夏のベビーカーは何度になるのか実験結果

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セコムの舟生です。
今夏も各地で猛烈な暑さが報じられています。
大人と比べ背の低い小学校低学年の児童やベビーカーに乗る子どもは、地面からの照り返しの影響を受けるものです。
実際、どれくらいの気温になるのか、簡単な実験をしてみました。
▼日なたでは40度超!子どもと同じ高さで気温を測ってみた
実験をおこなったのは2026年7月30日。天気は晴れ。
東京渋谷区のセコム本社付近で実験をおこないました。
気象庁の発表では、この日の最高気温は36.2度を記録したとのことです。
子どもが実際に感じる暑さに近づけるため、人形を乗せたベビーカーを用意。
ベビーカー内(地面から約70cm)と、小学校低学年の子どもの背丈にあわせた約120cmの高さに温度計を設置し、それぞれ気温を測りました。
まずは日なたで、15分程度置いたあとの温度を確認したところ、

・ベビーカー(高さ約70cm):43.2度
・高さ約120cm:41.7度
どちらも40度を超え、地面に近いベビーカー内はより高い43.2度まで上昇。
あくまで会社で所有していた温湿度計で測った参考値ではありますが、実験に立ち会った私自身も、直射日光の下ではじりじりと焼かれるような危険な暑さを感じました。
子どもは大人より背が低く、地面からの照り返しの影響を受けやすくなります。
ベビーカーに乗っている乳幼児はさらに地面に近いうえ、自分で暑さを訴えたり、暑い場所から移動したりすることができません。
大人が感じている以上に、子どもは厳しい暑さのなかにいることを常に意識したいものです。
▼直射日光がなくても危険な暑さ
続いて、日陰に入って約15~20分後の気温を計測。
日陰は直射日光がなく体感的には楽です。
しかし日陰にいても地面からの照り返しによって、足元から暑さが立ち上ってくるのを感じます。
実際に測ってみると...

・ベビーカー(高さ約70cm):39.9度
・高さ約120cm:37.9度
という結果に。
日なたより気温は若干低くなったものの、ベビーカーでは約40度に達しました。
熱中症対策では、直射日光を避けて日陰を選ぶことが大切です。
しかし気温そのものが高い猛暑日には、日陰に入ったからといって熱中症の危険がなくなるわけではないことがわかります。
特にベビーカーでは、日よけなどで直射日光を防ぐことに加えて、内部に熱がこもっていないかにも注意が必要です。
「日陰だから大丈夫」と考えず、子どもの様子をこまめに確認しながら、涼しい屋内へ移動して休憩することも心がけてください。
▼大人の「暑さ」を基準にしない!子どもの熱中症対策
子どもは体温調節機能が十分に発達しておらず、遊びに夢中になっていると、自分の体調の変化に気づかなかったり、うまく伝えられなかったりすることがあります。
大人が暑さを感じてから対策するのではなく、暑い日はあらかじめ熱中症を防ぐ行動を心がけることが大切です。
・気温が高くなる時間帯の外出をできるだけ避ける
・日陰を選んで移動し、こまめに涼しい場所で休憩する
・のどが渇く前から、こまめに水分を補給する
・帽子や日よけなどを活用し、直射日光を避ける
・顔色や汗のかき方、元気があるかなど、子どもの様子をこまめに確認する
・体に熱がこもっていると感じたら、涼しい場所へ移動して衣服をゆるめ、体を冷やす
暑い日の外出では、体に熱をためない工夫も必要です。
今回の実験でも、市販のボディタオルで首元を冷やしたところ、暑さがかなりやわらぎました。
子どもの体を冷やす場合は、冷たいタオルなどを活用するほか、首の周りや脇の下、太ももの付け根など、太い血管が通る部分を冷やす方法があります。
保冷剤などを使う場合は、冷やしすぎないようタオルで包むなどして、子どもの様子を確認しながら使用してください。
ただし、こうした対策をしていれば暑い場所に長くいても大丈夫というわけではありません。
まずは涼しい場所に移動することを優先し、こまめな水分補給や休憩とあわせて暑さから子どもを守りましょう。* * * * * * * * *
ときどき子どもの高さまで目線を下げて、日差しや地面からの熱を確かめてみてください。
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