映前には毎年恒例「キネコダンス」を踊り、会場が盛り上がります。
小さなお子さんがいるご家庭ですと、「泣いたり騒いだりしたら迷惑がかかってしまう」「動き回ったりしたら危ない」といった理由で、映画館に足を運ぶことを諦めていることも多いですが、「キネコ国際映画祭」では、そんな心配もありません。
上映されるのは、世界中から集められた良質な子どものための映像作品ばかり。
どのお子さんも食い入るようにスクリーンを見つめていて、映画の世界に入り込んでいることが伝わってきます。
そんなわが子を見つめる親御さんたちの優しい眼差しも印象的でした。
きっと、普段とは違う特別な時間を、親子で共有できたのではないでしょうか。
▼ お子さんに観てほしいオススメ作品のご紹介
今年の「キネコ国際映画祭」でも、素晴らしい作品の数々に出会うことができました。
子どものためにつくられた映画ですが、大人も楽しめます。
私、舟生が選ぶ今回のショートフィルムベスト3はこちら。
・ペンギンのウェイター(2017年・ドイツ)
パーティーでペンギンのお客様たちにサービスするウェイターが主人公。
ちょっとしたミスからトラブルが連鎖して、最後は大変な大騒ぎに...。
シンプルな造形のキャラクターですが、それぞれの動きが非常に生き生きとしています。
なんとか失敗を取り戻そうと奮闘する姿がなんとも楽しく、みんなが笑顔になれる作品です。
・大人になりたい(2018年・スイス)
仲間たちが次々カエルになっていくのに、ひとり変わらぬ姿のオタマジャクシが主人公。
成長の悩みや取り残される不安とともに、翌春にやってきた新しい仲間たちと旅立つまでの「どんなことがあっても負けない強さ」が描かれています。
実写背景とアニメキャラクターを合成するなど、新しい試みを用いて非常にユニークな作品に仕上がっていました。
・どうぶつえんにすみたい(2017年・ロシア)
この映画祭の名物である、声優さんたちによる吹き替えライブで鑑賞しました。
「動物園に住んでみたい!」という子どもの素直な感情と、それを見守る幸せいっぱいの素敵な家族を描いた作品。
家族っていいものだなぁ...とあらためてかみしめるような気持ちになりました。
観る者をじんわり幸せにしてくれる作品です。
声優さんたちの声が観ているその場で作品に吹き込まれていく迫力は、やはり言葉に尽くしがたい感動がありました。
▼セコムブースで親子のコミュニケーションを
映画上映以外にも、子どもたちにさまざまな楽しみを用意している「キネコ国際映画祭」。
協賛企業が出展するブースも、それぞれ趣向が凝らされていて、多くの子どもたちが楽しんでいました。
おかげさまで、セコムブースも行列ができるほどの大盛況!
「親子のコミュニケーション」をテーマに、「じぶんクイズ」に親子でチャレンジしていただきました。
内容はとても簡単。
「好きな色は?」「好きな遊びは?」などお子さんに関するクイズを出題します。
親子で「せーの!」で同時に答えを言っていただくというものです。
答えが一致すれば、大成功!
保護者の方が、どれだけお子さんのことを知っているかを試す簡単なクイズですが、これがとても盛り上がるのです。
当たっても、ハズれても思わず笑顔がはじけ、とてもなごやかな雰囲気になります。
セコムブースでニコニコした親子とたくさんお会いできて、私も幸せな気持ちになりました^^
お子さんをテーマにした「じぶんクイズ」。
ちょっとした空き時間にできますし、ドライブ中などのレクリエーションにもおすすめです。
お子さんと一緒に過ごす時間を盛り上げて、親子の絆を深めてくださいね。
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今年も大盛況のうちに幕を閉じたキネコ国際映画祭。
親の愛、他者の心の痛み、道徳心など大切なことに気づかせてくれる、そんな作品ばかりでした。
海外作品ならではの自由な感性、異文化にふれることも、きっと良い勉強になります。
小さなころから良質な映画に接することは、成長に良い影響をもたらしてくれるはずです。
ぜひ来年は映画祭に足を運んで、お子さんと素敵な思い出をつくってください。2018.12.13