[クローズアップNEWS]多発する小学生の交通事故!わが子を守る方法は?

セコムの舟生です。

目で見て安全を確認するとともに、前後左右といった周囲の音や気配から危険を察知しましょう。今回の[クローズアップNEWS]は、このところ頻繁に発生している小学生の交通事故を取り上げます。
10月~11月にかけて、集団登校中の子どもの列に車が突っ込むなど、ショッキングな事故が続きました。そのほかにも、登下校中の事故、夕方から日没にかけての時間帯の事故も多発しています。

予見できない事故も多く、交通ルールを守っているだけでは事故を防げないこともあるのが伺えます。理不尽な交通事故に、子どもが巻き込まれないようにするには、どうしたらいいのでしょうか。

実際の事故を振り返りながら、交通事故防止策を考えていきましょう。


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▼ 登校中の交通事故を防ぐには?
まずは実際に起きた事故を状況別に見てみましょう。
ここ3カ月ほどの間に「子どもの安全NEWS」で取り上げたもののなかから、登校中の事故にクローズアップします。

【登校中の事故】
・1人で登校中の小5女児が軽乗用車にはねられ、頭を強く打つなどして意識不明の重体。現場は信号機や横断歩道がない交差点(兵庫県)
・集団登校をしていた小学生の列にトラックが後ろから突っ込み、小3男児が頭を強く打ち重傷。ほかに児童3人も軽傷を負った(千葉県)
・午前8時ごろ、軽トラックと軽自動車、市バスによる3台の玉突き事故が発生。軽トラックが小学生の列に突っ込み、小1男児が巻き込まれて死亡したほか、児童8人がけが(神奈川県)
・登校中の小2女児2人が軽自動車にはねられ、足や鼻の骨を折る重傷。現場は押しボタン式の信号機がある交差点で、女児らが横断歩道を渡っていた際に事故が起きた(和歌山県)

通勤などで交通量が増える登校の時間帯は、交通事故が多発しています。
目で見えるものだけではなく、車が近づいてくる音や気配にも注意を払う意識が必要です。

道路状況は常に変化しています。
後ろから車が迫ってくることもありますし、自転車が歩道を走ることもありますので、頻繁に後ろを振り返る習慣をつけさせましょう。
広い範囲の状況をとらえるようにすると、いち早く危険に気づくことができます。

スピードを出している車や、動きがおかしい車などを見かけたときは、急いで安全な場所に退避します。車の動きから目を離さないようにして、逃げるべき方向や場所を見極めましょう。

また、時間帯を問わず多発している道路横断時の事故は、慎重な安全確認でリスクを減らすことができます。急いでいると子どもも安全確認がおろそかになりますから、時間にゆとりを持って送り出すことも、大事な安全のポイントです。


▼ 下校中の事故を防ぐには?
続いて、下校中の事故を振り返ってみましょう。

【下校中の事故】
・午後4時半過ぎ、下校中の小4女児が乗用車にはねられ、両足を打撲するなど重傷。現場は県道のY字路交差点で、女児は横断歩道を渡っているときに事故にあった(埼玉県)
・下校中の小1男児が乗用車にはねられ、頭を強く打ち重傷。現場は信号のない十字路で、男児は渋滞で止まっていた車の間をすり抜けて、道路を渡ろうとしていたもよう(千葉県)
・午後4時半ごろ、下校中の小4児童3人が交差点でライトバンにはねられ、軽傷。運転者は「信号は黄色で子どもには気づかなかった」と供述。事故当時、現場付近は雨が降っていた(広島県)

日没が早い時期だと下校時間の午後4時前後は、すでに日が傾いて暗くなりかけていますね。
明るさの変化は視認性の低下に大きく影響しますので、「車から自分が見えていないかもしれない」という自覚を持つことが大事です。

交差点や道路横断時の事故が多くなっていますので、学校からの帰り道では、特に注意しなくてはなりません。車が停止してもすぐには渡らず、ドライバーの顔を見て認識されているかを確認する、信号がない場所では手をあげて渡るなど、安全な横断のしかたを具体的に指導しましょう。

また、学校が終わった解放感、自宅が近づいてくる安心感などで気持ちに緩みが出て、安全確認が不十分になってしまうことも考えられます。
道路でふざけたり飛び出したりしない、停車中の車の前や後ろは通らないなど、事故につながる行為についてはしっかりと注意してください。


▼ 夕方の事故の事故を防ぐには?
今の時期は夕方5時近くになると急激に暗くなりますが、その時間帯の事故が非常に多くなっています。

【夕方の事故】
・午後5時半過ぎ、男児3人が軽自動車にはねられ、1人が意識不明の重体、ほかの2人も重軽傷。3人はサッカーチームの練習中で、道路の反対側の公衆トイレに行こうと横断歩道を渡っていて事故にあった(宮崎県)
・午後6時過ぎ、小5男児が乗用車にはねられ、意識不明の重体。現場は歩道がない片側1車線の直線道路。自転車を押す兄と一緒に歩いていたところ、後ろから来た車にはねられた(和歌山県)
・午後6時ごろ、小3女児がマイクロバスにはねられ死亡。女児が自転車で十字路の交差点を直進しようとしたところ、右側からきたマイクロバスが衝突したもよう(埼玉県)
・午後6時半ごろ、小1男児が軽乗用車にはねられ、頭を打って意識不明の重体。現場は緩やかにカーブした片側1車線の道路。男児が道路を渡っている際に事故が発生(宮崎県)

日没後は、ライトでしか車の姿を確認できない状況になりますね。
スピードや距離感を見誤りやすいため、車のライトが見えたら横断を控えて安全を確認できるまで待ちましょう
「渡れる」と思っても、その判断が正しいとは限りません。
車のライトが見えているのに急いで渡ろうとするのは、絶対にやめましょう。

暗くなるとドライバーから歩行者が見えにくくなるため、リフレクターや目立つ色の服を着用させることも大事です。
白っぽい色や蛍光色をジャンパーや帽子、バッグなどに、何かひとつでも取り入れることを心がけてください。
自転車を使用するお子さんは、早めにライトを点灯すること、ヘルメットをかぶること、自転車にもリフレクターを着けることなど、自分でできる安全対策を徹底させてくださいね。


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例年12月は、年の瀬に向けて交通事故が増える傾向があります。
交通量が多くなることや、忙しくてゆとりがなく、先を急ぐドライバーが増えることなどが影響していると言われています。

通学路や自宅周辺の歩き慣れた道を歩いているときも、交通事故の危険を忘れず、周囲に意識を巡らせること。実際に起きた事故を教訓として、お子さんの安全に活かしましょう。

2016.12.05

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