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2017シーズンはどうなる?子どものインフルエンザ対策

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セコムの舟生です。

日増しに寒くなってきました。
季節の変わり目ですので、体調を崩すお子さんもいるのではないでしょうか。

気温が低く、空気が乾燥するこれからの季節は、インフルエンザが猛威をふるいはじめます。
早くも学年、学級閉鎖が報告されていますので、お子さんの感染を防ぐためにも、予防につとめたいですね。

今回は、2017-2018シーズンのインフルエンザの動向や、子どもや家族を守るためのインフルエンザ対策をまとめます。


* * * * * * * * *


▼ 2017-2018シーズンのインフルエンザ流行状況は?
厚生労働省の発表によると11月10日までに休校、学年・学級閉鎖があった教育施設は209カ所
欠席者数は2,200人以上に達しており、昨年同期とほぼ同等になっています

例年インフルエンザの流行入りは11月下旬~12月ごろ、流行のピークは1月末~2月上旬。
流行状況は地域によって異なりますので、早めに流行入りするところもあります。
油断せず、早めのインフルエンザ対策を心がけたいですね。


▼ 手洗いとマスクでインフルエンザ予防を
インフルエンザ予防の基本は、「正しい手洗い」です。
帰宅したときや食事の前など、こまめに洗うことが大切。お子さんにもあらためて手洗いの大切さを伝え、「しっかり泡立てて洗う」「十分に洗い流す」を徹底させてください。

石けんを泡立てたら、手のひらだけではなく、指の間や爪の先、手の甲や手首まで、よくこすり洗いしましょう。
流水で30秒以上流して、清潔なタオルやペーパータオルでしっかり水気を拭き取ったら、手洗い完了です。

お子さんの場合は、石けんをつけてすぐに水で流してしまうこともありますが、それでは手に付着したウイルスを十分に洗い流すことができません。
小さいお子さんや、まだうまく手を洗えないお子さんの場合は、保護者の方がそばで見て、正しい手洗いを習慣づけてください
アルコール消毒も予防効果が高いので、洗面所や玄関先など、お子さんの目につきやすい場所に備えておくのもおすすめです。

学校で感染者が出たときや、流行のピーク時には、自分は元気でも予防対策としてマスクをするといいと思います。
学校では子ども同士の接触が多く、インフルエンザの感染が広がりやすいので、予防対策を徹底したほうが安心です。
寝不足のときや疲れているときは、免疫力や抵抗力も弱っていますので、人が多い場所に行くのはできるだけ避けるようにしましょう。

また、インフルエンザ対策として予防接種を検討しているご家庭も多いと思いますが、13歳未満の場合は2回接種、13歳以上の場合は1回接種が基本になっています。
厚生労働省によれば、ワクチンの効果があらわれるまで2週間程度かかるそうですので、流行が広がりはじめる12月中旬までに接種を済ませておくのがいいそうです。

今年はワクチンが不足しているという情報もあるようですので、早めに病院に問い合わせておきましょう。


▼ もしかしたらインフルエンザ?を見逃さないために
インフルエンザは感染力が強いので、人にうつさないためにも、早めに医療機関を受診することが大切。

「風邪かな?インフルエンザかな?」を見分けるポイントをご紹介します。
風邪はのどの痛みや鼻水、くしゃみや咳などの症状が中心ですが、インフルエンザは高熱や身体の痛みなどの全身症状が急速にあらわれることが特徴です。

<インフルエンザの症状の特徴>
□ 急に38度を超える高熱が出る
□ 全身の倦怠(けんたい)感や悪寒を訴える
□ 関節の痛みや筋肉痛などを訴える
□ 咳やのどの痛み、鼻水をともなう

インフルエンザが重症化すると、子どもの場合は急性脳症を発症するなどして入院が必要になる場合があります。

早めに医療機関を受診して、発症から48時間以内に抗インフルエンザウイルス薬を服用すれば、発熱する期間が短くなり、ウイルス排出量も減るそうです。

インフルエンザは痛みやだるさをともなう全身症状が強く、お子さんにとってつらい病気のひとつといえます。
早く回復するためにも、様子見をせずに早めに対応しましょう。


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インフルエンザウイルスに負けないためには、早寝早起き、バランスのいい食生活を心がけることも大切です。
また、加湿器などで室内の湿度を50~60%に保つと、予防に効果的だとされています。

お子さんの体調に注意しながら、いつも以上に規則正しい生活が送れるよう心がけてあげてください。

2017.11.09

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