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臨機応変な対応力を育てるために - セコムと話そう「子供の防犯」ブログ -

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セコムの舟生です。

子供の注意ポイント今回は、子供の防犯にとってたいへん重要な、"臨機応変に対応できる力"についてお話します。


子供が自ら危険を回避する力を育てる
子供の防犯に関する社会の意識は非常に高まってきており、防犯ブザーや携帯電話、ココセコムなどの防犯グッズを複数持たせるご家庭も増えています。しかし、いろいろな防犯グッズをそろえてみても、「これで防犯に関して完璧!」というわけにはなかなかいきません。

子供を犯罪から守るためには、子供たちが自ら危険を回避する力を持つことが重要です。ご家族の方々は、ぜひお子さんの危険回避力のアップをサポートしてあげてください。

例えば、

子供の防犯では「ひとりにはならないように」とよく言われます。しかし子供を狙う犯罪者は、何とかして子供がひとりになる状態をつくり出そうと、いろいろな悪知恵を使って子供を誘い出します。

そのようなときにこそ、子供の臨機応変な対応力が必要なのです。犯罪者は本当に言葉巧みです。ですから、いろいろな場面を想定してシミュレーションを行い、何度も練習してみましょう。

防犯の知識は、教えるというよりも一緒に学ぶという姿勢が大事です。子供の視点に立って一緒に考えながら教えていけば、どんなに歩みが遅くても、子供たちは必ず理解し、着実に成長します。また、親が子供とともに子供の目線で考えることで、これまでは見逃していた新たな危険に気づくこともあります。コツコツと練習をして、危険に対応する力を付けていきたいものです。


お子さんが持っている防犯ブザーの使い方をしっていますか?
防犯ブザーを携帯しているお子さんは多いと思います。しかし、ただ持たせているだけで安心していませんか? 実際に危険が迫ったときに、お子さんは上手に使うことができるでしょうか?

防犯グッズには、さまざまなタイプのものがあります。いざという場面で効果的に使うためには、正しい操作方法をきちんと知っておく必要があります。また、付ける位置にも注意が必要です。どこに付ければ効果的に使うことができるかよく確認し、どのような場面で、どのように使うか、親子できちんと話し合い、練習をしておきましょう。たくさん練習をすることによって、子供は"いざ"というときに、防犯グッズを迷わず使えるようになります。


基本は親子のコミュニケーション
日頃から親子のコミュニケーションをしっかりと図りましょう。何でも話せるような関係を築き上げておくことが、子供の防犯にも役立ちます。お子さんの様子に何かちょっと変だなと感じるところがあったら、それは重大な危険を知らせているサインかもしれません。疑問や不安に思うことがあったら、子供と一緒に対策を考えたり、探したりしてあげることが大切です。

親子で一緒に散歩に行ったり、公園で遊んだり、買い物をしたり、親子で時間を共有し、いっぱい話をすることは防犯という観点からだけではなく大切なことですし、何より一番楽しいことですよね。


次回は、3月1日(木)に記事アップ予定です、お楽しみに。

2007.02.27

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