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今どこにいる?子どもの居場所と安全を確認する方法

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セコムの舟生です。

入学・進級から1カ月。
新しい友達の名前を聞くこともあるのではないでしょうか。
クラス替えなどで一緒に遊ぶ友達が変わると、遊び方や行き先も今までと変わってくるかもしれません。

どこへ行ったのか。
誰と遊んでいるのか。
保護者の方にとって、お子さんがどこにいるのか見当がつかないというのは、とても心配なものです。

そこで今回は、子どもの居場所や安全を確認する方法についてまとめます。


* * * * * * * * *


▼ 「子どもの居場所」を把握するには?
お子さんの居場所や行動を把握するには、日ごろから3つのことを意識するのがポイントです。

(1)交友関係を把握する
学校では誰とよく話すのか、休み時間は誰と遊んでいるのか、席が近い子は誰か...など、お子さんの話を聞いて交友関係を把握しましょう。
新しい友達の名前を聞いたら、家の場所も聞いておくと安心です。
できれば保護者同士でも交流の機会を持って、気軽に連絡しあえる関係を築いておけるといいと思います。

(2)よく行く場所を把握する
公園、児童館、図書館、駄菓子屋さん、友達の家など、子どもが足を運ぶ場所はたくさんあります。毎日、「今日はどこへ行ったの?どんなことをしたの?」と聞くことを習慣にしてみてください。
お子さんがどこでどのように過ごしているのか、学校や友達の家などよく行く場所の位置関係も見えてくるので、行動パターンがつかみやすくなります。
無理に聞き出すのではなく、お子さんが楽しく話せるように工夫してください。

(3)移動ルートを決めておく
お子さんがよく行く場所を把握できたら、そこに行くまでの道や帰るときのルートをあらかじめ決めておくことをおすすめします。
住宅街の中にも、子どもが通るには危険な道や死角が多い場所もあります。
「通ってはいけない道」や「行ってはいけない場所」を明確にしてあげて、なるべく明るくて人通りが多い、安全なルートを選ぶよう、教えましょう。


▼ もしものときのことを話しあっておく
出かけるときは、「どこで」「誰と」「何をするのか」「何時に帰ってくるのか」を家の人に伝えることが、防犯上の重要なルールです。

とはいえ、子どもの行動には「予定外」がつきものです。
児童館に行ったはずが、途中で公園に移動したり、友達の家に行ったりと、このようなことは日常的にあるのではないでしょうか。

「最初に約束した場所以外に行くのはルール違反」という意識を持たせておくことは大事です。
あらかじめ、「遊んでいるときに予定外の別の場所に行くことになったらどうするか?」をお子さんと話し合っておきましょう。

ほかにも、「友達が帰ってひとりになってしまったらどうするか」「門限を過ぎてしまったらどうするか」など、遊びに行ったときの「不測の事態」をいろいろ話し合ってみてください。
どのように対処するかをお子さんに考えさせ、なるべく具体的な対応策を一緒に決めておくと安心です。


▼ 子ども居場所を把握する安全グッズ
どれほど話し合っていても、子どもの居場所がわからないのは不安だという親御さんも多いと思います。
安全のために、GPS機能の付いた携帯電話やスマートフォンを持たせるご家庭も増えてきましたね。

しかし、携帯電話やスマホを持たせることは、インターネットトラブルなど、別のリスクを伴います
持たせる目的を明確にして、お子さんが安全に使える機種を選ぶことが肝心です。

たとえば、保護者が居場所を把握することが目的なら、メールや通話の機能がない「ココセコム」のような防犯グッズを持たせるのもおすすめです。

親御さんのスマホやパソコンから、精度の高い位置検索ができるほか、いざというときはボタンひとつの簡単操作で、安否確認やセコムへの緊急通報ができます。
余計な機能が付いていないので、小さなお子さんにも安心して持たせられるのが特長です。

また通話やメールの機能も重視するなら、キッズ向けの機種がおすすめ。
たとえばauのジュニアスマホ「miraie f(ミライエ フォルテ)」は、防犯ブザーやココセコムにも対応した防犯性の高いスマホです。
学齢にあわせてWEBサイトやアプリを制限するフィルタリング機能や使いすぎのリスクを軽減する機能なども充実しています。


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GPS機能付きのスマホや防犯グッズはひとつの安心材料にはなりますが、「持っているから安心」「あとは子ども任せ」というわけにはいきません。

お子さんがどこにいるのか、危ない行動をしていないかに注意を払うのは、やはり親御さんの役割です。

親の目が届かない時間に何をしているかを知るためにも、日ごろからお子さんとよくコミュニケーションを取ることを心がけましょう。
短時間でもいいのでお子さんと向き合って、興味を持って聞くことが大事です。

お子さんと何でも話せる関係を築ければ、行動や居場所もイメージしやすくなると思います。

2017.05.18

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