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連休は空き巣に注意!親子で一緒におでかけ時の防犯チェック

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セコムの舟生です。

今日、9月9日は「救急の日」です。
9月8日~14日までは「救急医療週間」にあたり、救急や防災への意識を高めるために、各地でさまざまなイベントや講習会などが行われます。

皆さんは、CPR(心肺蘇生法)やAED(自動体外式除細動器)の使い方などを正しく理解していますか?
いざというときのため、お子さんのいるご家庭では知っておきたいことですので、近所で実施されるイベントなどを調べて、ご家族で参加してみてはいかがでしょうか。

さて、9月の3週目、4週目は連休が続きますね。
これを利用して、行楽を楽しむ方も多いのではないでしょうか?
「敬老の日」には、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に過ごす方もいらっしゃるかもしれません。

家族そろってのお出かけは、楽しい一方で、留守宅が気にかかるところ。
そこで今回は、親子でできる「ご自宅の防犯チェック」をお届けします。


* * * * * * * * *


▼ 空き巣の侵入経路はどこから?地域にも特性がある
警視庁が発表した「平成24年中の侵入窃盗(空き巣)の傾向」によると、東京都内における侵入窃盗の認知件数は減少傾向にありますが、空き巣の認知件数は微増しています。住宅への侵入窃盗の手口には「空き巣」の他に「忍び込み」「居空き」などがありますが、中でも「空き巣」は侵入窃盗全体の40%以上を占めています。
空き巣の侵入手口としては、一戸建て住宅で「ガラス破り」が全体の半数以上を占めていますが、中高層住宅などでは「無施錠(鍵をかけていない状態)」が多くなっています。

全国的に侵入手口が同じかというと、地域によって違いがあるようです。

例えば青森県警察が発表している平成24年度の住宅対象侵入窃盗被害を見ると、「無締まり」からの侵入が約70%で最多。ついで「合鍵」が多くなっており、「ガラス破り」は7%ほどに過ぎません。
「ところ変われば、侵入手口も変わる」ということがよくわかる結果ですね。

地域の防犯メールを受信すると、侵入窃盗の被害とその手口などの情報を得ることができます。他人ごととは思わず、自分が住んでいる地域を狙う泥棒の手口を知り、対策を怠らないことが大事だと思います。


▼ 狙いにくく、侵入しにくいのはどんな家?
泥棒は、必ずと言っていいほど下見をするそうで、前々から狙いをつけていた家が留守となれば、察知してやってきます。泥棒の立場に立って、「狙いづらい家」「侵入しにくい家」を意識してみましょう。

<狙いづらい家>
□ 通りや近隣から見通しが良い
□ 周囲に足場になるものがない
□ ベランダの柵は見通しが良いものを設置している
□ 防犯カメラやセンサーライトが設置されている
□ セキュリティシステムが設置されている

お子さんと一緒に、家の周りをぐるりと歩いてみてください。侵入するとしたらどこか、入りやすい場所はないか、こっそり隠れられる場所はないかなど、一緒によく観察してみましょう。「ここは大丈夫だろう」という油断は禁物。小さなスキも見逃さないよう、チェックしてみてください。

<侵入しにくい家>
□ 防犯性の高い鍵が取り付けられている
□ 防犯性の高い窓ガラスを使っている
□ 窓の内側に補助錠が取り付けられている
□ 家の周囲に防犯砂利が敷かれている
□ 窓に丈夫な格子が取り付けられている
□ トイレや風呂などの小窓も施錠されている

マンションなど中高層住宅(4階建て以上)では、ピッキングなどの「施錠開け」やベランダの「無施錠」が原因で侵入されるケースが多いようです。このことをふまえて、施錠の徹底だけではなく、鍵の変更や補助錠の設置を検討するなど、防犯対策を見直してみましょう。


▼ 空き巣に留守を知らせない!お出かけの前の防犯チェック
連休中は、終日あるいは泊まりがけで家を空けることがあるかもしれませんが、泥棒はその家が留守かどうかをいろいろな手段で確かめようとします。留守とわからせないための工夫も忘れないようにしましょう。

□ ポストに新聞や郵便物をためない
□ 洗濯物を外に干したままにしない
□ 帰宅が遅くなるときは室内の照明をつけておく(タイマーなどを利用する)
□ 長時間留守番電話にせず、携帯電話に転送する


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泥棒の被害にあった方は、誰もが「まさかウチが...」と思うもの。侮らず、日ごろから防犯性の高い住宅環境を整えておきましょう。
おうちの防犯チェックは、お子さんの防犯意識を高める意味でもおすすめです。

2013.09.09

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