「ココセコム」は学校でもご採用いただいています! ~「ココセコム登下校管理システム」
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セコムの舟生です。
保護者にとって、子供たちの登下校時の安全確保は大きな関心事のひとつであり、各小中学校では、学校や地域の実状に応じてさまざまな取り組みが行われています。
今回は、先進的な取り組みの一つとして、東京・吉祥寺の成蹊小学校様で導入されている、GPSによる位置情報提供サービス「ココセコム」とICタグを使った登下校確認 を組み合わせた「ココセコム登下校管理システム」についてご紹介します。
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◇ 「ココセコム登下校管理システム」とは このシステムは、ICタグを組み込んだ「ココセコム」を携帯しているお子さんが登下校時に学校に設置されているカードリーダー(ICタグの信号を受信する装置)に「ココセコム」をかざすことで、登下校情報が自動的に保護者にメールで通知される仕組みになっています。また、通学途中も、「ココセコム」のGPSによる位置情報検索システムを利用し、お子さんの居場所を保護者の方が携帯電話などで確認することができます。「ココセコム」を携帯していれば、登下校時にお子さんが怖いと感じたときにセコムに通報することもできるので安心です。
◇ 学校も保護者も安心できるセコムの登下校管理システム
成蹊小学校様では、安全対策として「ケガなどの安全対策」「不審者対策」「登下校時の安全対策」といった3つの対策の必要性を感じていたとのこと。どんな手を打てばこれらが解決できるかという問題に、ずっと悩んでいたそうです。そこで保護者やPTAの方々と話し合いを重ね、「(子供が)家に着いたことや学校を出たこともわかるシステムがあれば」という結論にたどりつきました。そして「これならば安心」と導入を決めたのがセコムの登下校管理システムだったのです。
ICタグを使用しているこのシステムには、「生徒の欠席や遅刻が一目でわかる」という利点も。さらにメール機能を使って保護者へ一斉にメールを送ることもできるので、例えば、運動会が当日中止になったときなどの緊急連絡も、「電話連絡網よりも早い」と好評だそうです。
一方、実際に利用しているお子さんの様子はといえば、登下校時にすっかり慣れた手つきでカードリーダーにICタグをかざして帰って行くそうです。 「ココセコム」を持つことについても、「邪魔じゃない」「あると安心」と、思っていただいているようです。
◇ 登下校中の安全のために携帯電話を持たせなくて済む
成蹊小学校では、原則として、学校への携帯電話の持ち込みは禁止になっています。ご家庭が必要だという場合には担任の先生の許可を取るようになっているそうですが、セコムの登下校管理システムを利用する今、実際に持ってきている児童は少ないとのこと。保護者と連絡を取りたい場合には、校内にある公衆電話を使うことにしているそうです。成蹊小学校の金納善明校長先生からは、こんな心強いお言葉をいただきました。
「システム導入前には登下校中の安全が心配な保護者から"携帯電話を持たせていいですか"という問い合わせがたくさんありましたが、セコムの登下校管理システムを導入してからは、"このシステムがあるのでご安心ください"と、胸を張ってお答えできるようになったので、ありがたいです」* * * * * *
学校の授業には必要ないので携帯電話は持ち込まない。逆に、安全対策で必要だからセコムの登下校管理システムを導入した。これが、成蹊小学校の考え方だそうです。"不必要なものは持ち込まない"ことは本来の学校の姿だと思います。安全対策が必要なら、通話やメール、インターネットアクセスなどの余分な機能を持たずに通報サービスと位置情報検索に機能を絞った「ココセコム」は、登下校中の子供を守る防犯グッズにピッタリ!まさに"携帯できる安心"です。
携帯電話の持ち込みを原則として禁止する小中学校が増えるなか、登下校中の子供の安全確保を心配する保護者の方も多いと思います。しかし、携帯電話に絡むトラブルを多く耳にするのも事実です。
これを機会にいざというときの防犯グッズについて、いま一度、家族で話し合ってみてはいかがでしょうか?
2009.07.02