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セコム・ブランドと社名の由来

セコム・ブランドと社名の由来

創業時の社名は「日本警備保障株式会社」

セコム株式会社は1962(昭和37)年7月、日本で初めての警備保障会社として創業しました。創業時の社名は「日本警備保障株式会社」です。当初は、巡回警備や常駐警備といった人的警備でサービスを開始しました。

この時の社名は、“警備”に、日本で初めての事業なので頭に日本をつけて“日本警備”にし、さらに最後に“保障”をつけて「日本警備保障」という社名が生まれました。最後の“保障”という二文字には安全保障の“保障”と“補償”の思いが込められています。現在、一般的に使われている「警備保障」もこの時の造語です。

「日本警備保障」は、1964(昭和39)年の東京オリンピックの選手村警備を担当したのが飛躍のきっかけとなり、1965(昭和40)年に当社をモデルにしたテレビドラマ「ザ・ガードマン」が放送され大ヒットしたことから、一気に知名度も上がりました。1966(昭和41)年には、わが国で初めての企業向けオンライン・セキュリティシステムを開発。全国に拠点展開を進めながら、企業への普及を図りました。

1973(昭和48)年に制定した「セコム(SECOM)」ブランド

オンライン・セキュリティシステムの普及に拍車がかかりはじめた1973(昭和48)年2月、「セコム(SECOM)」という新しいブランドを制定しました。このブランド制定後も、社名の「日本警備保障」はそのままで、「セコム」を使用しました。

「セコム」とは「セキュリティ・コミュニケーション(SecurityCommunication)」という言葉を略した造語で、“人と科学の協力による新しいセキュリティシステム”の構築という新しいコンセプト。オンライン・セキュリティシステムの普及で構築したネットワーク基盤を活用し、以後革新的なセキュリティサービスを次々に創造していくことになります。

1983(昭和58)年に「セコム株式会社」へ社名変更

新ブランド制定後10年間は、「日本警備保障」の社名のまま「セコム」を使い、ダブルブランドで業容の拡大に努めました。1975(昭和50)年、オンライン・セキュリティシステムにコンピュータを導入し、世界で初めてCSS(コンピュータ・セキュリティ・システム)を実現。また、1981(昭和56)年、わが国で初めてのホームセキュリティシステムを発売。いよいよ家庭市場に進出しました。そして、1983(昭和58)年12月、10年間使用したブランドを社名とし、「セコム株式会社」へと社名変更したのです。

時あたかも高度情報化社会への入り口に入った時期でした。セコムは、新たな社名のもと、セキュリティシステムで構築したネットワークを基盤に、安心で便利で快適なサービスシステムをトータルに提供する「社会システム産業」の構築をビジョンとして掲げ、その実現に取り組み始めました。

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