子どもの安全ブログ

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「セコム働く女性の安全委員会」が女子中高生向けの「安全教室」を開催

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セコムの舟生です。

秋の連休「シルバーウィーク」、皆さんは、どう過ごされましたか?家族で旅行、家でのんびり・・・など、リフレッシュできたでしょうか。これから本格的に秋が深まり、だんだんと日没の時間が早まってきます。そうなると気になるのが、子供の帰宅時間です。夏場はまだ明るかった時間帯でも、この時期はもう真っ暗なんてこともあるでしょう。連休で緩んだ気をここで引き締め、もう一度お子さんと一緒に「家に帰る時間」について我が家のルールを確認しましょう。(^.^)b

さて、3ヵ月ほど前に、小学生を対象にした「セコム こども安全教室」の取り組みをご紹介しましたが、今回は、その"お姉さんバージョン"と言える取り組みをご紹介したいと思います。

皆さんは「セコム働く女性の安全委員会」をご存知でしょうか。セコムの女性社員6名を中心とし、これにセコムIS研究所セキュリティコンサルティンググループの2名をアドバイザーとしたメンバーで構成されるこの委員会は、セキュリティのプロの視点と、女性ならではの観点から、主に働く女性の安全と防犯意識の向上をめざし、2007年秋より活動を行っています。

その「働く女性の安全委員会」が、東京都渋谷区の富士見丘中学高等学校で女子生徒のための安全教室を開催しました。さぁ、ここから先は「働く女性の安全委員会」のメンバーにバトンタッチして、"女性による女性のための"「安全教室」の模様をレポートしてもらいます。


* * * * * * * * *

こんにちは!「セコム働く女性の安全委員会」です

皆さん、初めまして!私はセコム「働く女性の安全委員会」のメンバー、堀越です。私たちはこれまでに女性のための防犯本『ライフスタイルWoman360゜』の企画執筆、女性向け防犯ポータルサイト、「あんしんライフnavi」の運営、防犯セミナーの開催など、女性の安全・安心を願い活動してきました。

今回安全教室を開催した富士見丘中学高等学校様は、東京の都市部に位置する女子校です。セコムのオンラインセキュリティシステムの導入はもちろん、いち早く校内にAEDを設置されるなど、日ごろから、生徒・教職員の皆さんの安全管理に関して大変高い意識を持っていらっしゃる学校で、一昨年より9月1日の「防災の日」の防災訓練に続いて、セコム社員による「安全教室」を開催していました。今年も学校からのご依頼を受けたセコムの担当者は、何とか昨年よりも良い安全教室を開催できないかと考えていたところ、私たち「セコム働く女性の安全委員会」に白羽の矢が立ったのです。

女性の視点から、女子生徒さんへ"すぐにできる防犯対策"をアドバイス

依頼を受けた私たちメンバーは、女子中高生向けの安全教室という初めての試みに大張り切り。私たちは学校の先生方と打ち合わせを重ね、女子中高生の日常生活の視点に立ち、そこに潜む危険を洗い出し、オリジナルの教材を作成しました。

スライドを使って防犯対策を解説そして迎えた当日、防災訓練を行った後体育館に集合し、安全教室が開催されました。中学校・高校合わせておよそ800名の生徒さんが一堂に会したようすは圧巻!これまでにも何度か女性のための防犯セミナーを開催したことはありましたが、大勢の生徒さんを目の前にしてさすがに緊張してしまいました(^^;

私たちの防犯セミナーでは、まず「誰でも犯罪に巻き込まれる可能性がある」ということを自覚していただくことから始まります。これは、「子供の防犯」に関しても同じですね。「私は大丈夫」「うちの子は大丈夫」などと、過信してはいけません。防犯に対する意識を向上させることが、防犯対策の第一歩なのです。

この学校では電車通学の生徒さんが多いことから、すぐにできる電車内のチカン対策も取り入れ、その他にもひったくり、ストーカーなどの防犯対策、そして携帯電話やインターネットの危険性を、分かりやすく解説しました。

安全教室で用いたスライドたとえば、チカン対策では、狙われないための対策だけでなく、万が一チカンに遭ってしまった時の対処法についてもアドバイス。そして、今年に入って急増しているひったくりについては、高校生のAさんには携帯電話で話しながら歩いてもらい、Bさんには周囲の物音が聞こえるよう、携帯電話は手に持たず、後ろから不審な物音がしたら振り返る、というのを実践してもらい、Bさんの方が狙われにくいことを理解してもらいました。また、インターネットの危険性では、架空請求を例に取り、携帯電話でネットにアクセスしたときに、実際どのような画面でだまされてしまうのか、見ていただきました。

それだけではなく、簡単にできる「護身術」についても解説し、実際に生徒さんに体験してもらうなど、実習を盛り込んだプログラムを組みました。興味を持って聞いていただけるかなど不安はありましたが、生徒の皆さんは時に真剣に、時に笑顔で私たちの話に耳を傾けてくれ、うれしい限りでした(^^)

人の命を救う、AEDの実習も

防犯対策の解説に引続き、セコムのほかのスタッフと共にAED講習会も行われました。万が一、人が倒れているところに遭遇した時に、勇気を出して救命に当たること大切さをお話し、CPR(心肺蘇生法)とAED(自動体外式除細動器)の説明を行ったあと、生徒さん・教員の方々がズラリと並んだ実習用のAEDを使ってCPRの実習を体験しました。初めはたどたどしかった生徒さんも、何度か練習するにつれスムーズに一連の動作を行えるようになったようでした。

防犯対策と、AED講習の2本立てで開催された今回の安全教室。学園の危機管理を担当する、富士見丘中学高等学校の環境管理部長・久保誠一先生からは「本当に良い防犯教室を開催していただきました。女性の視点で防犯対策を解説してもらうのは、女子生徒にとって大変インパクトのあるものだと思います。来年もまたお願いします」と、うれしいお言葉をいただきました。

小さい頃の防犯意識が、成長しても身についている

富士見丘中学高等学校の生徒さんの中には、防犯ブザーを持ち歩いている方も多いと聞きました。そしてその中には、「小学生のころ持ち歩いていた防犯ブザーを今も使っている」という生徒さんもいらっしゃるとのこと。小さい頃の防犯意識が、成長した今も息づいているということですね。今回安全教室を行ったことで、生徒の皆さんの防犯意識の向上はもちろん、少しでも"未来の自分"の防犯意識にも良い影響を与えられたら・・・と思います。これから大学生や社会人へと成長されていく生徒さんたち―きっと、明るくイキイキと、そして自分の身はしっかり守り、スマートに生きる素敵な女性に成長していってくださると信じています(*^^*)

<参考サイト>
◆「セコム働く女性の安全委員会」が運営する、女性の防犯対策情報サイト

あんしんライフnaviあんしんライフnavi






2009.09.24

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