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子どもがSNSでトラブルに巻き込まれるのはどんなとき?

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セコムの舟生です。

東京都三鷹市で、女子高校生が刃物で切られて殺害されるという痛ましい事件がありました。
犯人とは実名性の高いインターネットの交流サイトで知り合ったということでした。

SNSは、遠く離れた人や普通なら知り合うのが難しいような相手とも気軽に親交を持つことができ、現代においては欠かせないツールになっています。便利な半面、さまざま事件のきっかけになることもあり、使い方には十分な注意が必要です。

パソコンやスマートフォンが普及し、子どもたちにとって身近なものになりつつある一方で、インターネット上で「どこまで相手を信用できるか」「どんなことなら話しても支障ないか」といった"さじ加減"が子どもたちにできているのか、不安と危うさを感じます。

子どもたちがトラブルに巻き込まれないように、ペアレンタルコントロールをおこない、わが家だけのルールを徹底し、守らせるのは親の役目です。

今回は、SNSを利用する際に、どのようなことがトラブルのきっかけになるのか、注意ポイントなどをお話しします。

 

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▼ 本当に個人情報の開示は必要なのか
SNSにも実名で投稿するものと、匿名でよいものがあったり、子どもでも利用できてしまうSNSがあったりと、子どもたちを取り巻くインターネット事情はすさまじいスピードで変化しています。

最近は、モデルや子役のタレントなどをしているお子さんが、活動の一環としてSNSを利用することもあるようです。ファンとの交流の場になっていることもあるそうですから驚きます。

子どもたちは、個人情報やプロフィールを開示することにどのような意味があるか、十分理解できているでしょうか?自分の情報を発信することがどのような結果を招くか、しっかりと想像できているでしょうか?

SNSをはじめ、インターネット上で自己紹介や、プロフィールを公開するなら、個人情報の重要性と、掲載内容が自分の意に沿わず拡散していくかもしれないことを、子どもがきちんと理解できるまで繰り返し教えていくしかありません。理解できていない場合は、SNSの利用を控えさせたほうが安心です。


▼ SNSでトラブルに巻き込まれないために
相手の名前や所属が公開されているからといって、信頼できる人物かどうかは測り知れません。もしかすると偽りのプロフィールかもしれないからです。それでも経験の少ない子どもは、掲載されているプロフィール写真や、やり取りした言葉だけで、相手の人間性までわかったような気になってしまうこともあります。なかには「相手の気持ちを損ねたくない」という思いから、相手の要求に応じてしまうといったケースもあるようです。

インターネットで出会った人がすべて危ないといっているわけではありません。なかには、本当にすばらしい友情が生まれることだってあると思います。しかし、相手の背景が見えない以上、警戒も必要です。
以下に、注意ポイントをまとめました。

・ どんな甘言を投げかけられても、プライバシーは絶対に明かさない
・ 安易に相手の求めに応じない
・ 返答に困るような要求をしてくる人物は、「悪意がある」と考え一線を引く
・ 困ったときは保護者に相談する


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子どもがどのようなSNSを利用して、どんな内容を投稿しているのか、親がチェックしたほうが良いと思います。

こうした保護者の監視下で正しい使い方を身につけていくことが非常に重要なのです。ぜひ、お子さん一緒にSNSや、個人情報、情報発信について、話し合ってみてください。

 

2013.10.28

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