子どもの安全ブログ

女の子だけじゃない!子どもに性犯罪リスクを教えるには?

セコムの舟生です。

日差しが気持ちの良い季節です。
お子さんたちの服装も軽やかになりますね。

夏を先取りしたような服装も見かけますが、極端な軽装やひと目を引く服装は、不審者に目をつけられやすくなる可能性があり、保護者の目配りが必要です。

強制わいせつや盗撮など、卑劣な犯罪が各地で起きています。
子ども自身も気をつけなくてはなりません。
近年は、狙われる自覚がとぼしい低学年のお子さんや、男の子の被害も頻発しています。

そこで今回は、性犯罪のリスクを教える方法をまとめます。


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▼ 子どもの性犯罪被害の実態
性犯罪はデリケートな問題なので、お子さんにどのように説明するか迷う保護者の方が多いかもしれません。「まだ小さいから」「男の子だから」と特に注意を促していない方も多いのではないでしょうか。

しかし、子どもが性犯罪の被害者になるリスクは、年齢、性別を問わず日常のさまざまな場面に潜んでいます。
過去1年ほどの間にニュースになった事件をいくつか見てみましょう。

小6女児に道を聞くふりをして、着衣の中に手を入れるなどわいせつな行為をした30代男を逮捕。同地域では小学生ばかりを狙った同様の事件が頻発していた(東京都)

・40代男が4歳男児を公園のトイレに誘い込み、わいせつな行為をしてその状況を撮影し、児童ポルノを製造する事犯が発生。同事件に関連して、低年齢児童を性的好奇心の対象とする複数人がわいせつ誘拐や児童買春・児童ポルノ禁止法違反で検挙された(神奈川県)

・下校途中の8歳女児が、わいせつ目的で近づいてきた20代男にスプレー缶で顔に液体をかけられ重傷。捜査の過程で、男は別の小学低学年女児に対する強制わいせつ容疑でも再逮捕された(和歌山県)

・商業施設で6歳女児に背後から近づきスカート内を盗撮した40代男を逮捕(沖縄県)

子どもばかりを狙って犯行を繰り返していたケースも目につきます。
抵抗力が弱い子どもは、大人を相手にするより犯行がたやすいと考える者もいるのです。

卑劣で身勝手な犯行によって子どもが傷つくことは、絶対に許してはなりません。
「自分が狙われるかもしれない」と自覚させ、自衛の意識を持たせることが肝心です。


▼ 子どもに犯罪の危険を伝えるポイント
子どもの性犯罪被害を防ぐために、まずは子ども自身が無防備にならないことが大切です。
しかし、小さなお子さんへの説明は難しいですし、無理に理解させようとすれば怖がらせてしまいます。

性犯罪について過度に説明する必要はありませんので、まずは「プライベートゾーン」という言葉を教えて、自分自身を大切にする意識を育みましょう。

「プライベートゾーン」は、「他人に見せても触らせてもいけない、自分だけの場所」です。
「水着を着て隠れる場所が"プライベートゾーン"だよ」と言うとわかりやすいと思います。

プライベートゾーンを見たがったり、触ろうとしたりする人、またプライベートゾーンを無理やり見せたり、触らせようとしたりする人がいたら、すぐに逃げるよう教えてください。
また、そのようなことがあった場合は、大人に報告することも約束しておきましょう。

プライベートゾーンは、「自分でも人に見られないように注意してね」と言うと、人前で無防備に着替えたり、だらしない格好をしたりするのが、良くないことだとわかると思います。
公共の場での振る舞い、座り方などについても、折に触れて教えておきたいですね。


▼ わいせつ目的の不審者から狙われないための防犯対策は?
どんなときでも、どんな場所でも、「ひとりにならないこと」を徹底させてください。
子どもを狙う不審者には、「物色してひとりでいる子に目をつけ、タイミングを見計らって犯行に及ぶ」という行動パターンがあります。

どうしてもひとりになることを避けられない場合もあると思いますが、そういうときほど「狙われるかもしれない」と意識して、周囲に不審な者がいないかセンサーを張り巡らせてキビキビと歩くように教えましょう。

また、無防備に見える子ほど、狙われる可能性が高まります。
お子さんが外出するときは、以下のような服装に注意してください。

<注意!不審者に狙われやすいファッションは?>
・ 過度にかわいらしい服装
・ 年齢にふさわしくない大人っぽい服装
・ 腕や足などを多く露出した服装
・ 首周りがゆるんでいる、シャツがはみ出ているなど、だらしなく見える服装
・ サイズが大きすぎたり小さすぎたりして、身体に合っていない服装

短すぎるズボンやスカートの下にはスパッツをはく、Tシャツの下には肌着を着るなどしましょう。
女の子だけではなく、男の子も同様です。

露出が多い服や、場に適さない違和感のある服装は、必要以上にひと目を集め、関心を持たれてしまう可能性がありますので、子どもだけで外出するときにはできるだけ避けたほうが安全です。


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小さなお子さんには、「知らない人」に対する警戒心を持たせることも重要です。
親しげに声をかけてきた人や、時おり見かける人を「知っている人」と思い込み、気を許してしまうことがあるようです。

防犯の基本として「知らない人」の定義を教え、話しかけられたり誘われたりしても決して従わないよう、言い聞かせてくださいね。


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<お知らせ>
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2018.04.19

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