新1年生のための防犯ブザーとランドセル選びのポイント
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セコムの舟生です。
そろそろ来年4月の新入学に向けて、いろいろな準備がはじまる時期です。
これからは、就学前の健康診断や保護者説明会などで来年から通う予定の小学校に足を運ぶ機会もありますね。
ランドセル選びや、入学準備品の購入で迷っている親御さんもいらっしゃるかと思います。そこで今回は、「防犯ブザーとランドセル選び」をテーマにします。
どちらも小学校に入学したら、登下校ではいつも子どもと行動をともにするもの。
特にランドセルにつける防犯ブザーは、保護者の目が届かないときの安全を守るものですので、きちんと選んであげたいですね。これからランドセルを購入する方はぜひ参考にしていただき、あわせて防犯ブザーの購入も検討しましょう。それぞれ選ぶときのポイントをまとめます。
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▼ ランドセル選びのポイントは?
新1年生のお子さんにとって、ランドセルはどれもとても大きく感じられます。
いくつか背負い比べてみると、体に合う、合わないランドセルがわかってきますので、必ず売り場の人と相談しながら体に合ったランドセルを選びましょう。(1) 背負ったとき軽く感じるもの
体にフィットするランドセルは、背面全体に重量が分散されるので、軽く感じられます。
反対に背中に空間ができるものは、肩に重みが集中しますので、重く感じます。横から見て、背筋とランドセルの角度が平行に近いものほど、体への負担が少ないそうです。
ショルダーの長さを調整して、それでも違和感があるようなら、別のランドセルを選んだほうがいいでしょう。(2) 丈夫でつくりが丁寧なもの
人工皮革のものや天然皮革のものがあって、一概にはどちらが良いとも悪いともいえませんが、どちらの場合も、痛みやすいのは縫い目です。
角がきちんと処理されているか、縫い目が揃っているかも、チェックの目安になります。(3) 安全面や防犯面に配慮したもの
安全や防犯に配慮したランドセルがおすすめです。たとえば、ランドセルの横についている、給食袋などがかけられるフック。転倒や巻き込みを防ぐため、強く引っ張ると抜けるようになっているものがあります。
ほかにもリフレクターや防犯ブザーがセットになっているものなどもあるので、安全や防犯の視点でランドセルを選んでください。6年間使うものですから、小学校在学中にランドセルを壊してしまうお子さんも多いようです。最近は6年間保証がついているものが多いですが、アフターサービスの内容も事前にしっかりと確認しましょう。
▼新1年生のための防犯ブザーの選び方
防犯ブザーは、子どもだけで行動するようになったらその日から必要なアイテムです。
小学校入学時に防犯ブザーが配られる小学校もありますが、壊れたり紛失したりすることがありますので、予備の防犯ブザーを用意しておきましょう。【防犯ブザーを選ぶときの注目ポイント】
(1) 音が大きいもの
優良防犯ブザーの推奨規定では85dB以上の音量が要求されていますが、できれば100dB以上の大音量タイプがおすすめです。(2) 使いやすいもの
防犯ブザーの操作はたいがいシンプルですが、デザインによっては子どもの手が迷うものもあります。必ず実際に触らせて、操作しにくそうなものや、もたつくものは避けてください。(3) ランドセルにしっかり取り付けられるもの
ランドセルのショルダーにストラップでぶら下げるだけだと、ぶつけたりなくしたりしやすいです。ストラップで取り付けられ、補助のベルトでショルダーにしっかり固定できるタイプがおすすめです。(4) 壊れにくいもの
子どもが使うことに配慮して、丈夫な構造のものを選びましょう。
また、強い防水・防滴機能のついたものを選ぶと、雨の日にも安心です。(5) ピンが抜けきらないもの
ピンを引いて抜ききるタイプの防犯ブザーだと、抜いたピンをなくしてしまう心配があります。
小さなお子さんの場合はピンが抜けきらないもの、もしくはボタンを押すタイプのもののほうが使いやすいです。子ども自身に選ばせると、キャラクターのものや、かわいいものを選んでしまいがちですが、学校によってはキャラクターものが禁じられている場合があります。ランドセルにつける防犯ブザーならシンプルなほうがいいと思います。
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ランドセルも防犯ブザーも毎日使うものですから、お子さん自身が使いやすいかどうかを目安に選ぶことがポイントです。入学準備をすることで、お子さん自身も小学生になるための心の準備ができていきます。防犯ブザー購入をきっかけに、安全や防犯についての知識も少しずつ身につけていけるといいですね!
2015.09.14