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新1年生の放課後の安全を考える

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セコムの舟生です。

ひとりにならないことが基本です。友達と安全に過ごせる場所、大人の目が集まる場所を探しましょう。ご入学おめでとうございます!
お子さんの成長を実感するとともに、小学校生活に慣れるまでは、いろいろと心配ごとがあるかもしれませんね。

入学後は、学校が終わってから友達と遊びに行くなど、過ごし方が変化するものです。
安全で安心して健やかに過ごせるようサポートしてあげてください。

今回のテーマは、放課後の過ごし方です。
新1年生が安全に放課後を過ごすために欠かすことができない安全ポイントをまとめます。
ぜひお子さんと一緒に確認してください。


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▼ 下校時に「ひとりにならない」ことを徹底する
子どもの防犯の基本は「ひとりにならないこと」
たとえ短い区間でも油断は禁物です。

住宅街にも死角や日中の人通りが少ない場所は必ずあります。
不審者がそうしたすきを狙っているということを忘れないでください。

1年生は、中・高学年よりも授業時間が短く、ほかの学年の児童がいない時間帯に下校する場合もあるので、いっそう注意が必要です。

入学後の数週間、集団下校をするという小学校が多いかもしれませんね。
でも、集団下校していれば安心というわけではありません

家が遠いお子さんや、集団下校ルートを離れてから距離があるお子さんは、ひとりきりになってしまう区間があるかもしれません。

通学路を歩くことに慣れ、防犯や交通安全の意識をしっかり持てるようになるまでは、保護者の方が集団下校からの分岐点まで迎えに行くことをおすすめします。

集団下校がない学校の場合も、やはりお友達と別れる場所までは、できるだけお迎えに行くほうがいいでしょう。また、通学路に気になる場所(交通量が多い横断歩道や人通りが少ない路地など)があれば、そこまで迎えに行ってもいいと思います。

わずかな時間、短い距離でも、ひとりになることがないようフォローしてあげてくださいね。


▼ 1年生が安全に放課後を過ごせる場所は?
安全に過ごすためには、「ひとりにならないこと」が大前提
ですが、友達と遊ぶときも、「大人の見守り」がある環境が理想ですね。
代表的なのは「学童保育」ですが、なかなか入所できない実情もあります。

小学生が放課後に安心して遊べる場所としては、専門の指導者や監視員いる「児童館」や「児童センター」があげられます。楽しいイベントやワークショップなどを実施しているところが多く、いつも子どもたちで賑わっています。

また、放課後の空き教室を利用した「放課後子ども教室」が利用できる自治体もあります。
こちらも勉強や遊び、スポーツのプログラムが用意されており、実施する自治体は年々増えてきているようです。

「放課後子ども教室」がない学校でも、放課後は子どもたちのために校庭が開放されていることがあります。
このほか、公園や公立の図書館など、同じ小学校の子どもがよく遊びに行く場所がないか、調べてみましょう。ほかの保護者の方に聞いてみるといろいろと情報交換できると思います。

それぞれの場所や、そこまでの道のり、周辺環境などは、親御さんが事前に把握しておくことをおすすめします。
1年生のお子さんが遊びに行く場所として問題ないか、親御さんの目できちんと確かめておきましょう。


▼ 1年生に守らせたい「遊びに行くときのルール」
小学校生活に慣れてきたら、お子さんから「お友達と○○に遊びに行っていい?」と言われるかもしれません。

お子さんが出かけるときは、「どこに行くのか」「誰と行くのか」「何をするのか」「何時に帰ってくるのか」を、必ずお子さんの言葉で伝えるように約束させてください。

遊びに行った先で別の場所に移動するなど、予定にない行動はルール違反だと言うことも教えておきます。万が一のとき、親御さんがどこにいるかわからず、探すことができないからです。

遊びに行った先では、やはり「ひとりにならないこと」を徹底させる必要があります。
1年生のお子さんには、具体的にシチュエーションを示すと理解が深まります

<ひとりにならないために>
○ ひとりで先に行かない
○ ひとりでトイレに行かない
○ ひとりで帰らない
○ 人が少ないほうに行かない

屋外にいるときは、なるべくお友達と一緒に行動することをよく言い聞かせてください。
「ひとりになったら危ないんだ」と自覚を持たせることが防犯の第一歩です。


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お子さんが放課後に遊びに行くときは、防犯ブザーを持たせることも忘れないでください。
ランドセルに付けるものとは別に用意しておくと安心ですね。

肌身離さず身につけておく必要がありますので、ズボンのベルトループに付けたり、腕時計タイプの防犯ブザーを選んだり、持たせ方にも工夫しましょう。


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