子どもの安全ブログ

  • ツイート
  • facebookでシェア
  • LINEで送る

[入学準備特集2016 Part5]新1年生の保護者必見!持ち物の名前の書き方

  • ツイート
  • facebookでシェア
  • LINEで送る

セコムの舟生です。

子どもの名前が知られてしまえば、不審者から親しげに話しかけれるきっかけになりかねません。2月になると、新1年生の入学説明会がおこなわれる小学校が多いのではないでしょうか。

入学説明会では、準備が必要な学校指定品や学用品についても説明されると思います。

持ち物をひと通りそろえたら、記名する作業がまっています。
すべての持ち物に名前を書き込むのは大変ですが、お子さんへの愛情や応援する気持ちをひとつひとつに込めてあげたいですね。

持ち物への記名は、大切な防犯ポイントでもあります。

知らない人に子どもの名前が知られてしまうと、犯罪のきっかけになることがあるからです。

そこで今回の[入学準備特集2016]は、持ち物に名前を書くときの注意点をご紹介します。
過去の特集記事とあわせて、お子さんの入学準備にお役立てください。

【入学準備特集2016】
[入学準備特集2016 Part1]いまからはじめる!新1年生のための防犯入門
[入学準備特集2016 Part2]新1年生にわかりやすく交通ルールを教えるには?
[入学準備特集2016 Part3]一緒に小学校に通学するお友だちはいますか?
[入学準備特集2016 Part4]学童保育に入れない!?「小1の壁」を乗り越えるには


* * * * * * * * *


▼ 名前の書き方に注意が必要な持ち物はどれ?
子どもの持ち物への記名は、子どもが自分のものだとわかるために欠かせません。
「名前は見やすい場所にひらがなで大きく書いてください」と説明された方も多いのではないでしょうか。

教科書やノート、鉛筆など、ランドセルやかばんの中にしまうものについては、「子どもがわかりやすいように」記名していいと思います。

ただし、外から見える持ち物については、パッと見てわかる場所に名前を書き込むのは危険
名前が知られると、不審者からの声かけのきっかけになりかねません。

「◯◯ちゃん」と親しげに名前を呼びかけられたら、知り合いと勘違いして気を許してしまう可能性もあるのではないでしょうか。

<記名に注意が必要な持ち物>
・ランドセル
・通学帽
・上履き袋
・体操着袋
・サブバッグ(手提げ袋など)
・防犯ブザー
・ハンカチやティッシュ(移動ポケット)
・衣服や靴

手提げバッグや上履き袋の底面に名前を書いている子を見かけますが、向きによっては見えてしまうことがあります。
また、ハンカチやティッシュは子どもが落としやすいものなので、名前の書き方に工夫が必要です。実際、ハンカチを落とした直後に名前を呼びかけられたお子さんもいます。


▼ 記名に注意が必要な持ち物の「名前の書き方」
ランドセルや手提げバッグ、上履き袋や体操着袋などは、お子さんが直接持ち歩くものはなるべく内側に名前を書くようにして、外側からは見えない工夫をしましょう。

通学帽は、つばや側面に名前を書くのではなく、かぶったら隠れる場所がいいでしょう。ネームタグが付いているものもありますが、片側だけ縫い付けられているものだとかぶり方によっては外から見えてしまうことがあります。そのようなタグは、四方を縫い付けてめくれないように固定すると安心ですね。

防犯ブザーのように記名が隠れにくいものや、子どもがパッと見て探せないと困るものは、名前の代わりに、「★」や「◎」、あるいは子どもが好きなキャラクターの形など子どもが判別しやすいマークを書き込むのがおすすめです。


▼ 「名前を知られる」リスクは子どもの持ち物だけじゃない!
リスクがともなうのは、持ち物に対する記名だけではありません。
玄関の表札、家の外に置いてある自転車や遊具などから、お子さんの名前や住所などの個人情報が漏れる可能性もあります。

「玄関の表札も!?」と思う方もいらっしゃると思いますが、なかには何週間もかけて子どもを尾行するなど、用意周到に情報を集めて子どもを狙うケースもあるので、油断はできません。表札の表示は可能ならば苗字だけにして、家族のフルネームを記載するのは避けた方が安心です。

子どもの名前や住所を知られないようにすることが、安全のためにはとても大切です。


* * * * * * * * *


昨今は、体操着にゼッケンを付けるのを控える小学校も出てきているほど、名前の取り扱いはデリケートになってきています。

しかし、その一方で、記名のしかたの指定が防犯の観点で不用意な小学校も、まだまだあるようです。

「防犯上、危ないのでは?」と感じたときは、思い切って学校側に質問や意見を出してみてください。
名前の書き方は非常に重要な防犯ポイントですので、ひとりでも多くの方に安全な"名前の書き方"を知っていただきたいと思います。

2016.01.28

「セコム子ども安全教室 教材」無償提供を行っています!★詳細はこちら★ 「セコム子ども安全教室 教材」無償提供を行っています!★詳細はこちら★
お子さまのお留守番を安心して見守る秘訣とは? お子さまのお留守番を安心して見守る秘訣とは?

スペシャルコンテンツ

このブログについて

このブログは、セコムが、子供たちの安全を守るために、情報を提供しています。

防犯ブザー選び方と
使い方(3つのポイント)

アーカイブ

2024年(15)
2023年(52)
2022年(42)
2021年(28)
2020年(29)
2019年(30)
2018年(62)
2017年(111)
2016年(153)
2015年(155)
2014年(138)
2013年(75)
2012年(93)
2011年(89)
2010年(84)
2009年(70)
2008年(69)
2007年(84)
2006年(115)