夏休み特集[4] 夏休み中の留守番の時に気をつけたいこと
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セコムの舟生です。皆さん、このブログのヘッダーイラストとタイトルロゴが変わったことにお気づきでしょうか?(^^)
サブタイトルは新しく"あんしん子育て応援サイト"と題し、小さなお子さんをお持ちのお母さん・お父さんを応援する気持ちを込めました。イラストは、ニコニコ顔のひまわり畑で「おばけのスー」がお友達と遊ぶ、夏らしさ全開のものになっています。これから毎月イラストを更新していく予定ですので、お楽しみに!
さて、もうすぐお子さんたちの待ちに待った夏休みです。お祭りや家族旅行など楽しいイベントが盛りだくさんの一方で、日中お子さんにお留守番をお願いする機会が増えるご家庭も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、夏休み特集の第4回として子供だけで留守番するときに気をつけたいことについてお話しします。
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▼ 子供の成長度合いに合わせた「わが家のルール」づくりを! 子供が一人で留守番をするときには、留守番中に起こるかもしれない、いろいろなことを想定して「お留守番のルール」を家族で話し合って決めておくことが大切です。「○歳になったからお留守番しても大丈夫」「これをやっておけば絶対安心」という基準や方法はありません。子供の年齢や性格、生活環境などを親がよく見極め、留守番をする子供が困らないようにしてあげてください。
また、ご家庭の状況やお子さんの成長に合わせてルールを見直していくことも大切です。
○ 高学年の子供の場合
今年の5月、小学6年生の女の子が自宅で留守番中にガスの点検を装った男に縛られ、お金を盗まれるという事件が起きました。高学年であっても留守番には危険が伴います。それを認識したうえで、リスクを減らすためにさまざまな対策をすることが大切です。・訪問者への対応
「だれが来ても、すぐに玄関のドアは開けない」ということを徹底しておいたほうが安全です。あらかじめ決めた相手についてはドアを開けずにインターホン越し、またはドアのチェーンをつけたままで対応させるようにします。・電話への対応
「家に大人がいるかもしれない」と思わせる工夫をするとよいでしょう。「お母さんは手が離せないので、あとで電話をかけなおすと言っています。名前と電話番号を教えてください」「今、お母さんは出られないので、あとで電話をかけなおしてください」など、具体的な応対の仕方をルール化してみてください。
○ 小さなお子さんの場合
自分で上手な対応ができないお子さんには、できる限り留守番をさせないのが一番です。しかしやむをえず留守番をお願いするなら、だれがチャイムを鳴らしても出ない、留守番中には電話に出ないなどと決めてしまったほうが、お子さんが対応に困らないでしょう。ただし、チャイムを鳴らしてもだれも対応しなければ留守宅だと思われてしまい、もしそれが空き巣狙いや強盗だった場合には、子供が危険にさらされることも考えられます。万が一の場合に備え、不審者が家に侵入することができないように家の防犯対策をしっかりとして、なるべく早く帰宅するように心がけてください。
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帰宅したら、留守中にどんなことがあったかお子さんに尋ねてみてください。だれかが訪ねてきたり、電話がかかってきたりしたかどうか、またそれに対してどのような対応をしたかを確認し、もし決めたルールどおりにできていたら、うんと褒めてあげてください。実際に留守番をさせてみると、親子で決めた「留守番のルール」どおりにはいかないこともあるかもしれません。そうしたときでもお子さんを叱るのではなく、「次はどうすればいいのか」を親子で考え、確認することが大切です。
そして、最後に「留守番してくれてありがとう!」と言葉をかけてあげることを忘れないでくださいね!
* * お知らせ * *
舟生が、東海ラジオに"電話生出演"します!
明日、東海ラジオ生放送の番組 源石和輝「モルゲン!!」にて、本ブログのモデレーター舟生が電話出演いたします。
お話しするテーマは、「夏休みに子どもと安全に暮らす」です。東海地方の方は、ぜひ私の生声をチェックしてください!
■タイトル:源石和輝「モルゲン!!」
■放送局(ラジオ):東海ラジオ
■放送日時:2010年7月16日(金)7時25分頃~予定
※生放送のため、出演時間多少前後する場合があります。
※放送は、東海3県(愛知・岐阜・三重)をメインに静岡・滋賀の一部で生放送となります。
2010.07.15