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子どもたちの世界映画祭「21stキンダー・フィルム・フェスティバル」レポート!

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セコムの舟生です。


今年もキンダー・フィルム・フェスティバルは盛り上がりました!今週末9月1日は防災の日
親子でご家庭内の備蓄品や非常持ち出し袋の中身、防災グッズなどを確認しておきましょう
万が一に備えた避難経路の確認や家族との連絡方法などもおさらいしてくださいね。

さて8月も最終週を迎え、来週からは新学期というお子さんが多いと思います。楽しい思い出はたくさんできましたか?
夏の経験を今後の親子のコミュニケーションにいかせるといいですね。


先日、8月7日~8月11日の5日間にわたって子どもたちの世界映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」が東京・調布市の調布グリーンホールで開催されました。セコムはこの映画祭に2006年から協賛しています。

映画やイベントが会場を盛り上げます。セコムもブースを出展し、プレゼントキャンペーンを実施しました。今年で21回目の開催となる「キンダー・フィルム・フェスティバル」は、世界三大映画祭のひとつ「ベルリン国際映画祭 児童映画部門」の協力で1992年から始まった、日本で唯一の子どものための世界映画祭。世界中から集められた子どものための良質な映画が、一堂に会します。

私も初日の8月7日にオープニングセレモニーに参加してきました。今回はその模様をレポートしたいと思います。

* * * * * * * * *


▼ いよいよ開催!お祭り気分が盛り上がる会場前
「夏休み最高の遊び場」をうたうイベントだけあって、調布グリーンホールと隣接する公園はお祭りムード一色。おいしそうな食べ物の屋台が並び、開場前からたくさんの子どもたちで賑わっていました。

大道芸を披露するピエロ、フェイスペイントをしてくれるブース、100円で買い物を楽しむ駄菓子屋さんなどなど、色とりどり、楽しそうなものでいっぱい。

「子どもたちにキンダー・フィルム・フェスティバルを楽しんでほしい!」
という主催者の温かい思いが会場いっぱいに満たされていました。訪れたお子さんたちには、映画の感動とともに、特別な夏の1日として思い出に刻まれたに違いありません。


豪華ゲストが会場を盛り上げます。右から戸田恵子さん、ジョン・カビラさん、中山秀征さん、内田恭子さん、ルー大柴さん。舞台挨拶のあと、ライブ吹き替えの実演に参加されました。▼豪華ゲストと共にオープニングセレモニーがスタート!
調布市の長友貴樹市長の挨拶で幕を開けた今年の「キンダー・フィルム・フェスティバル」。「年々規模が広がって、去年は1万2,000人以上の方が来場してくださった。今年もそれを上回るのではないか」という言葉どおり、客席はたくさんの親子連れで埋め尽くされていました。会場が調布市に移ってきて6年目、今ではすっかり「映画のまち 調布」の夏の風物詩になっているということです。

さて、今年の「キンダー・フィルム・フェスティバル」では、世界各国、300本以上の作品から厳選された、短編・長編あわせて約25本の作品が上映されました。初公開や日本未公開の外国映画、人気アニメの映画作品など、普段はなかなか観られない作品ばかりです。

「字幕が読めない小さな子も楽しめるように」という心配りから始まったというライブ吹き替え上映は、今ではこの映画祭の名物になっています。

緊迫のライブ吹き替え。映画を観ながら、その場で声を吹き込みます。オープニングセレモニーでは、同映画祭チェアパーソンの戸田恵子さん、広報宣伝大使を務める中山秀征さん、国際特別審査員の内田恭子さん、スペシャルサポーターのルー大柴さん、ジョン・カビラさんらが、「ピーターラビット ラディッシュどろぼうのおはなし」や、短編作「Moon~ムーン~」、「きかんしゃトーマス」など4作品をライブ吹き替えで上映。

楽しみにしていたライブ吹き替えは、ものすごい迫力!
声というものは、これほど表情豊かで、まっすぐに感情を伝えるものなのか...と改めて驚きます。目の前で命を吹き込まれていく映像に、小さな子も食い入るように見入っていました。

個人的におもしろかったのは、日本初公開の「ピーターラビット ラディッシュどろぼうのおはなし」です。ピーターラビットというと、ほのぼのした童話のイメージがあったのですが、映像作品はものすごいスピード感。畑や森を疾走するピーターたちのアクティブさに、吹き替えを務めた戸田恵子さんや内田恭子さんも圧倒されたそうで、「早い!でも楽しかった!」とお話されていました。

また他の作品も含めて、きれいに結論をつけて終るのではなく、その意味やその後のできごとについて考える余韻を残して終る作品が多いことが印象的でした。

▼子どもたちに映画の感動を伝えたい...戸田恵子さんのコメント
「クオリティの高い作品を日本の子どもたちに観てほしい」「世界にはいろいろな映画があると知ってほしい」という強い信念のもと、創意工夫を重ねて年々動員数を伸ばしてきた「キンダー・フィルム・フェスティバル」。今ではリピーターも多い、一大映画祭に成長しました。

5年前から同映画祭に関わってきた戸田恵子さんに、映画を観るということが子どもたちにとってどんな意味があるのか、うかがってみました。

映画祭チェアパーソンの戸田恵子さん「おうちでテレビやDVDを見ることはあると思いますが、映画の良さは、たくさんの人と同じ場所で同じ作品を観ること。大きなスクリーンの前で、よそのご家族や、同じくらいの年頃のお子さんもたくさんいて...こういう場に参加することは良い経験になると思うんです。

家族で同じ作品を観ても、それぞれ感じることは違うと思います。以前、映画祭にきたお子さんから、『お父さんがこういうところで泣いたのにビックリした』というお手紙をもらったことがあります。

好きとか嫌いとか、おもしろいとか、おもしろくないとか、違う感想を持つのは良いことなんです。世の中にはいろんな人がいて、いろんな感じ方がある...。そういうことを知るのも大事なことですよね」


まさにそうした経験は子どもの成長に欠かせないことだと思います。
さまざまな世界を体感できる映画は、絶好の教材かもしれませんね。

最後に戸田さんは「子どもは、大人が連れてこないと観られないんです。親御さんがお子さんをいざなって、こうした場に足を運んでほしいです」と熱いメッセージをくださいました。

* * * * * * * * *


「キンダー・フィルム・フェスティバル」に参加して、子どものためにつくられた世界中の映画をいくつも観ることができました。

日本ではちょっと味わえないテイストのものもありましたし、家では教えにくいような難しいテーマを扱ったものも。大人の私でも、笑ったり、ジーンとしたり、考えさせられたり...1日でいろいろな経験をさせてもらいました。

戸田恵子さんが「世界にはさまざまなすばらしい映画がある。それをもっと伝えたい」と繰り返しおっしゃっていた気持ちが、よくわかりました。

今年の「キンダー・フィルム・フェスティバル」は閉幕しましたが、今後も世界中からすばらしい作品を私たちに届けてくれることでしょう。今年このすばらしい体験をされた方も、今年は残念ながら見逃してしまった方も、来年また、ぜひ足を運んでいただきたいと思います!

2013.08.26

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