マイナンバーカードの申請方法
通知カードとは異なり、公的身分証明書や公的個人認証サービスを利用できるなど、さまざまな場面で利用できるマイナンバーカード。郵便だけでなく、パソコン、スマートフォン、証明用写真機からマイナンバーカードを申請することができます。また、市区町村に来庁して申請することもできます。
マイナンバーカードの主な申請方法
1:郵便での申請方法
住民登録している市町村から送付された個人番号の「通知カード」には、個人番号カード交付申請書が同封されています。
1-1:「通知カード」と「個人番号カード交付申請書」を丁寧に切り離す
「個人番号カード交付申請書」に記載してある氏名、住所等に誤りや引越しなどによる変更がないかを確認します。「通知カード」は大切に保管します。
1-2:「個人番号カード交付申請書」に所要事項を記載する
表と裏があるので、必ず洩れがないように記載すること。電話番号は、日中つながりやすい番号を記入します。裏の申請者氏名は、必ず本人が署名するか、記名・押印をしてください。15才未満の方、成年被後見人の方が申請を行う場合は、法定代理人の方が「代理人記載欄」に氏名などの記入が必要です。
貼り付ける顔写真の撮り方についてはこちらをご覧ください。
1-3:同封の返信用封筒に記載した「個人番号カード交付申請書」を入れて郵送
世帯の中で分けて申請する場合は、封筒を用意して、下記の宛先に送ります。
〒219-8650
日本郵便株式会社 川崎東郵便局 郵便私書箱第2号
地方公共団体情報システム機構
個人番号カード交付申請書受付センター 宛
2:パソコンでの申請方法
2-1:申請用WEBサイトにアクセスしてメールアドレスを登録する
2-2:登録したメールアドレス宛に、メールが届く。そのメールに通知されたアドレス(URL)から、申請者専用WEBサイトにアクセスして必要項目を入力
デジタルカメラやスマートフォンなどで撮影した顔写真を登録します。その他、生年月日や電子証明書の発行希望有無、氏名の点字表記希望有無など、申請に必要な情報を入力します。
2-3:申請完了メールが届く
登録したメールアドレス宛に申請が完了した旨のメールが届きます。届いたら申請完了です。
3:スマートフォンでの申請方法
3-1:QRコードから申請用WEBサイトにアクセスして、メールアドレスを登録する
スマートフォンのカメラで、「個人番号カード交付申請書」に記載されているQRコードを読み取ります。申請用WEBサイトにアクセスして、メールアドレスを登録します。
3-2:登録したメールアドレス宛に、メールが届く。そのメールに通知されたアドレス(URL)から、申請者専用WEBサイトにアクセスして必要項目を入力
スマートフォンのカメラで撮影した顔写真等を登録します。その他、生年月日や電子証明書の発行希望有無、氏名の点字表記希望有無など、申請に必要な情報を入力します。
3-3:申請完了メールが届く
登録したメールアドレス宛に申請が完了した旨のメールが届きます。届いたら申請完了です。
- マイナンバーは重要な個人情報です。外出先や電車内などの隙間時間で申請すると、周囲からのぞかれて悪用される可能性があります。スマートフォンで申請する際には、自宅など周囲の目がない場所ですることを忘れずに。
4:街中の証明用写真機での申請方法
街中にある証明用写真機のなかには、直接マイナンバーカードの申請ができるものがあります。写真撮影と合わせて申請できるので利便性の高いものとなっています。
4-1:タッチパネルから※個人番号カード申請メニューを選択し、撮影金額を入れて、交付申請書のQRコードを、証明用写真機についているバーコードリーダーにかざす
- 機種によって異なります
4-2:画面の案内にしたがって、必要事項を入力。顔写真を撮影して送信する
1~4の場合、申請時には本人確認が行われていないため、マイナンバーカード交付時には、市区町村の窓口で本人確認が必要となります。
5:窓口での申請方法
市区町村の事務所を訪れて直接窓口で申請することもできます。
震災避難者や住民票を移すことが難しいDV被害者なども、居住地の事務所に訪れることで申請することができます。
この場合、窓口で本人確認を行いますので、本人確認ができる書類が必要になります。
6:企業や学校が一括で申請する方法
勤務先の企業や学校が、従業員や学生のマイナンバーカードを一括で申請することもできます。
その場合、企業か学校の事務担当者が個人番号カード交付申請書などをとりまとめて市区町村に来庁し、一括で申請するか、市区町村職員が企業や学校に出向き、一括申請を受け付けるかのどちらかとなります。
まずは、所在する市区町村に相談する必要があります。
2016.09.05更新