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[入学準備特集2016 Part3]一緒に小学校に通学するお友だちはいますか?

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セコムの舟生です。

ひとりになってしまったときに助けを求められる安全な場所を複数、覚えておきましょう。年もあらたまり、年長組のお子さんがいるご家庭では、卒園式や入学式がにわかに迫ってきた感があるのではないでしょうか。

これからの時期は、入学説明会に行ったり、学校指定品を購入して名前を書いたり...と準備で忙しくなりますね。保護者の方はすることが多くて大変だと思いますが、卒園までのお子さんとの時間も大切に過ごしたいですね。

4月になれば、保育園や幼稚園と違い、親の送り迎えなしで小学校に通うようになるかと思います。
そのためには、安全面での入学準備も大切です。

子どもの安全ブログでは、新1年生とその保護者の方を応援するため、[入学準備特集2016]と題して、新1年生のための防犯・安全対策をまとめてきました。

3回目の今回は、「一緒に小学校に通うお友だち」の重要性についてです
新1年生のお子さんが通学路で安全を確保するための具体的な方法をお話しします。

【入学準備特集2016】
[入学準備特集2016 Part1]いまからはじめる!新1年生のための防犯入門
[入学準備特集2016 Part2]新1年生にわかりやすく交通ルールを教えるには?


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▼ 通学路では「ひとり」の子が狙われる
「ひとりにならないこと」は子どもを犯罪被害から防ぐ重要な対策です。

子どもを狙った犯罪の多くは、子どもがひとりになった瞬間を狙って発生しており、自宅のすぐ近くや、自宅マンションの敷地内などで被害にあったケースもあります。

ただ実際には、まったくひとりになることなく登下校するのは難しいことです。
いかにひとりになる時間を減らすかが、通学路の安全性を高めるポイントだと言えます。
家の近所で一緒に登下校できるお友だちをつくるといいですね。


▼ 通学路で犯罪にあわないためには?入学までにできる3つの安全対策
一緒に通学する友だちをつくりましょう!...といっても、自宅から離れた保育園や幼稚園に通っていたお子さんは、「同じ小学校に通う近所の子を誰も知らない」ということもあると思います。
そのような場合、どのようにお子さんの通学路の安全を確保したら良いのでしょう。
具体的な対策をまとめました。

【安全対策1:友だちを探す】
入学予定の小学校の「学校公開」に行ってみるといいと思います。
小学校では通常、月1回程度地域に授業の様子を公開していて、誰でも見学することができます。先生や在校生の保護者とも話せるので、ご自宅の近くに一緒に登下校できるお子さんがいるかどうか聞いてみてもいいですね。

一緒に通うお友だちは同い年でないといけないわけではありませんし、小学校のことをよく知っている保護者の方と知り合いになると、学校のことをいろいろ教えてもらえて心強いものです。

また、近所の図書館や児童館などに行くと、同じ小学校のお子さんと出会いやすいです。
一緒に登下校できるお友だちと出会える方法を考えてみましょう。

【安全対策2:地域に顔見知りを増やす】
子どもの友だちを増やすだけではなく、家族ぐるみで地域とのつながりを広げることも、重要な安全対策です。
ご近所の方に子どもの顔を知ってもらい、気軽にあいさつを交わせる関係をつくっておくと、気にかけてもらえるようになります。

町内の催しやボランティアなど、地域のイベントに参加してみてはいかがでしょうか。
また、通学路にあるお店の方に「今度この子が小学校に入学するんです。何かあったらよろしくお願いしますね」と声をかけておくだけも、子どもと地域のつながりが生まれます。
ご近所に「顔見知りの輪」を広げることができますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

【安全対策3:助けを求められる場所を教える】
入学説明会に行くと、必ず「入学までに通学路を歩く練習をしておいてくださいね」と言われます。
これから先、少しずつ練習をして、注意するポイントなどを覚えていくことになりますが、危険ばかりを強調し過ぎると、子どもを怖がらせてしまうことがあります。
怖いことや困ったことが起きたときに、助けを求められる安全な場所についても教えておきましょう。

助けを求められる安全な場所」は、交番や子ども110番の家の他に、暗くなった時間でも明るい照明のあるコンビニや飲食店などもあります。朝の登校時間には開店していないお店もあるので、子どもの登下校の時間帯に人が常駐しているところを探して、子どもにも覚えさせましょう。


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子どもを犯罪から守る完璧な対策はありません。
どうしても「ひとりになってしまう時間」があるなら、それを補うための方法を考えるなど、複数の安全対策を考えておく必要があるのです。

今回ご紹介した方法はその一部。
地域の環境や状況によっては、保護者の方が途中まで送り迎えをしたほうがいい場合もあります。お子さんの通学路に潜む危険を見極め、起こりうる事態を予測して対策を考えることが何よりも大切です。

2016.01.12

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