子どもの安全ブログ

この夏注意したい子どもの感染症と熱中症

セコムの舟生です。

新緑がいっそう色濃くなり、夏の訪れを感じられるようになってきました。
季節の変わり目は体調を崩しやすく、夏風邪にかかるお子さんも多いようです。
健康管理には気をつけたいですね。

「夏風邪」の原因は、夏に流行するウイルス。
子どもがかかりやすいものとしては、「ヘルパンギーナ」や「手足口病」、「プール熱(咽頭結膜熱)」などがあげられます。
今年は、「麻しん(はしか)」の感染報告も続いており、夏場も感染症対策は欠かせません。

今回は、夏の健康管理をテーマに、この時期に注意したい感染症の予防対策や暑さの本格化に備え、お子さんの熱中症対策もあらためてまとめます。


* * * * * * * * *


▼ 子どもがかかりやすい夏の感染症
子どもに多い夏風邪の症状として、発熱や、のどの痛み、咳(せき)、鼻水などのほか、お腹の痛みや、下痢などがあげられます。
夏の気候を好むウイルスには、「エンテロウイルス」や「アデノウイルス」があり、「ヘルパンギーナ」や「手足口病」、「プール熱(咽頭結膜熱)」などを引き起こします。

・ヘルパンギーナ
突然高熱を出し、口の奥に水ぶくれや口内炎ができます。
就学前の幼児がかかりやすい感染症です。
突然、発熱して口の中を痛がったら、ヘルパンギーナかもしれません。
高熱が数日続くほか、のどの炎症や口内炎のせいで、水を飲むのも痛がり、食事が取りにくくなるようです。

・手足口病
口の中だけではなく、手のひら、足の裏などにも水ぶくれができ、高熱が出ます。
2~3歳の子どもがかかりやすい感染症ですが、小学校でも流行することがあるようです。
口の中の発疹で水分が取りにくくなるので、特に脱水症状には注意が必要です。

・プール熱(咽頭結膜炎)
のどが腫れて高熱が出るほか、目の充血や目やになどの症状があらわれます。
プールで感染することが知られていますが、感染経路は、咳やくしゃみなどによる飛沫感染です。
プールに限らず、日常生活でも感染します。


今年はプール熱と同じアデノウイルスの感染で引き起こされる「流行性角結膜炎(はやり目)」の感染者数が非常に多くなっています。
5月には過去10年で最多になりました。
6月に入ってからも高い数値で推移していますので、引き続き注意が必要です。
主な症状は、目の充血や痛み、まぶたの腫れなどです。

<夏に多い感染症を予防するには?>
・ 夏場も手洗い、うがいの習慣を継続する
・ 咳エチケットに注意する(マスク、人に向けて咳をしないなど)
・ ハンカチやタオルの貸し借りを避ける
・ プールのあとはシャワーと洗眼を忘れない
・ 睡眠と食事をしっかり取って、免疫力を高める

夏風邪のウイルスは飛沫感染だけではなく、目からも感染することがあります。
ウイルスのついた手で目をこすっただけでも移ってしまうことがあるそうです。
学校は子ども同士の接触が多く、プールや図書館などウイルスに触れやすい場所も多いので、子ども自身が意識して、学校でもこまめな手洗いをして予防につとめたいですね。


▼「麻しん(はしか)」の予防接種は済んでいますか?
今年3月、国内では4年ぶりとなる麻しん(はしか)患者が発生し、その後も二次感染、三次感染が広がっており、厚生労働省も流行に注意を呼びかけています。

麻しんは非常に感染力が強く、感染者のそばにいなくても、同じ部屋にいるだけで感染する場合もあるそうです。
最初は発熱や咳、鼻水など風邪と同じような症状ですが、数日すると高熱をともなって全身に発疹があらわれます。
子どもは重症化しやすく、中枢神経に重大な障害を及ぼすこともあるため、特に注意が必要です。

予防にはワクチンが重要。
現在は定期予防接種になっているので、ほとんどのお子さんが接種していると思いますが、念のため母子手帳を確認しましょう。
現在のワクチンは、麻しん風しんの混合(MRワクチン)で2回接種が原則です。
第1期は1歳になってすぐ、第2期分は小学校入学前に接種することになっています。
万が一、不足しているときは早めに接種しましょう。


▼ 感染症だけじゃない!熱中症対策を忘れずに
まだ梅雨明けしていない地方も多いですが、梅雨の晴れ間に急に気温があがると、熱中症と見られる症状で救急搬送される方が増えます。
また、曇りや雨でも、湿度と気温が高い日は、熱中症の要注意日。
これからの時期は、いつでも熱中症対策を欠かさないようにしてくださいね。

<子どもの熱中症対策>
・ こまめに水分を取る。学校でも休み時間ごとに給水を
・ がぶ飲みせず、少量ずつ回数を多くして取るようにする
・ 首周りを締め付けず、風通しの良い衣服を身につける
・ 汗をかいたらタオルでふき、濡れた衣服は着替える
・ 運動中や外遊び中は定期的に涼しい場所で休憩し、給水する
・ 気分が悪いとき、体調がおかしいときは早めに先生や大人に伝える

子どもはのどが渇くのも忘れて遊びや運動に夢中になるので、気づかないうちに脱水症状を起こすことがあります。
大人が声をかけて、休息と給水を欠かさないようにしてください。室内でも同じです。
スポーツをしているお子さんは、氷や首を冷やすタオルなどを準備して、飲み物も塩分と糖分を補給できるスポーツドリンクが良いと思います。


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これから本格的な夏を迎えますが、暑さで体調が優れなかったり、体が疲れていたりすると、感染症にも熱中症にもかかりやすくなります。
早寝早起き、バランスの取れた食生活を心がけて、お子さんが元気に夏を乗り切れるようサポートをしてあげてくださいね!

2018.06.28

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