もうすぐ9月。新学期の準備は大丈夫?
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セコムの舟生です。
早いもので、あと1週間で8月も終わりです。9月1日からは新学期という地域も多いと思います。
新学期が始まるときには、身も心もシャンとしていたいものですね。夏休み気分を引きずったままでは、事故やちょっとしたケガの原因にもなりかねません。生活のリズムや、気持ちの切り替えを、徐々に始めていきましょう。
今回は、新学期を迎えるにあたっての安全対策や確認しておきたいポイントをお話したいと思います。
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▼ まずは生活リズムを取り戻そう
休みの日が続くと、子どもも大人もつい気が緩みがち。外出していて夕飯が遅くなったとか、就寝時間がずれてしまった...なんていう日もあったのではないでしょうか?睡眠時間や食習慣が乱れると、慢性的な時差ボケのような状態を招くことがあります。いわゆる「夏休みボケ」ですね。学校生活のリズムについていけずに体調不良になったり、ボンヤリして思考力や判断力に影響したりすることもあるそうです。
まずは規則正しい生活と健康な身体づくりを。今の時期から、就寝時間をもう一度きちんと決め、それを守ることからはじめてみてください。
就寝時間が決まっていると、おのずと起きる時間や食事の時間も決まってきます。多少予定がずれても、「この時間までに絶対寝る!」とわかっていれば、「今日はテレビの時間を減らそう」とか「お風呂に急いで入ろう!」といった意識が働くものです。
子どもの自主性に任せるだけではなく、大人の環境づくりも大切。家族で食事の時間を守る、早めに照明やテレビを消して子どもが寝やすい環境をつくるなど、規則正しい生活に戻すためのサポートをしてあげてくださいね。
▼ 学校の行き帰りに気をつけたいこと
始業式までに、改めて登下校の注意ポイントをおさらいしておきましょう!<登下校時の注意ポイント>
(1) 一人にならない子どもを狙った犯罪は、一人でいるときに多く起きています。一緒に登下校をするお友達と待ち合わせの時間や場所など、もう一度確認を。ほかの保護者の方とも、新学期からの登下校について話し合っておくと安心です。(2) 寄り道しない
通学路をはずれると、保護者や学校の先生が居場所を把握できなくなります。寄り道はせず、決められたルートで登下校しましょう。また放課後、遊びに行く約束をしたときも、一度家に帰って「どこで、だれと、なにをして遊ぶのか。何時に帰るのか」を伝えてから出掛けるよう、もう一度言い聞かせてください。(3) 交通ルールを守る
新学期が始まると、子どもがいっせいに通学路を歩くため、交通事故が起こりやすくなります。車や自転車の往来がある通りでは、十分な注意が必要です。これからの季節は暗くなる時間も早くなってきますので、ドライバーからもよく見えるよう、リフレクター(反射板)を着けることをおすすめします。
▼ 防犯グッズは大丈夫?新学期前に再チェック!
多くのお子さんが、通学時に何かしらの防犯グッズを持っていますよね。なかでも一番多いのが防犯ブザーでしょう。それ以外でも、電池で作動する防犯グッズなら、新学期前に動作確認を必ずするようにしてください。防犯グッズは、携帯していても日常的に使用するわけではないので、電池交換を忘れている方は少なくありません。電池切れでブザーが鳴らなくなっているのに気付かないまま、身につけさせているケースもあるようです。
夏休みの間に、きちんと作動するかどうか、ブザーを鳴らして確認してください。ブザー音が小さかったり、音が鳴らなかったりする場合は、電池の残量が少ないか、電池切れになっているのかもしれません。いざというとき役に立たなくては意味がありませんから、もったいないと思わず、速やかに電池交換してください。電池を換えても音の大きさが戻らない場合は、本体の故障や破損も考えられますので、買い替えることをおすすめします。
ブザーを鳴らすときは、お家の中で行ってください。このとき、実際にカバンなどいつもつける場所に装着してお子さんに音を鳴らしてもらうようにすると、防犯ブザーの使い方の練習にもなります。でも、お子さん一人で鳴らすのではなく、必ず親御さんがそばについていてくださいね。
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夏休みが終われば、運動会や遠足の季節...秋がやってきます。楽しみにしていることや、やってみたいことを、お子さんに聞いてみてはいかがでしょうか?
新しい気持ちで元気に新学期を迎えられるよう、夏バテや、熱中症にも注意しながら、残りの夏休みを過ごしてくださいね(^^)/
2011.08.25